デレック・ヤング氏
田中 由美氏
出川 昌人
2020年12月に世界50の国と地域、91都市で実施されたCFA資格レベルIII試験においては、日本国内で受験者114名が合格されました。レベルIII試験に合格され、また4,000時間以上の適格な職務経験などのCFA資格条件を満たし、CFA資格者になられた方々には、心よりお祝い申し上げます。
社会貢献を目的とし、最高水準の倫理、教育、ならびに優れた専門性を促進することをミッションに掲げる日本CFA協会は、新たに誕生したCFA資格者を含め、金融・経済・ビジネスの分野でグローバルに活躍される、もしくは将来活躍されたい方々のキャリア開発をご支援したいと考えております。世界160を超える国と地域に17万人を超えるコミュニティを持つCFA協会独自のネットワークを活かして、皆様の人脈形成やキャリアの機会を創出できるように日々尽力しております。今回は、その活動の一環として、合格祝賀イベントの第二部に、キャリア開発パネルを開催します。
今回のキャリア開発パネルでは、大手グローバル運用会社や関連企業の日本代表としてご活躍中もしくは経験者のCFA資格者にご登壇いただきます。パネリストにはCFA資格の魅力に加えて、ご自身のキャリアについて語っていただき、キャリアを築く上で何がカギになるのかをお話いただきます。
今回は、金融専門家向けのセミナーではなく、グローバルに活躍される日本在住のエグゼクティブからキャリアのアドバイスをいただける貴重な機会として開催できる運びとなりましたので、新CFA資格者のみならず、日本で働く日英バイリンガルのプロフェッショナル、人財育成にご興味のあるマネジメントの方やマネジメントを目指す方、また就職活動中の学生の皆様など多くの方々にもキャリアアップへの参考になるものと考えております。当イベントは英語で開催されます。
【開催概要】
■タイトル : 「New Charterholder Celebration&
Career Development Panel Event」
■日時 : 2021年5月13日(木)19:00~20:30
・開会の辞(19:00~19:05)
・第一部:合格祝賀イベント(19:05~19:25)
・第二部:キャリア開発パネル(19:25~20:25)
・閉会の辞(20:25~20:30)
■形態 : オンライン(Zoom ウェビナー形式)
■料金 : 無料
■言語 : 英語
■参加対象者 : ・2020年12月実施のレベルIII試験合格者
・金融業界で働いている方々
・いずれ金融業界で働きたいとお考えの方々
・事業会社で部下を持つマネジメントの方やマネジメントを
目指す方々などキャリア開発にご興味のある方
・グローバルな企業・組織で金融・経済・ビジネスに関わる
仕事に興味のあるプロフェッショナルおよび学生さん
■開会の辞および祝賀イベントスピーカー:
マーガレット・フランクリン , CFA(ビデオメッセージ)
CFA協会会長(President&CEO)
出川 昌人 , CFA
日本CFA協会会長
■パネリスト:
デレック・ヤング氏 , CFA
フィデリティ投信株式会社およびフィデリティ証券株式会社
代表取締役社長
田中 由美氏 , CFA
ファクトセット・パシフィック 日本支社長
出川 昌人 , CFA
一般社団法人日本CFA協会会長
登録はこちらから
https://zoom.us/webinar/register/WN_PdQQLsPuQemGUT_GL2mvDw
<CFA協会について>
CFA協会(CFA Institute)は投資専門職の卓越性と資質の基準を設定する投資専門家の世界的な団体です。当協会は投資市場における倫理的行動の推進者であり、世界の金融業界における知識の発信者として高く評価されています。
CFA(R)(Chartered Financial Analyst:CFA協会認定証券アナリスト)資格は世界の金融界で通用する投資プロフェッショナルの資格で、CFA協会は世界164の国と地域に16万人を超えるCFA資格者を有し、日本CFA協会を含む161のメンバーソサエティが所属しています。
詳細は https://www.cfainstitute.org/ 、ツイッター(@CFAInstitute)または https://www.facebook.com/CFAInstitute をご覧ください。
<日本CFA協会について>
日本CFA協会は、日本におけるCFA資格者や受験者に対して、専門知識の向上と相互交流の場を提供する非営利組織です。倫理規範および職業行為基準、資産運用や調査に関する専門能力の向上と普及をめざし、会員向けに金融市場、財務会計、経済動向などをテーマとした講演会、セミナー、勉強会などを開催しています。また会員相互間の交流会なども行なっています。
ホームページアドレス https://www.cfasociety.org/japan/Pages/default.aspx
<ご参考>パネリストと略歴:
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/258145/LL_img_258145_1.jpg
デレック・ヤング氏
デレック・ヤング氏 , CFA
デレック・ヤング氏は資産運用会社であるフィデリティ投信株式会社 代表取締役社長、及び個人投資家向けの投資商品・サービスを提供するフィデリティ証券株式会社 代表取締役社長を務めています。なお2019年6月に、一般社団法人投資信託協会の理事に任命されました。ヤング氏は1996年から2018年まで、フィデリティ・インベストメンツで様々な役職を歴任してきました。
2011年から2018年まではフィデリティ・インスティテューショナル・アセット・マネジメント(FIAM)の副会長を務めており、FIAMではアセット・マネジメント部門の傘下にあるインベストメント・クライアント・ストラテジーの責任者なども務めました。さらに、フィデリティ・インベストメンツ・ライフ・インシュアランス・カンパニーなど、フィデリティの数多くの関連会社の取締役も務めた経験があります。
また、2009年から2011年まで、ヤング氏はフィデリティ・マネジメント・アンド・リサーチ・カンパニー(FMR Co.)のグローバル・アセット・アロケーション・グループで最高投資責任者(CIO)を務め、資産配分ポートフォリオの戦略的投資に関する指示や人材開発などの管理・監督を担当しました。
ヤング氏は1996年にフィデリティに入社、2003年にはFMR Co. 及びフィデリティ・インベストメンツ・カナダのポートフォリオに関するポートフォリオ・ストラテジストに任命されました。2006年から2009年まで、フィデリティ・グローバル・バランス型ファンドの運用を担当し、2008年まで、カナダと日本の投資家向けにマルチ資産クラス資産配分ポートフォリオの運用を担当しました。
フィデリティ入社以前は、KPMGでリスク・ストラテジー・コンサルティング・プラクティスのマネージャーを務めており、1991年から1995年まで、ワシントンD.C.にある連邦準備制度理事会に勤務、シニア金融アナリストや監督金融アナリストを務めました。1986年にエンパイア・ファイナンシャル・サービシズのバイスプレジデントとしてキャリアをスタートしています。ヤング氏は1986年にトロイ大学で理学士号を取得しました。さらに、1991年にヴァンダービルト大学で経営学修士号(MBA)を取得しており、同大学の理事会のメンバーとなっています。
また、CFA協会認定証券アナリストの資格を保有しています。現在は在日米国商工会議所(ACCJ)のバイスチェアマンと、一般社団法人投資信託協会の理事を務めております。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/258145/LL_img_258145_2.jpg
田中 由美氏
田中 由美氏 , CFA
ファクトセット・パシフィック 日本支社長
2000年にファクトセット東京支社にコンサルタントとして入社し、バイサイドとセルサイドの顧客の業務フロー改善をサポート。2005年から2008年までファクトセットの香港事務所に勤務、中国、台湾、インド、シンガポールなどアジア太平洋地域のコンサルティング統括を含め、コンサルティング、営業、マネジメントのポジションを歴任し、2016年より現職。カリフォルニア大学バークレイ校宇宙物理学部卒。2008年にCFA資格を取得した後、2011年から2019年まで一般社団法人日本CFA協会理事を務めた。CFA協会認定証券アナリスト。
マーガレット・フランクリン , CFA
CFA協会会長兼CEO
マーガレット・フランクリン , CFAは、CFA協会ならびに世界中にいる17万人の会員のリーダーとして、投資専門職の教育、倫理および卓越性の最高基準の普及に努めています。2019年9月に現職に就任し、投資とウェルスマネジメントの分野で25年以上の経験を有しています。
CFA協会の前は、北米の国際ウェルスマネジメントを率いて、カナダのアドバイザリー・サービス、BNYメロン・ウェルスマネジメントの社長を務めていました。また、BNYメロン・トラスト・カンパニー(ケイマン)の取締役も務めていました。BNYメロンには2016年に入社しました。
BNYメロンの前は、トロントにあるクレジットとヘッジファンドの運用会社、マレット・プライベート・ウェルスの社長、マレット・アセット・マネジメントのCOOなどの上級経営職を歴任しました。6年の在任期間中には、プライベートウェルス事業のあらゆる側面を直接監督していました。マレットの前は、KJハリソン&パートナーズのパートナーでした。
フランクリンは、機関投資家ビジネスでキャリアを開始し、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ、マーサーおよびバークレイズ・グローバル・インベスターズで年金基金、寄贈基金、財団や政府機関を相手に勤務しました。
以前はCFA協会の理事会議長を務め、CFAソサエティ・トロントの前会長でもあります。また、CFA協会ウィメン・イン・インベストメント構想の創設メンバーの一人であり、2014年にはアルフレッド・C・モーリー傑出サービス賞を受賞しており、金融の将来(Future of Finance)コンテンツ評議会のメンバーでもあります。
フランクリンは、マイケル・ギャロン病院基金理事会メンバーも務めています。カナダのオンタリオ州にあるマクマスター大学から経済管理学士号を取得しています。CFA協会認定証券アナリスト。CFAソサエティ・トロント会員。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/258145/LL_img_258145_3.jpg
出川 昌人
出川 昌人 , CFA
一般社団法人日本CFA協会会長(前ブラック・ロック日本法人代表取締役)
福井県の県立高校2年生の時にユナイテッド・ワールド・カレッジ(UWC)イギリス校であるウェールズのアトランティック・カレッジへ留学。そのままオックスフォード大学に進学。理学部工学・経済学科卒。財団法人・松下政経塾1期生として5年間を政治や国際関係の研究に費やす。この間ブルッキングス研究所外交政策部門客員研究員、米国下院外交委員会スタッフ。27歳からモルガン・スタンレー証券の日本株アナリストとして金融業界でのキャリアをスタート。
その後家族とともにロンドンに移住しJPモルガン・インベストメントの日本株ファンドマネージャー。2002年にソシエテ・ジェネラル・アセットマネジメント・ジャパンのCIOとして帰国。運用部門の立て直しに従事。2008年よりCEOとして業績の立て直し。2010年にブラックロック・ジャパンの社長として合併後の会社の建て直しを任され2015年に最高益更新とともに退任。2年間の休養を経て2017年よりヤラ・キャピタル(豪)のシニアアドバイザーとアフィリエイテッド・マネージャーズ・グループ(米)(NYSE:AMG)の日本代表を兼務、現在に至る。CFA協会認定証券アナリスト。