ユニマットRCと静岡SSUボニータ1月11日より協業開始
画像提供:静岡SSUボニータ
「イマドキシニア」プロジェクト・イメージビジュアル
「そよ風」の食事イメージ
また、今回の協業に先行し、当社の資源を活かしたサポートとして、「静岡SSUボニータ」の選手に対し、2021年8月より、競技活動と両立できるシフトでの就労支援を実施しております。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/293779/LL_img_293779_1.jpg
ユニマットRCと静岡SSUボニータ1月11日より協業開始
■協業概要
(1) 「静岡SSUボニータ」の選手に対し当社施設「そよ風」で管理栄養士が監修した夕食を提供
(2) 「そよ風」利用のお客様および「イマドキシニア」に役立つ機能訓練プログラムの共同開発
(3) 「静岡SSUボニータ」の選手と「そよ風」利用のお客様との異世代交流(食事やレクリエーション等)
(4) 「静岡SSUボニータ」の試合を「そよ風」利用のお客様が観戦・応援
当社からの提供内容は、いずれもスポーツチームおよび選手が日常感じている困りごとに対し、当社の資源を活かしサポートを行っていくものであり、「静岡SSUボニータ」でも選手の栄養管理が課題の一つとしてあげられたことから、オフィシャルフードサプライヤーとして栄養支援を行います。
具体的には、「静岡SSUボニータ」のトップ選手20名に対し当社が運営するデイサービスとショートステイの複合施設「磐田ケアセンターそよ風(*2)」で、当社の管理栄養士が監修を行う温かくおいしい「そよ風」の食事(夕食)を週に4回提供します。
「静岡SSUボニータ」からの提供内容は、当社が運営する高齢者介護事業「そよ風」利用のお客様および「イマドキシニア」に役立つサッカーの動きなどを取り入れた機能訓練プログラムの共同開発になります。
また、施設一丸となってチームを応援する機運を高めるためのグッズ提供や、施設への日常的な訪問による「そよ風」利用のお客様と食事やレクリエーションなどを通じた交流のほか、スポーツ選手という専門性を活かした機能訓練プログラムの直接的な実践を行います。
■期待できる効果
*栄養支援を通じて「静岡SSUボニータ」選手のさらなる活躍をバックアップ
*「静岡SSUボニータ」チームおよび選手に対して新しいファン層の獲得
*「そよ風」利用のお客様に対して、刺激、応援や観戦などの楽しみといった新しい価値を提供
*「そよ風」利用のお客様やそのご家族、施設スタッフ、選手、地域住民など多世代の地域交流を推進
*サッカー(スポーツ)の力を取り入れた新しい介護およびサービスの開発、シニアのフレイル・介護予防
このたびの協業により、「静岡SSUボニータ」にとっては、スポーツ選手としての身体づくりのうえで重要となる「栄養問題」が解決することが期待されます。また、地元ファンが大きな資産となるチーム、選手にとっては、若い世代のファンが多い現状から、シニアまでのファン層拡大につながるメリットがあります。
なお、今回の協業により、当社がオフィシャルサプライヤーを務める女子スポーツチームは、2チームとなり、女性アスリートやチームの競技環境、社会的地位の向上にも積極的に応援してまいります。
そして、「そよ風」利用のお客様にとっては、元気いっぱいの選手との交流による刺激、チームや選手を応援するという楽しみなど新しい価値が生まれます。「そよ風」利用のお客様のご家族にも『「そよ風」に行くと元気になって帰ってきてくれる』と感じていただけるようなサービスになると期待しています。
そしてさらに、サッカー(スポーツ)選手という専門性を活かした機能訓練プログラム共同開発は、これまでにない介護やサービス開発となり、「そよ風」利用のお客様および「イマドキシニア」の一層の心身の健康につなげていきたいと思います。
■今後について
当社の高齢者介護事業「そよ風」の施設がある全国地域において、さまざまな競技チームや選手との協業を進め、「そよ風」利用のお客様および「イマドキシニア」に向けたサービス開発を推進していく計画です。さらに、このたびの当社施設での短時間就労の一例を含め、スポーツ選手におけるデュアル、セカンドキャリア開発支援についても継続して行ってまいります。
<参考>
■静岡SSUボニータについて
静岡県磐田市を拠点として「サッカーで人が動き、繋がり、感動できるような活動を静岡から世界に発信し、地域社会の活性化に貢献したい」という強い想いをもっているチームです。2010年に日本女子サッカーリーグなでしこ2部で2024年のWEリーグ参入を目標に活動しています。2022年1月より「静岡SSUアスレジーナ」から「静岡SSUボニータ」に名称変更しました。(ホームページ: https://www.asregina.com/ssu )
■株式会社ユニマット リタイアメント・コミュニティについて
全国351拠点(694事業所)(*3)を通じて高齢者を支援する介護事業を展開し、高齢者の生活と自立を支援しています。また、高齢者をさらに支える新サービスの開発、自宅の生活と認知機能をサポートする高度な見守りサービスの研究を進めるなど、高齢者がアクティブに介護が必要になっても穏やかに、誰よりも自分らしく暮しつづけられるよう「介護」の枠にとらわれない、新しい事業を目指しています。(ホームページ: https://corp.unimat-rc.co.jp/ )
<補足>
(*1) 「イマドキシニア」プロジェクト
ユニマットRCの示す「イマドキシニア」とは、主に1950年代生まれの高齢者で、高度経済成長期における豊かな生活のなか、テレビなどの娯楽、スポーツなどが身近な存在となり、個性豊かな価値観をもちながら過ごしてきた世代です。同社ではかねて、この「イマドキシニア」に対し、これまでの介護保険サービスに加え、未来社会を見据えた人生・生活背景にフィットする多様性のあるサービスの開発の必要性があると考えています。 https://corp.unimat-rc.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/ec5f4fb75f77932b0f8e63e5f42c579e.pdf
(*2) 磐田ケアセンターそよ風/静岡県磐田市国府台10-1 サービス(定員):デイサービス(20名)、ショートステイ(20名) https://www.unimat-rc.co.jp/shisetsu-zaitaku/224203
(*3) 2021年12月末時点