今年も、株式会社シップス(代表取締役社長:三浦義哲、東京都中央区)(以下「シップス」)は「海浜回収ペットボトルアップサイクルプロジェクト」を継続して実施します。
この取り組みは、美しい海の保全とその魅力を広く伝えることを目的とし、特定非営利活動法人下田ライフセービングクラブ(理事長:山口智史、静岡県下田市)(以下「下田LSC」)とシップス、が長年にわたり実施してきた海水浴客の方々が、自主的に参加しやすいビーチクリーン活動と、豊島株式会社(代表取締役社長:豊島半七、名古屋市中区)(以下「豊島」)の「漂着ペットボトルを回収し資源にする、UpDRIFTⓇ(アップドリフト)」の仕組みを活かして、下田市のご協力をいただき、この4者が協働で実施します。
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プロジェクトでは、ビーチクリーン活動と海浜ペットボトルの回収・アップサイクルが主な活動内容となります。ライフセーバーと一緒に遊泳客や海を楽しむ人々が自発的に参加しやすい形でビーチクリーン活動が行われ、回収されたペットボトルは豊島の「UpDRIFTⓇ(アップドリフト)」という仕組みを活用して資源として再利用されます。
下田の海の「美しさ」は、地元住民の方々や地元事業者、サーフィンの団体等の多くの方々の協力があって成り立っています。このプロジェクトを通じて、海水浴場を訪れた方々に、下田の海を楽しんでいただきながら、「私も美しい下田の海を守っていく仲間のひとり」という気持ちとともに海の環境保全について考えていただくことを目指しています。
参加者がビーチクリーン活動を通じて実際に海岸のごみを回収し、それをアップサイクルすることで、環境保全への意識を高めるきっかけになると共に、美しい海の保全に寄与することが期待されています。
昨年のビーチクリーン活動では、約80kg、約4000本の海浜ペットボトルが回収され、UpDRIFTⓇのしくみで繊維原料として資源化されています。そして、今年の新たな取り組みとして、UpDRIFTⓇ素材の下田市のオリジナルポロシャツを製作しました。
また、下田のライフセーバーのユニフォームもUpDRIFTⓇ素材を使用し、海浜で回収されたペットボトルを原料として製作してます。これにより、ビーチクリーン活動に参加した人々の取り組みが具体的な形で表現され、意識を高める効果を期待しています。
この取り組みによって、廃棄物として捨てられていた海浜ペットボトルが再利用され、環境に優しい商品として生まれ変わります。海浜ペットボトルを原料としたポロシャツやユニフォームは、みんなが参加したビーチクリーン活動の成果を象徴するものとなり、持続可能な循環型社会の実現に向けた一環となります。
今年も多くの人々がこのプロジェクトに参加し、下田の海の美しさと豊かさを守り、伝えていくことを願っています。また、美しい下田のビーチを守るためにみんなの力がどれだけ関わっているのかを意識してもらいたいと考えています。この活動は、下田の海への思いを共有し、海に関わる全ての人々が気づきを持つきっかけとなることを期待しています。
ビーチクリーン実施詳細
下田LSCが実施する「クリーンキャンペーン」(身の回りに落ちているごみを集めてパトロール タワーに持寄ります)において、ペットボトルの回収については、「UpDRIFTⓇ」の一環として実施します。
【日時】 2023/7/15(土)~ 8/27(日) 毎日午後1回(海水浴場によって時間が異なります、ライフセーバーにお尋ねください)
【場所】 白浜中央海水浴場・白浜大浜海水浴場・外浦海水浴場・鍋田浜海水浴場・多々戸浜海水浴場・入田浜海水浴場・吉佐美大浜海水浴場
〜きれいなビーチをみんなで守ろう〜
美しい自然を守るために、ビーチに遊びに来た方々に呼びかけて、みんなで一緒にごみ拾いをします。 ご参加いただいた方にはSHIPSオリジナルビーチバッグをプレゼントしています。
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事業者について
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●特定非営利活動法人下田ライフセービングクラブ
1978年より下田の水辺の事故ゼロを目指す活動を続けているライフセービングクラブ。44年間水辺の安全・啓蒙活動とビーチクリーン活動を続けています。下田では、1978年にビーチでのゴミ拾いから始まりました。これまで、「女性メンバーの参加、ジュニアプログラムの立ち上げ、世界大会の国内初開催、企業とのパートナーシップ、姉妹クラブとの国際交流、クラブの法人化」と、日本におけるライフセービングの歴史とともに活動を進めてきました。下田ライフセービングクラブは、「Safe & Clean -人のつながりを大切に-」をテーマに、水辺の事故ゼロを目指しつつ、人にも地球にも優しい取り組みをしていきます。
https://www.shimoda-lifesaving.com/
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●豊島株式会社
1841年創業。180年を超える歴史の中で、時代の変化に応じて事業領域を拡大。現在では世界各地から原料・糸・生地の買付け・販売や、最終製品の企画から生産管理、納品まで一連のプロセスを手掛けファッション産業のあらゆる過程において総合的に事業を展開しています。
また、持続可能なライフスタイルを提案する企業としてさまざまなサステナブル素材や機能素材の開発と提供、そしてテックベンチャーへの投資やスマートウェアの開発を推進しています。2019年より、「MY WILL(マイ・ウィル)」をステートメントとし、サステナビリティやテクノロジー、素材に対する当社の姿勢を打ち出しています。
https://www.toyoshima.co.jp/
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●株式会社シップス
1975年創業。日本初のセレクトショップとして“STYLISH STANDARD”をコンセプトにこだわりのスタイルを提案しています。
ONE SHIPS ACTIONはSDGsの達成を考えたCSR活動とサステナブルな取り組みを推進していくためのアクション。今そして今後もできることをSHIPSとして、またSHIPSスタッフ有志としてさまざまな活動を行っていくことを目的とします。様々なアクションの中で持続可能な未来を築いていくために少しのいいことを継続していきます。SHIPSは、今後もサステナビリティ活動の一環として、限りある資源を有効に活用し、持続可能な社会の実現に寄与してまいります。
https://www.shipsltd.co.jp/
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●UpDRIFTⓇ
海岸等で回収したペットボトル等をリサイクルし、環境負荷の低い新しい製品として甦らせる取り組みです。ペットボトル等の回収は、地域活動団体や地方自治体、企業等と連携して行うビーチクリーンアップ活動により実施し、分別や洗浄を行ってから資源化・製品化します。かけがえのない自然環境を守ることにつなげます。
https://updrift.jp/
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● SHIPS SAFE &CLEAN CAMPAIGN
夏の遊泳期間中、下田の各ビーチで下田ライフセービングクラブ主催の「セーフ&クリーン キャンペーン」をシップスがサポート。 1996年のサポートから28年目となる今年も人気イベント「ジュニアライフセービング体験」では、夏の海を安全に楽しむための知識や方法を学び、ビーチクリーン活動をライフセーバーと一緒に体験するプログラムが用意されています。
他にもその時に参加できる「クリーンキャンペーン」活動などを行います。
この活動を通して「海での安全な遊び方」や「人と環境への思いやり」を育むことができればという想いで長年開催されています。
https://ships-lifesaving.jp