[左から] 渡部 豪太(ガブ)/北浦 愛(メイ)/大森 博史(ギロ)/平田 敦子(おばさんヤギ)
音楽劇「あらしのよるに」(2019年公演より) 撮影:青木司
音楽劇「あらしのよるに」(2019年公演より) 撮影:青木司
日生劇場場内
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/243272/LL_img_243272_1.png
[左から] 渡部 豪太(ガブ)/北浦 愛(メイ)/大森 博史(ギロ)/平田 敦子(おばさんヤギ)
友だちの大切さや相手を思いやる美しい心を描き、2019年に好評を博した舞台の再演となる今作では、友だち思いの心優しいオオカミのガブ役に、初演時にその熱演で客席を魅了した実力派俳優の渡部 豪太、そのガブと秘密の友情を育む好奇心たっぷりなヤギのメイ役には、今回、映画「誰も知らない」(監督:是枝裕和)で子役デビュー後、映像や舞台での幅広い演技で注目を集める北浦 愛が出演します。
そして、オオカミのリーダー ギロ役に大森 博史、おばさんヤギ役は初演に引き続き平田 敦子が務め、日本の演劇界に欠かすことの出来ない二人のベテランが脇を固めます。
立山 ひろみの脚本・演出により、原作絵本の世界を音楽劇として広げた本作。音楽を鈴木 光介(時々自動)、振付を山田 うんが担当し、臨場感あふれる迫力の舞台となっています。
歌に音楽、ダンスがたっぷりで、小さなお子さまから大人まで楽しめる 音楽劇「あらしのよるに」に、ご注目ください。
この機会に、本ニュースを広めていただければ、幸いです。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/243272/LL_img_243272_2.png
音楽劇「あらしのよるに」(2019年公演より) 撮影:青木司
■ストーリー
ある嵐の夜、ヤギのメイとオオカミのガブは避難した山小屋で偶然出会い、互いの正体に気づかないまま言葉を交わします。翌日「あらしのよるに」を合言葉に再会した二人は、正体に驚きながらも秘密の友達になります。しかしその関係は群れの仲間に見つかってしまいました。
群れよりも友情を選んだ二人は、仲間から離れ、仲良く暮らせるみどりの森を求め、遠く雪山の向こうを目指して旅立ちました…。
音楽、ダンスがたっぷりで、小さなお子さまから大人まで楽しめる作品です。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/243272/LL_img_243272_3.jpg
音楽劇「あらしのよるに」(2019年公演より) 撮影:青木司
■キャストコメント
・渡部 豪太(ガブ役)
初演時には沢山の子ども達がじーっと、僕たちが創った演劇を見つめてくれていたのがとても嬉しかったです。みんなガブとメイを応援してくれてありがとう!音楽劇「あらしのよるに」を通じてまた新しく沢山の友だちに会えることが嬉しくてたまりません!今年の夏は元気な皆に会えますように!!
・北浦 愛(メイ役)
「あらしのよるに」を読んだとき、私には思い出す友達がいます。育った場所も環境も全く違うのに、いつも私の一番の理解者で、きっと私よりも私のことを知っている人です。ガブとメイの世界でたった一つの特別な友情が観ている人に伝わるように、この舞台を観る方が特別な友達を思い出せるように、この作品が特別な思い出になるように、丁寧に作っていきたいと思います。
・大森 博史(ギロ役)
この物語の感動、素敵さが子ども達に伝わる様に一生懸命演じたいです。私の役ギロは怖さ、権力、差別、偏見が必要に思われます。そして子ども達に面白く観てもらう為には、ギロは愉快なキャラクターが良いと思います。偉そうで怖く、愉快なキャラクターを作って子ども達にこのお話の素晴らしい魅力を伝えたいと思います。子ども達!友達を大事にしよう!優しい気持ちがあれば何でも大丈夫!
・平田 敦子(おばさんヤギ役)
子ども達が観に来てくださるお芝居の時は、普段は荒んでいる自分が少しだけ優しくなる気がします。2年前の「あらしのよるに」初演の時もそうでした。お客様から優しさや純粋さをいっぱいいただいて素敵な作品になりました。今これを書いているのは1月です。お芝居が上演される頃に世界がどうなっているのかは分かりません。今はただ、2年前と同じように子ども達を連れて安心して劇場に来ていただける日に少しでも近づいている事を願っています。
■公演概要
◆公演名
日生劇場ファミリーフェスティヴァル2021
音楽劇「あらしのよるに」
◆キャスト
ガブ:渡部 豪太 メイ:北浦 愛
ギロ:大森 博史 おばさんヤギ:平田 敦子
バリー:川合 ロン タプ:木原 浩太 ミィ:北川 結
飯嶋 あやめ 小山 まさし 酒井 直之 島田 惇平 滝本 直子 笘篠 ひとみ 長谷川 暢
平山 トオル 古川 和佳奈 三田 瑶子 山口 将太朗 山崎 まゆ子 山根 海音
◆演奏
鈴木 光介(tp) 砂川 佳代子(cl) 関根 真理(per) 高橋 牧(acco) 日高 和子(sax)
◆スタッフ
原作 :きむらゆういち「あらしのよるに」(講談社刊)
脚本・演出:立山 ひろみ
音楽 :鈴木 光介(時々自動)
振付 :山田 うん
美術 :池田 ともゆき
照明 :齋藤 茂男
衣裳 :太田 雅公
ヘアメイク:橘 房図
音響 :島 猛
演出助手 :神野 真理亜
舞台監督 :八木 清市
※山崎 まゆ子の「崎」は「たつさき」の「崎」が正式表記。
※神野 真理亜の「神」の左は「示」が正式表記。
◆主催・企画・制作:公益財団法人ニッセイ文化振興財団[日生劇場]
◆協賛:日本生命保険相互会社
◆公演日程
会場:日生劇場(東京都千代田区有楽町1-1-1)
2021年8月28日(土)、29日(日) (全4回公演)
※チケットの発売時期、開演時間、料金などは決定次第、発表します。
公演日程、内容、出演者等は変更になる場合があります。
■日生劇場ファミリーフェスティヴァル
ご家族で本格的な舞台芸術に触れていただくことを願い1993年に日生劇場開場30周年を記念してスタートした、日生劇場ファミリーフェスティヴァル。これまでに約39万人以上の観客が来場し、毎年夏休みにコンサート、人形劇、ミュージカル、バレエ などバラエティに富んだ作品を上演しています。2021年は、物語付きクラシックコンサート「アラジンと魔法の歌」、ダンス×人形劇「ひなたと月の姫」、牧阿佐美バレヱ団 バレエ「白鳥の湖」、音楽劇「あらしのよるに」の4演目を上演します。
日生劇場ファミリーフェスティヴァルページ: https://famifes.nissaytheatre.or.jp/
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/243272/LL_img_243272_4.jpg
日生劇場場内
■日生劇場
日本を代表する建築家、村野藤吾が設計。1963年に日本初のベルリン・ドイツ・オペラの招聘公演で開場しました。大理石の床面の入口、約2万枚のあこや貝が貼られた天井、ガラスモザイクで彩られた壁面や曲線で構成された幻想的な劇場空間でご観劇いただけます。
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/243272/LL_img_243272_9.jpg
日生劇場外観
■プロフィール
渡部 豪太(わたべ ごうた)
https://www.atpress.ne.jp/releases/243272/img_243272_5.png
茨城県出身。幼少時より芸能活動を始め、映画、ドラマ、舞台など活動の場を広げる。ドラマ「チェケラッチョ!!in TOKYO」(2006/CX)、「プロポーズ大作戦」(2007/CX)で注目を集め数々の作品に出演。2018年NHK大河ドラマ「西郷どん」では西郷隆盛の弟、西郷吉二郎を演じる。舞台は2009年「夜は短し歩けよ乙女」で初舞台を踏み、「GS 近松商店」「さよなら鹿ハウス」「ゴドーを待ちながら」「アルトゥロ・ウイの興隆」「ボーイズ・イン・ザ・バンド~真夜中のパーティー~」等に出演。現在、Eテレ「ふるカフェ系 ハルさんの休日」で主演。
北浦 愛(きたうら あゆ)
https://www.atpress.ne.jp/releases/243272/img_243272_6.png
映画「誰も知らない」(2004/監督:是枝裕和)でデビュー。同作品では11歳にして繊細な演技が評価され第19回高崎映画祭最優秀新人女優賞を受賞。映画、舞台、ドラマ、CM、ナレーションと幅広く活躍。近年の出演作品に映画「スペシャルアクターズ」(2019/監督:上田慎一郎)、舞台「赤鬼」(2020/演出:野田秀樹)主演、「椿の庭」(2021/監督:上田義彦)など。
大森 博史(おおもり ひろし)
https://www.atpress.ne.jp/releases/243272/img_243272_7.png
1975年オンシアター自由劇場に入団。1996年の解散まで中心メンバーとして活躍。解散後は舞台を中心に、ルドルフ・ジョーウォ、デヴィット・ルヴォーなど海外の演出家や、国内の主だった演出家の作品に出演。近年の主な舞台に『円生と志ん生』(2017/演出:鵜山仁)、『ハングマン』(2018/演出:長塚圭史)、『K.テンペスト』(2019/演出:串田和美)、『見渡す限りの卑怯者』(2019/演出:古川貴義)、『常陸坊海尊』(2019/演出:長塚圭史)、『男たちの中で』(2020/演出:佐藤信)など。
平田 敦子(ひらた あつこ)
https://www.atpress.ne.jp/releases/243272/img_243272_8.png
東京都出身。舞台を中心にドラマ、映画と幅広く活動している。近年の主な出演作品に、舞台「FORTUNE」(2020/演出:ショーン・ホームズ)、「おかしな二人」(2020/演出:原田諒)、映画「未成年だけどコドモじゃない」(2017/監督:英勉)、「美人が婚活してみたら」(2019/監督:大九明子)、TVドラマ「家政夫のミタゾノ」(2020/EX)、「コタキ兄弟と四苦八苦」(2020/TX)、「不要不急の銀河」(2020/NHK)など。
立山 ひろみ(脚本・演出|たてやま ひろみ)
1979年宮崎県出身。劇作家、演出家。ニグリノーダ主宰。宮崎県立芸術劇場演劇ディレクター。東京学芸大学美術科演劇専修を卒業後、黒テント入団。劇団を退団後「ニグリノーダ」発足。主な演出作品に宮崎県立芸術劇場プロデュース「新かぼちゃといもがら物語」#3『たのかんさあレンジャー』、#4『幻視~神の住む町~』、#5『神舞の庭』、ニグリノーダ『楽園』、オペラシアターこんにゃく座オペラ『おぐりとてるて-説経節「小栗判官照手姫」より-』、デフ・パペットシアター・ひとみ『河の童』など。