北海道十勝のベンチャー企業を支援するコントレイル、「新メディアで地方への人の流れを創出する」起業家へ出資 十勝地域の雇用創造・地域活性化を目指す

株式会社スマヒロ(ロゴ・カラー)

株式会社スマヒロ(ロゴ・モノクロ)

北海道十勝の起業家やベンチャー企業に対して出資等のファイナンス支援、事業支援、ビジネス講習、人材支援等を行う合同会社コントレイルは、都市圏の人材と十勝の企業をマッチングさせるUIJターン専門求人Webメディアを立ち上げる北川 宏氏への出資を決定し、実行したことを下記の通りご報告いたします。今後、同氏は株式会社スマヒロ(本社：帯広市、代表：北川 宏、以下 スマヒロ)を立ち上げる予定です。同案件は、コントレイルとして1号案件となります。


■背景と目的
コントレイルは、地域の活性化のために、十勝地域にあるリソースを使い、起業やビジネス支援を手掛け、地域に雇用を生み出す「地域に資するビジネス」をサポートするために2021年3月、株式会社山忠HD(北海道河東郡音更町、代表取締役：山本 英明)と株式会社そら(北海道帯広市、代表取締役：米田 健史)が共同出資で設立した地域活性化ファンド(伴走型)です。

同年4月、公益財団法人とかち財団(理事長 米沢 則寿：帯広市長)内にビジネス相談機能を持つ「O-KISOU(オキソウ)」を設置。とかち財団の協力の下、広くアイデアを募集し、コントレイルがアドバイザーという形で、ビジネス相談や事業計画のブラッシュアップ、資金計画などの相談を受けてきました。

今回の「スマヒロ」は、帯広信用金庫と十勝19市町村のほか野村総合研究所、とかち財団、北洋銀行、北海道銀行らが共同で取り組む、新たな事業創造を目指す「とかち・イノベーション・プログラム」から始まり、O-KISOUでビジネス相談を受けながらブラッシュアップを経た後に、コントレイルから出資をする第一号案件となります。今後も新たな投資先の検討を継続することで、十勝を活性化させる企業を輩出するべく尽力してまいります。


■山忠HDグループ
山本忠信商店を中核企業とする山忠HDグループは、創業昭和28年から現在に至るまで十勝の生産者に寄り添い、地域の生産者が育てた良質な農産物を全国の消費者に届けて参りました。


■株式会社そら
株式会社そらは、金融機関出身のメンバーで2020年4月に創業した会社で、現在はグランピングリゾートやホテル等の観光・宿泊業を中心に事業を行っております。

＜投資1号案件について＞
都市圏への人口流入が続く中で、地方の力は徐々に失われつつあります。人口減少→人材不足→企業の衰退→地域の衰退という悪循環を好転させるには、地域に根差した企業が生まれ、雇用を創造し、地域を活性化させる必要があります。株式会社スマヒロはデジタルメディアを通して「人」に対し、情報提供の最大化を図ることで地域課題を解決できると期待しています。


■株式会社スマヒロについて
スマヒロは、「圧倒的におもしろいメディアが地方を救う」というコンセプトのもと、デジタルメディアの力で十勝のあらゆる課題を解決する企業です。先ずは、地域最大の課題のひとつ「人材不足」を解消するため、移住促進事業「UIJターン専門求人Webメディア」を立ち上げるとともに、地域住民のコミュニケーションツール「地域SNS事業」のほか、地域のBtoB及びBtoCでのダイレクトマーケティングを可能にするシステムを組み込んだ新たなWebメディアを誕生させ、地域活性化と地域の魅力発信を兼ね備えたデジタルメディア運営を通して、十勝地域の発展に寄与します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/317025/LL_img_317025_1.png
株式会社スマヒロ(ロゴ・カラー)

商号 ：株式会社スマヒロ(SUMAHIRO CO., LTD.)
代表 ：北川 宏
設立年月日 ：2022年夏頃(現在準備中)
主な事業内容：
「圧倒的におもしろいメディアが地方を救う」というコンセプトのもと、UIJターン専門求人Webメディアの運営(人材紹介業)をはじめとしたWebメディアの運営および広報・PR代行、メディア開発コンサルティングのほか、観光PRや十勝でのインターンシッププログラムの開発・実施を通して、「交流人口」や「関係人口」の創出にも注力し、地域経済の活性化を目指します。

スケジュール：
2022年夏頃 会社設立(現在準備中)
2022年9月 UIJターン専門求人Webメディアオープン(予定)
2023年8月 十勝限定ローカルSNS及び十勝を発信するWebメディアをオープン(予定)

＜PROFILE＞
北川 宏 株式会社スマヒロ(予定) 代表

1977年生まれ。北海道帯広市出身。大学卒業後、地方新聞、経済誌、月刊誌の記者、雑誌編集者(日本)を経て、タイ・バンコクへ移住し、週刊誌(海外)の編集長。2020年に本帰国。編集者として、紙・Web媒体の創刊・運営のほか、動画コンテンツ制作、中小企業整備基盤機構の国際化支援アドバイザーなどを経験。東南アジアの商流や物流経済に精通。強みは「繋げて巻き込むチカラ」。好きな言葉は「陰徳あれば陽報あり」。2022年7月株式会社スマヒロを立ち上げ予定。

記者12年／編集者10年
東京13年(2001-2013)／バンコク7年(2013-2020)