Archi Concier ロゴ
住宅に必要な基本性能
書籍表紙
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/326766/LL_img_326766_1.png
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このサービスは、当社が必要だと考える一定以上の断熱・気密等の性能※1で住宅設計を行うことを約束した意識の高い建築家20名が登録しています。一般の方には見極めにくい、デザインと高性能を両立する設計を行っている建築家を厳選して紹介するマッチングサービスです。単に建築家を紹介するだけではなく、当社のコンシェルジュが、土地の探しや資金計画、家の素材や性能、補助金のご案内や、建築家と施主との間に立ち各種の調整・コーディネートを行い、煩雑になりがちな建築家との住まいづくりをサポートいたします。
サービス利用者は、設計コンペコースをはじめとした複数のコースからサービスを選べます。例えば、設計コンペコースは、2組の建築家からプランのプレゼンテーションを受けることができるサービスです。当社のコンシェルジュが最初のヒアリングから同席し、各プランの取りまとめを行います。
本サービスは、全国を対象エリアとしており、基本的には無料のサービスです。(設計コンペコースは有償)
なお、本サービスのリリースに先立ち、すでに本サービス登録建築家の設計による6つのプロジェクトがすでに進んでいます。そのうち3プロジェクトは、高気密・高断熱の賃貸の共同住宅のプロジェクトになります。
本サービスは、主に戸建住宅を想定していますが、賃貸住宅やクリニック・幼稚園・高齢者施設等についても積極的に対応していきます。特に、高気密・高断熱の賃貸住宅は供給が少なく、社会的にもニーズが高まっています。
※1 当社が必要だと考え本サービスに参画する建築家が対応する住宅の性能
■住宅に必要な基本性能
【断熱性能】
日本住宅性能表示基準の断熱等性能等級6(東京・横浜・名古屋・大阪等の6地域では、UA値0・46以下)を上回る断熱性能を確保する。
【気密性能】
気密測定を行い、C値1・0以下を確保する。
【耐震性能】
許容応力度計算に基づく耐震等級3もしくは品確法に基づく耐震等級3以上の性能を確保する。
【劣化対策】
品確法の劣化対策等級3以上とすることを原則とする。
その上で、木造の場合の防蟻処理は、合成殺虫剤系の薬剤は使用せず、ホウ酸処理もしくは加圧注入材によるものとする。さらに、アメリカカンザイシロアリ対応を鑑み、原則として主要構造部すべてに防蟻処理を施すものとする。
【RC造の場合の断熱】
RC造の場合は、外断熱を原則とする。
【パッシブデザイン】
夏期の日射遮蔽、冬期の日射取得に十分に配慮した設計とする。
【外壁材および屋根材】
中長期的なメンテナンスコストに十分に配慮した建材を選定するものとする。
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住宅に必要な基本性能
■書籍「人生の質を向上させる デザイン性×高性能の住まい
~建築家と創る高気密・高断熱住宅~」の出版
本サービスのリリースに合わせて、ゴマブックス株式会社から「人生の質を向上させる デザイン性×高性能の住まい ~建築家と創る高気密・高断熱住宅~」という書籍をPOD(プリントオンデマンド)で出版します。A4サイズ218ページの書籍で、本サービスに参画する20名の建築家の作品の紹介と近畿大学副学長・建築学部学部長岩前篤教授、東北芸術工科大学竹内昌義教授、東京大学大学院前真之准教授(50音順)をはじめとした豪華執筆陣による20本の住まいづくりのポイントをまとめたコラムから構成されている書籍です。デザインと性能のバランスの取れた住宅の事例とともに、20本のコラムに目を通すことで、住まいづくりに必要なポイントを知ることができる書籍になっています。
書籍URL: https://amzn.to/3rz1Lr5
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/326766/LL_img_326766_3.png
書籍表紙
■高気密・高断熱住宅のメリット
我が国の住宅の断熱・気密性能は、一般的にはあまり知られていませんが、先進国中でもっとも低い性能水準にとどまっています。この性能を引き上げ、高気密・高断熱住宅化することにより、居住者には次のようなメリットがあります。
(1) ヒートショックリスクの大幅な低減:消費者庁によると年間19,000人(昨年の交通事故死者数の約7.2倍)もの人が亡くなっています。
(2) 結露がほとんど生じないため、カビ・ダニの増殖を抑制し、アレルギー・喘息発症リスクを低減します。
(3) 冬暖かく、夏涼しく、家の中に温度差の生じない快適な居住環境の実現し、QOL(クオリティ オブ ライフ)の向上にも寄与します。
(4) 経済的メリット:ある程度以上の返済期間の住宅ローンを組む場合、性能向上に伴う建築費増額による住宅ローンの支払額の増加分よりも冷暖房光熱費の削減額の方が大きく、初年度から経済的なメリットがあります。
(5) 健康・快適に住まいながら地球温暖化対策に貢献することができます。
■本サービスの社会的意義
本サービスには、次のような社会的な意義があります。
(1) 我が国は、2030年度までに温室効果ガスを13年度比で46%削減することになっており、部門別では、家庭部門(住宅)で66%という産業部門や運輸部門等に比べて最も大きな削減目標が定められています。そのため、住宅分野の省エネ化は、喫緊の課題であり、建築物省エネ法が改正され、2025年までに省エネ基準への適合が義務化されます。また、日本住宅性能表示基準の断熱等性能等級も従来の最高等級だった等級4が義務化に伴い最低等級になり、上位等級として、等級5・6・7が新たに定められました。このような状況において、建築家が設計するデザイン性に優れた住宅も脱炭素社会に向けて省エネ性能の向上が必要であり、本サービスはそれに貢献するものです。
(2) 一般的にはあまり知られていませんが、我が国の住宅の省エネ性能(特に断熱・気密性能)は、先進国中で極めて劣っている状況にあります。例えば、住宅の断熱性能を決める重要な要素である窓の性能については、日本サッシ協会が定める断熱性能のラベリング制度で最上位の☆☆☆☆であるU値2.33〔W/m2・K〕レベルのサッシは、欧米の多くの国では最低基準を満たしておらず、使うことすら許されません。省エネや脱炭素以外に、居住者の健康やQOL(クオリティ オブ ライフ)の向上、光熱費負担軽減という観点からも、住宅の断熱・気密性能の向上は重要課題であり、本サービスは我が国の住宅の省エネ性能向上に資するものです。
(3) 一般的には、建築家と名乗る人たちは建築のプロで、住宅の性能にも十分に精通していると思われているようです。ところが、実態は異なり、特にデザイン性を売りにしている建築家の多くは、住宅の断熱・気密性能や、冬の日射取得・夏の日射遮蔽等のパッシブデザインについて、興味も知識もないというのが実情です。そのため、デザインにこだわった住宅を建てたいと考える比較的富裕層の方々が、建築家に自邸の設計を依頼して、デザインは優れているものの、住み心地の悪さやあまりに冷暖房光熱費がかかり、後悔している方々が多くなっています。ただ残念なことに、一般の方々にとって、デザインと性能のバランスの取れた建築家を見極めることは、とても困難なことです。
本サービスは、そのような方々が、満足いく住まいづくりを実現することをサポートするものです。
■本サービスのWEBサイト
本サービスのWEBサイトのURLは以下になります。
https://smlhousing.com/cocochireno/
■会社概要
商号 : 住まいるサポート株式会社
所在地 : 神奈川県横浜市港北区新横浜3-7-18 エキスパートオフィス706
代表者 : 代表取締役 高橋 彰
設立年月日: 2018年8月13日
事業内容 : 住まいづくりのサポート事業
(高気密・高断熱のハウスメーカー・工務店の紹介事業)
資本金 : 3,400万円(資本準備金含む)
関連会社 : ウィルシー株式会社
(宅地建物取引業免許 神奈川県知事(1)第30346号)
URL : https://sml-support.com/