リノベーション・オブ・ザ・イヤー受賞作品の物件紹介ページを公開 ～「心を掴むストック 都住創を継ぐ」大阪市の事例～

光の表情がわかるモノトーン空間。壁床天井と全て左官仕上げ

食器収納と間仕切り、キャットウォークを兼ねている

ガラスに浮かぶ建具と雲竜柳が印象的な室内

オリジナル造作のモルタルキッチン

創業以来26年間、大阪を中心に「中古不動産×リノベーション」を手掛ける、株式会社アートアンドクラフト(本社：大阪市西区、取締役社長：枇杷 健一)が、昨年開催されたリノベーション協議会が主催する「RENOVATION OF THE YEAR 2020」において、「エスセティック空間リノベーション賞」を受賞しました。
コーポラティブ住宅という均一化されていない個性的なストック「都住創」と既存建物の魅力を引出し再生させるリノベーションの可能性、そして住まいの自由さを提示しました。
今回、受賞した作品の物件紹介を当社ホームページにて公開いたしました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/247997/LL_img_247997_1.jpg
光の表情がわかるモノトーン空間。壁床天井と全て左官仕上げ

■受賞作品について
https://www.a-crafts.co.jp/works/10411


大阪市中央区界隈に点在する『都住創』シリーズ。コーポラティブ住宅の草分け的存在である、設計事務所ヘキサが1975年から約30年に渡って複数棟手掛けました。
施主のHさんはこの『都住創』のストックがもつ個性に魅了された一人です。「ガラスブロックや傾斜窓、一般の住宅とは異なる修道院のような光のニュアンスに惹かれて、細部まで自分の思いに近づく空間にしてみたいと思いました」(Hさん)
目指したのは「美しくあること突き詰めた、光の表情が見えるモノトーンの空間」約128平米・メゾネットの1室を購入×リノベーションし愛猫2匹と暮らす住まいです。

「機能と美しさ、どちらを選ぶのであれば、迷わず美しさを選びます」(Hさん)
塗膜防水下地に墨入りモルタルを施工した真っ黒な土足づかいの床。光の表情が見えるよう躯体上にモルタル仕上げのグレーの壁天井。エッジのきいたデザインの海外製品に、作家物やアンティーク品といった1点ものの家具や建具が配された室内。美しいものに囲まれる時間を慈しむように暮らしています。

【物件概要】
案件名 ：H邸
所在地 ：大阪市
構造 ：鉄骨鉄筋コンクリート造
築年月 ：1982年11月
施工面積：127.75平米
竣工 ：1期2017年、2期2019年
設計期間：3ヶ月
施工期間：5ヶ月


■大阪の魅力を不動産から再発見
一級建築士事務所でありながら不動産業者でもあるアートアンドクラフトは、2011年より不動産サイト「大阪R不動産」を運営。受賞したH邸も不動産仲介からサポートしています。
戸建てを積み上げたような設計のコーポラティブ住宅の「都住創」シリーズや大阪万博時代に建設されたプール付きの海外住宅のような集合住宅、戦火を逃れて今も残る長屋、近代建築と言われるビルたち。商いと暮らしが密接な大阪だからこそ職住一体が可能なストックなどなど。
「大阪R不動産」では、不動産といった目線で街を見てポテンシャルを秘めた不動産を日々発掘、アイコンで特徴付けて紹介しています。

大阪R不動産
https://www.realosakaestate.jp/
東京R不動産提携のもと、大阪の街に眠る魅力的な物件を発掘・紹介する不動産のセレクトショップ


■会社概要
株式会社アートアンドクラフトは1994年設立。1998年より本格的に既存建物の“リノベーション”という手法で『均質化されていない住まい』の提案を開始。以降、大阪・神戸・沖縄に事務所を構え、「自分にあった心地よい住まいが欲しい」「長く愛着の持てる住まいで暮らしたい」そういったひとつひとつの想いが形になるよう、物件探しからローンづけ、設計デザイン、施工、アフターメンテナンスまで、ワンストップでサポートしています。

商号 ： 株式会社アートアンドクラフト
代表者 ： 取締役社長 枇杷 健一
所在地 ： 〒550-0003 大阪府大阪市西区京町堀1丁目13-24 1F
設立 ： 1994年9月
事業内容： 建築のリノベーション設計及び施工
ビル・アパートの再生コンサルティング
不動産の仲介及び販売(大阪R不動産)
宿泊施設の企画・運営(SPICE MOTEL OKINAWA)
URL ： https://www.a-crafts.co.jp