我孫子市役所、ネットワーク強靭化のリプレースに「Ericom Shield」を採用

　株式会社アシスト（本社：東京都千代田区、URL： https://www.ashisuto.co.jp/ 、以下「アシスト」）が提供するインターネット分離ソリューション「Ericom Shield」（開発元：EricssonグループCradlepoint, Inc.（ 旧Ericom Software Ltd.））が、同製品の販売パートナーである株式会社大崎コンピュータエンヂニアリング（本社：東京都品川区、URL： https://www.oce.co.jp/ 、以下：大崎コンピュータエンヂニアリング）の提案によって、我孫子市役所（所在地：千葉県我孫子市、URL： https://www.city.abiko.chiba.jp/ 、以下：我孫子市）に採用され、職員の利用開始から1年以上の安定稼働が実現していることを6月5日付けで発表します。

【Ericom Shield採用の背景】
　2016年から2017年にかけて構築された自治体ネットワーク強靭化環境では、インターネット接続系ネットワークとLGWAN（統合行政ネットワーク）接続系ネットワークの分離により、セキュリティ面での安全性が担保される一方で、業務の効率性、利便性が課題となっていました。リモートデスクトップサービス（RDS）を活用したインターネット分離システムを利用していた我孫子市でも以下の課題を抱えていました。
●職員がインターネット閲覧を行うために、いくつもの手順を経なければならず、業務効率が低下していた
●インターネット接続系ネットワークにあるRDSサーバ自身はWeb閲覧やファイルダウンロードにより常にマルウェア感染リスクに晒されていた
●RDSサーバを活用したインターネット分離システムではダウンロードファイルの無害化までは対応できなかった
【Ericom Shield採用のポイント】
　我孫子市がEricom Shieldを採用した主な理由は以下の3点です。
●ローカルブラウザと仮想ブラウザの使い分けが不要なだけでなく、ユーザー教育や専門知識も不要で、誰でも利用することができる
●Ericom Shieldの仮想コンテナベースのアーキテクチャにより、インターネット接続系ネットワークのセキュリティリスクを最小限に抑えることができる
●Ericom Shieldにはファイル無害化システムが組み込まれており、インターネット上から無害化された安全なファイルを自動的にダウンロードすることができる
【採用後の効果】
　2022年1月の本番稼働から1年以上が経過した現在も、Ericom Shieldそのもののパフォーマンスの劣化や大きなシステム障害もなく、安定的に稼働しています。
【地方自治体への採用に向けて】
　アシストと大崎コンピュータエンヂニアリングは、今後も強力なパートナーシップのもと、我孫子市のEricom Shieldに関する運用保守を支援します。また、我孫子市の地方自治体での導入実績を活用し、両社共同でさらなるEricom Shieldの拡販を図っていきます。

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■Ericom Shieldについて

Ericom Shieldは、Cradlepoint社が提供する次世代型のWeb分離ソリューションです。Ericom Shieldの高度なリモートブラウザ技術により、エンドユーザのインターネット閲覧に関わる業務生産性を落とさずに企業のエンドポイント環境をインターネット上の脅威から完全に隔離・保護する革新的なソリューションです。Ericom Shieldはオンプレミス版、クラウド版があり、顧客環境の要件に基づいて選択可能です。2018年1月の販売開始以降、多くのパートナー企業との協業を通じて販売を拡大してきました。現在の導入企業は地方自治体、教育機関の公共団体から、通信キャリア、製造、金融、医療など業種・業態を問わず、また、数百から数万ユーザーまでの幅広い規模で導入されています。
詳細URL： https://www.ashisuto.co.jp/ericom-shield/

■大崎コンピュータエンヂニアリングについて

大崎コンピュータエンヂニアリングは、2018年1月に日本国内で「Ericom Shield」が販売開始された当初からEricomパートナーとして積極的にセールス活動を実施しており、公共系団体から民間企業まで幅広く「Ericom Shield」の提案、導入支援を行っています。

■アシストについて

アシストは、特定のハードウェア・メーカーやソフトウェア・ベンダーに偏らない、幅広いパッケージ・ソフトウェアを取り扱う会社です。複数のソフトウェアと支援サービスにアシストのノウハウを組み合わせ、企業の情報システムを情報活用、運用、データベースを中心に、近年ではクライアント仮想化やビジネスルール管理分野も拡充し支援しています。Web分離ソリューション「Ericom Shield」は2018年1月に、またそのクラウド版となる「Ericom Shield Cloud」は2021年6月に販売を開始しています。

■「Ericom Shield」に関するお問い合わせ

株式会社大崎コンピュータエンヂニアリング
URL： https://www.oce.co.jp/inquiry/10-02seihin/
株式会社アシスト　ビジネス推進本部
URL： https://www.ashisuto.co.jp/pa/contact/ericom-shield.html

■プレスリリースに関するお問い合わせ

株式会社アシスト　広報担当：田口、曽根原
TEL：[phone]
URL： https://www.ashisuto.co.jp/corporate/press_room/
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※本発表は株式会社大崎コンピュータエンヂニアリング、株式会社アシストの共同リリースです。両社から重複してお手元に届く場合がございますが、あらかじめご了承ください。