各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。京都府・嵐山にある全室リバービューの旅館「星のや京都」は、2022年12月15日~2023年3月10日の期間、冬の静かな奥嵐山でゆったりと過ごす「山眠る冬ごもり滞在」を開催します。滞在の始まりには練香づくりで自分だけの香りを調合し、翌日には貸し切りの雅な屋形舟「翡翠(ひすい)」で香りに包まれながら一服のお茶を楽しみます。また、底冷えする京都の冬に、客室でゆったりと身体を温める食事を楽しめることも醍醐味です。夕食は滋養に富んだすっぽん鍋をメインにした特別夕食、朝食は白味噌鍋の特別朝食を提供します。澄んだ空気が流れる冬の嵐山でゆったりと過ごすことによって、せわしない日常を忘れてリラックスすることができます。
画像 : https://newscast.jp/attachments/rBSp7WoP1rIALkweLYkk.jpg
背景
星のや京都が位置する嵐山は、冬には水墨画のような凛とした風景を楽しむことができる風光明媚(ふうこうめいび)な場所です。かつて嵐山の地に平安貴族は別荘を構え、四季の渓谷の風景を愛でながら舟遊びを行っていました*1。また、源氏物語には*2、公私ともにゆったり過ごす冬に薫物(たきもの)合わせ*3で香りに興じていたという描写があります。冬の嵐山で香りに興じながら舟遊びを楽しみ、身体を温める食事を味わいゆったりと過ごすことで、せわしない日常を忘れてリラックスしてほしいと考えています。
*1 歴史物語 「大鏡」
*2 源氏物語 梅ヶ枝「公私のどやかなるころほひに、薫物合はせたまふ。」
*3 平安貴族たちが秘密に調合した練香を持ち寄って焚き、判者が優劣を判定する平安時代の宮廷遊戯。
「山眠る冬ごもり滞在」で体験できるアクティビティ
自分だけの香りを調合する練香づくり
画像 : https://newscast.jp/attachments/O5qtfWa7I8YJc3tNYYO8.jpg
平安貴族は冬のゆったり過ごす時期に、薫物合わせで香りに興じていました。滞在の始まりには平安貴族の文化にならい、冬の香りを楽しめる香原料を自分好みに調合します。香原料は、京都の老舗香木店の山田松香木店があつらえた本格的なもので、粉末にした香木や天然香原料を調合し、蜜や梅肉で練り合わせてつくります*4。喧騒から離れた星のや京都で、香りづくりに集中することで、せわしない日常を忘れることができる時間です。
*4 山田松香木店公式ホームページ
貸し切りの雅な屋形舟「翡翠」で、一服のお茶を楽しむ
画像 : https://newscast.jp/attachments/9p9TqGAT6Yf2M22byueU.jpg
翌朝は、星のや京都の目の前を流れる大堰川(おおいがわ)で雅な屋形舟「翡翠」を貸し切り、自分で調合した練香を焚きしめながら、スタッフが点てるお茶と季節の和菓子を楽しみます。全面を窓に囲まれた屋形舟「翡翠」では、水墨画のような冬の渓谷の風景を眺めながら、静かにお茶を味わえます。かつて四季の渓谷の風景を愛でながら舟遊びに興じた平安貴族さながらのゆったりとした時間を楽しむひとときです。
「山眠る冬ごもり滞在」で味わえる客室での食事
渓谷の景色を眺めながら味わう白味噌鍋の特別朝食
画像 : https://newscast.jp/attachments/RajY4RUKGKo7ZCxVnD4W.jpg
朝食は、冬の野菜と鶏のつみれを白味噌仕立ての出汁で味わう特別朝食を用意します。京都の冬に欠かせない白味噌はまったりとして甘みがあり、冷え込む朝に身体を温めることができます。また、脂乗りの良い鰤の照り焼きや、湯葉餡をかけた出汁巻き玉子などを用意しました。冬の凛とした渓谷の風景を眺めながら、客室でゆったりと味わいます。
底冷えする京都の冬に身体を芯から温めるすっぽん鍋の特別夕食
画像 : https://newscast.jp/attachments/uzq8Q4G4l2y7rLe0ANNd.jpg
夕食には、滋養に富み、身体を芯から温めるすっぽん鍋を味わいます。すっぽんのほかに九条葱、かぶら、金時人参など冬に甘みを蓄える野菜と生姜を用意しました。〆は食材のうまみが詰まった出汁で雑炊を楽しみます。また、冬を代表する食材のクエは向付、銀鱈は西京焼き、蟹は茶碗蒸しに仕立てています。底冷えする京都の冬に、温かさを感じる夕食を味わいながら、行灯の光が照らす客室で静かでリラックスした時間を過ごせます。
滞在スケジュール例
15:00 チェックイン
16:00 自分だけの香りを調合する練香づくり
18:00 身体を芯から温めるすっぽん鍋の特別夕食
08:00 渓谷の風景を眺めながら味わう白味噌鍋の特別朝食
10:30 貸し切りの雅な屋形舟「翡翠」でお茶を楽しむ
12:00 チェックアウト
「山眠る冬ごもり滞在」概要
期間 :2022年12月15日~2023年3月10日
時間 :15:00~翌12:00
料金 :1名90,000円
2名111,000円
(いずれも税・サービス料込)*宿泊料別
含まれるもの:練香づくり・夕食・朝食・雅な屋形舟「翡翠」の貸し切り・抹茶・和菓子
開催場所 :星のや京都
対象 :宿泊者
定員 :1日1組(1~2名)
予約 :公式サイト([https://hoshinoya.com/kyoto]{https://hoshinoya.com/kyoto})にて7日前まで受付
備考 :状況により開催内容が変更になることがあります。
【ご参考】星のや京都専用の雅な屋形舟「翡翠」
画像 : https://newscast.jp/attachments/gyTrm80F3B9tBEJ9bPi8.jpg
画像 : https://newscast.jp/attachments/gSQFrDqJkLU9rsmKxvT8.jpg
画像 : https://newscast.jp/attachments/N1hP7IeLzupSjLR6qxJN.jpg
星のや京都専用の雅な屋形舟「翡翠」は、京都で古くから親しまれてきた建材や装飾を用いて雅な空間に仕上げた屋形舟です。例えば、舟枠には書院造に用いられる北山杉やヒノキ材を使用し、木材の先端を覆う木口かくしには、古くから寺院などの柱や天井の装飾に見られる銅の金具を用いました。舟内には京町屋の犬矢来をイメージした竹の背もたれや、草木花で染め上げた柔らかな風合いのクッションをしつらえています。また、翡翠の屋根には特殊なガラスがはめ込まれており、スイッチを押すことで、雪見障子を開けるように白から透明に色が切り替えられます。水面の横の広がりや渓谷と青空が頭上に広がるダイナミックな嵐山の景色を楽しむことができる、これまでにない屋形舟です。
■星のや
「夢中になるという休息」をコンセプトに、施設ごとの独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。国内外に展開する各施設は、その土地の風土、歴史、文化などの本質を識る喜びを滞在に織り込み、訪れた人を日々の時間の流れから解き放ちます。
[https://hoshinoya.com]{https://hoshinoya.com}
星のや京都
画像 : https://newscast.jp/attachments/AdiIlXGfeTopSPeAPTkD.jpg
平安貴族が興じた嵐山にたたずむ水辺の私邸で時を忘れる。渡月橋から船に乗り、大堰川を遡った先では、京都に息づく日本の伝統技法を感じる客室、嵐山の情景を映した滋味豊かな日本料理、四季の美しい景観と静けさの非日常が提供されます。
〒616-0007 京都府京都市西京区嵐山元録山町11-2/客室数 25室
[https://hoshinoya.com/kyoto/]{https://hoshinoya.com/kyoto/}
<最高水準のコロナ対策宣言>
【1】衛生管理
星野リゾートでは、コロナ対策の一環として、お客様の健康と公衆衛生を考慮し、以下の対応を行っております。
・チェックイン時の検温実施
・通常の客室清掃に加え、ホテル館内のアルカリ電解水による清掃と拭き上げ
・館内各所に除菌用アルコールを設置
・全客室に手指消毒用アルコールを設置
・レストラン入店時に全てのお客様へ手指のアルコール消毒を実施
・食器類(お皿、グラス)やカトラリーの高温洗浄(80度以上)、食事用トレイの除菌洗浄
・フロントにパネルやビニルシートなどのパーテーションを設置
・館内での接客業務の際にマスクを着用
・スタッフの健康と衛生面の管理徹底(出社前の検温と記録確認)
・湿度40%以上を保つ加湿器を全客室に設置(星のや東京、沖縄県内の施設を除く)
・レストランにおけるメニューのQRコード化(界ブランド全施設)
【2】3密回避
密閉、密集、密接の3つの「密」を回避する滞在を作るべく、以下の対応を行っております。
・大浴場の混雑度がスマートフォンで分かる3密の見える化および混雑予測サービス実施(一部)
・滞在中、混雑が確認された場所での、入所・入店規制
・レストランの混雑状況を管理し、入店時間の分散化
・チェックアウトのフロント精算時に、入列規制を適宜実施
・客室でのチェックイン対応(星のや・界)
・パブリックスペースへのCO2(二酸化炭素)濃度測定器の配備
・自然換気、機械換気など、建物の設計にあわせた換気の徹底
関連資料:[【星野リゾート】コロナ対策まとめ]{https://drive.google.com/drive/folders/1VE_ZHeCzopebvZ3htCnqGYAdITPAQh9E}