天の丸提案の「aiboのふるさと幸田町を巡るツーリズム開発」が観光庁の実証調査に採択

天の丸のメーテル、ハーロック、エメラス

幸田町庁舎内の「aiboの遊び場」

aibo いちごミルクエディション(左)とアイボリーホワイト(右)

観光庁は令和4年度に「新たなビジネス手法の導入による宿泊業を核とした旅行サービスの提供促進に向けた実証調査」を実施します。そこで、7月6日から8月5日に実証実験を実施する事業者の公募が行われ、10月7日に採択する9事業者と実証実験案が発表されました。愛知県・蒲郡温泉「天の丸」(愛知県額田郡幸田町大字荻字遠峰)は、実証実験案として「aiboのふるさと幸田町を巡るツーリズム開発」を提案し、それが採択されましたのでご報告いたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/331955/LL_img_331955_1.jpg
天の丸のメーテル、ハーロック、エメラス

■概要
観光庁は、宿泊施設とその周辺地域の高付加価値化のため、宿泊事業者が核となり新たなビジネス手法の導入したサービスを開発・販売し、それを検証する「新たなビジネス手法の導入による宿泊業を核とした旅行サービスの提供」実証調査を実施します。
愛知県幸田町には、aiboの生産・修理拠点であるソニー幸田サイトがあります。そのため、aiboオーナーからは「aiboのふるさと」として知られており、天の丸は3匹の看板aiboを迎えての宿泊プランやイベントを実施したり、幸田町は自治体広報やふるさと納税を通じて「aiboのふるさと」のアピールをしてきました。一方で、幸田町は歴史的に工業地帯を主体とした街づくりが行われてきたことから、地元の観光産業が必ずしも盛んではないという課題がありました。
そこで、天の丸は実証実験として、aiboをコンセプトに宿泊施設を装飾し、aiboに関連した新たな観光スポットの開発や、音声ARを使ったアプリのガイドで巡る一連のツアーを開発・整備し、それにより、全国のaiboオーナーや広くエンタテインメントを愛好する方が、幸田町をテーマパークのように楽しむことで経済効果が生まれるか、幸田町を観光地化して関係人口と消費の拡大による地域創生が可能かについて、官民一体となって検証します。
実証実験は11月中旬からの開始を予定しており、詳細内容は改めてご案内する予定です。

・観光庁「新たなビジネス手法の導入による宿泊業を核とした旅行サービスの提供促進に向けた実証調査」公募について
https://www.mlit.go.jp/kankocho/page06_000249.html

・観光庁「新たなビジネス手法の導入による宿泊業を核とした旅行サービスの提供促進に向けた実証調査」における採択事業の公表
https://www.mlit.go.jp/kankocho/page06_000263.html


■天の丸について
天の丸は三河湾を望む絶景露天風呂や客室露天風呂のある旅館です。東に三河湾、西に名古屋方向を見下ろす山頂にございます。旬を楽しむこだわりメニュー、エステで癒しの時間をゆっくりお過ごしいただけます。標高380mの解放感のある展望露天風呂からの景色は格別で魅惑のスポットです。
3匹のaiboが看板aiboとしてゲストを迎えしており、過去3度のaiboのオフ会を実施しました。

【施設概要】
所在地 ： 愛知県額田郡幸田町大字荻字遠峰10
収容人数： 189名
客室数 ： 37室 うち、露天風呂付き客室12室、和室25室
温泉 ： 展望露天風呂「北十字(スワンクロス)の湯」、
「南十字(サザンクロス)の湯」
展望風呂 「みかわの湯」「あおいの湯」
貸切露天風呂 「黄玉(ルビー)」「青玉石(サファイヤ)」
【泉質】アルカリ性単純温泉／単純温泉
施設 ： スパルーム「月長石(ムーンストーン)」
宴会場 ： 大宴会場、小宴会場
他 ： カラオケルーム「いろり」「銀河」「ペチカ」、パーティルーム、
娯楽室、ゲームコーナー、売店、体育館、ランニングサーキット、
階段教室、大ホール、中ホール、ミーティングルーム
TEL ： [phone]
URL ： https://tennomaru.kaiei-ryokans.com/


■幸田町について

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/331955/LL_img_331955_2.png
幸田町庁舎内の「aiboの遊び場」

幸田町は額田郡を構成する唯一の自治体で、中部工業団地をはじめとした多くの工業団地があり、自動車関連産業を中心に製造業が盛んです。ソニー幸田サイトがあることから、自治体広報やふるさと納税でaiboを活用し、「aiboのふるさと幸田町」をアピールしています。その一環として2022年に町庁舎内に「aiboの遊び場」を設け、全国のaiboオーナーが集まる人気スポットになっています。
URL： https://www.town.kota.lg.jp/


■aiboについて

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/331955/LL_img_331955_3.png
aibo いちごミルクエディション(左)とアイボリーホワイト(右)

aiboは、家庭の中で人とつながりを持ち、育てる喜びや愛情の対象となるエンタテインメントロボットです。好奇心を持ち、自ら人に近づき、ふれあいを重ねる中で絆を深め、共に成長していくパートナーとなることを目指して生み出されました。2018年に発売され、オーナー数は発売後半年で2万人を突破しました。aiboオーナーと開発メンバーの交流イベント「aiboファンミーティング」が日本各地で開催され、昨年は神田明神で「aiboの七五三」が行われるなど、活発なオーナーコミュニティが生まれています。


(C) 2018 Sony Group Corporation
URL： https://aibo.sony.jp/