Pagani Utopia(1)
Pagani Utopia(2)
Pagani Utopia(3)
Pagani Utopia(4)
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/326591/LL_img_326591_1.jpg
Pagani Utopia(1)
【Introduction】
私たちは6年以上の長い開発期間の中で、4,000枚以上のスケッチ、10台のスケールモデル、1台の風洞用モデルと2台の1:1スケールモデルを経て8台のプロトタイプを作り上げました。時代を超えた最先端なプロダクトを制作することに犠牲を惜しむことなく情熱と努力を注ぎ込みました。
【Pagani, actIII】
Paganiが30年目を迎えた今日ここに3作目が誕生しました。C8プロジェクトのZondaで伝説を築き、C9プロジェクトのHuayraはアクティブ・エアロダイナミクスとカーボン・チタニウムを融合したことにより世界的な規模へと発展しました。3作目となるコードネームC10はパワーアップ、性能向上、構造とエアロダイナミクスの改善は当然のこととして、より優れたものを目指しました。
【AIMS and AMBITIONS】
Horacio Paganiは彼の顧客たちに次期モデルに期待していることを尋ねたところ、それはシンプルであること、軽快であること、運転する楽しさを備えていることでした。そこでC10プロジェクトはトレンドに逆らう形で開発されることになったのです。重いバッテリーもハイブリッドシステムもありません。素晴らしいV12を搭載し、デュアルクラッチシステムではなく純粋な7速マニュアルかオートマチックのトランスミッションを採用しました。ドライバーのあらゆる操作により早く反応し、車との一体感のある純粋なドライビングを体験することができるのです。それは「クラシック」の新しい定義と言えるでしょう。
高い理想を掲げたモデルにふさわしい名前はどのようなものか?「Utopia=理想郷」とは自分達の未来を切り開こうとする者だけがたどり着く場所なのです。
【WHAT WE SEE】
UtopiaはそれまでのPaganiらしいボディラインを備えつつも、より流れるような曲線的なフォルムを纏うことで全く異なる表情、輪郭を与えています。その滑らかな輪郭は一目見た時から印象にのこることでしょう。ハイパーカーの中には多くのスポイラーを備えているものがありますが、Utopiaは余計な空力的なパーツを用いずにボディのデザインのみによって大きなダウンフォースと空気抵抗の低減を実現しています。
鍛造ホイールの外周に設けられたタービン状のカーボンファイバー製エクストラクターは、ブレーキから熱気を逃がし、車体下部の乱流を軽減します。カーボンセラミック製ブレーキのキャリパーは軽量化された新しいデザインとなります。
ピレリタイヤは大きなトルクを効率よく地面に伝え、並外れたロードフィールをもたらします。ホイールサイズはフロントが21インチ、リアが22インチとなります。
サイドミラーはまるで宙に浮いているかのようにボディから離されて装備されおり空力性能を高めています。テールライトはリアウィング脇の空気の排出口に装備されています。また、ブランドデザインの特徴にもなっているチタン製のクワッドエキゾーストも健在であり、それには熱を効率よく逃がすためにセラミックコーティングが施されていますが、それでもシステム全体の重量は6キログラムをわずかに超える程度となっています。
【A GLANCE TO THE FUTURE, A TRIBUTE TO THE PAST】
Utopiaのインテリアはエクステリア以上に独創的で、モダンでもレトロでもありません。液晶モニターは最小限に、それ以外のメーターは全てアナログ式です。ステアリングホイールやペダル類は全て無垢のアルミブロックからの削り出しで、ギアレバーの機構はむき出しのままですが、これまで以上に洗練されたものになっています。
【WHAT MAKES IT WHAT IT IS】
多くの時間を費やした風洞実験の結果、Utopiaは非常に高い速度域でも確実なハンドリング性能と安定性を備えています。それは電子制御のショックアブソーバーと相まってあらゆる走行条件のもとで最適な挙動を確保します。ダブルウィッシュボーン・サスペンションは航空宇宙用のアルミニウム合金製で、これはサーキット専用バージョンであるHuayra R開発の恩恵を受けたものですが、日常のロードユースにも対応した仕様になっています。
歴代モデルにも採用されてきた強度と軽さに優れたカーボンモノコックは、繊維の織り方を改善し、カーボン・チタニウムやカーボトライアックスなどの複合素材と組み合わされています。特別に開発された新しいAクラスカーボンは同じ質量で38%もの追加剛性を提供します。
ハイパフォーマンスカーは必要な全ての安全性を備える必要があります。Utopiaは開発からプレテスト、ホモロゲーション承認に至るまで、50を超える厳しい衝撃テストに合格しグローバル認証を獲得しました。
【AT YOUR SERVICE】
Mercedes-AMGがPaganiのために特別に製作した6リッター・ツインターボエンジンは864bhpの出力と1,100Nmという驚異的なトルクを発揮します。カリフォルニア州を含む最も厳しい排ガス規制をクリアしながら、より高回転で、より柔軟で、よりパワフルな走りを実現しています。また、効率的ではあるが重いデュアルクラッチ・トランスミッションは採用せず、コンパクトで軽いXtrac製のヘリカルギアを用いたギアボックスを選択しました。横置きにすることで重心が最適化されています。そして何よりもそれはPaganiの愛好家が求める本物の7速マニュアル・トランスミッションです。オートマチックトランスミッションがどんなにインテリジェントになったとしても、ギアチェンジというものはドライバー自らが行うものであるべきだからです。
【THE STARTING POINT】
Horacio Paganiはアーティストであり、自動車は彼自身を表現するための手段なのです。彼が何かを描くとき、それがどんなに美しくても、彼が作り出す形は、それが果たすべき機能としての結果なのです。
Paganiにとって、偉大なるレオナルド・ダ・ヴィンチは常に重要な存在であり、彼は常にレオナルドの庇護のもとに、芸術と技術の融合が可能であると信じてきました。
芸術家であり発明家でもあるレオナルドは、技術的なインスピレーションと美しい造形への愛情を併せ持っていました。このフィレンツェの天才と自分を比べるのではなく、同じ道を歩むということ。
彼にとっては、技術的に正しくない形はエレガントとは言えないのです。そして、技術的な困難を克服したとき、その解決策に美しさを見出すことができるのです。
【NEW STRENGTHS】
Paganiは1999年に独立したとき従業員はわずか25名でしたが、現在では180名ものスタッフを擁しています。本質的には家族規模の企業であることに変わりはなく、年間50台を生産する施設は工場の組み立てラインというよりも、むしろ仕立て屋のアトリエのようです。25年ほど前、Zondaの設計と製造はごく少数のチームとわずかな資源で行われました。この小さな会社は、どのような決定がなされようとも、どんなに創造的なアイデアが出ようとも、それを迅速かつ優れた品質基準で実現することができるのです。トップクラスのレーシングチームに匹敵するほどの技術が、限定生産されるロードゴーイングカーのために活かされます。
Utopiaのクーペモデル最初のシリーズは99台の製造となっており、幸運なPagani愛好家の方々に既に割り当てられています。
■Pagani Utopia 諸元
乾燥重量 :1,280kg(2,822lb)
最大出力 :864HP(635kW) at 6,000 RPM to 5,900 RPM
最大トルク :1,100 Nm from 2,800 RPM to 5,900 RPM
エンジン :Pagani V12 60°5,980 cc twin turbochargers, developed
on a bespoke basis by Mercedes-AMG
ギアボックス :Pagani by Xtrac 7-speed transversal AMT
(Automated Manual Transmission) or pure manual,
with electro-mechanical differential
シャーシ :Monocoque in Pagani Carbo-Titanium HP62 G2
and Carbo-Triax
HP62 with front and rear tubular subframes
in CrMo alloy steel
サスペンション:Forged aluminum alloy independent double wishbone with
helical springs and electronically controlled shock
absorbers
ブレーキ :Pagani by Brembo 4 ventilated carbon-ceramic discs
brake unit,
410x38 mm with 6 pistons monolithic calipers at the front and
390x34 mm with 4 pistons monolithic calipers at the rear
タイヤ :Pirelli PZero Corsa 265/35 R21 at the front and 325/30 R22
at the rear;Pirelli SottoZero for driving in low temperatures
■SKY GROUP「PAGANI」神戸ショールーム
〒651-0088 兵庫県神戸市中央区小野柄通4-1-15 振興ビル1階
営業時間:10:00-18:00
定休日 :火曜日
TEL :078-231-8336
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Pagani Showroom
■SKY GROUP「PAGANI」品川ワークショップ
〒142-0041 東京都品川区戸越6-13-14
定休日:水曜日
TEL :03-3447-1909
■SKY GROUPについて
輸入車16ブランドの正規ディーラーとして、ラグジュアリーカー、プレミアムカー、スーパーカー、ハイパーカーなどの新車・中古車の販売、レンタカーサービス、アフターメンテナンス、各種イベントを事業展開しているグループ企業です。お客様に最新の情報と新しいカーライフの提案を行っています。
■グループ概要
設立 : 1985年9月
代表者 : CEO 笠井 成人
関東本社 : 〒106-0047 東京都港区南麻布5-2-32(SKY GROUPヘッドオフィス)
URL : http://www.sky-g.org