新潟 公益財団法人雪だるま財団と東京農業大学が包括連携協定を締結

雪室の外観(和田雪室)

雪室の中の様子(信濃坂雪室)

公益財団法人雪だるま財団(理事長：渡辺 武敏、所在地：新潟県上越市)と東京農業大学(学長：高野 克己、所在地：東京都世田谷区)は、2020年6月1日(月)に包括連携協定を締結いたしました。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/214716/LL_img_214716_1.png

雪室の外観(和田雪室)



公益財団法人雪だるま財団は、再生可能な資源である雪冷熱を活用した「雪室」による食品の保蔵に関する研究をしています。雪室とは、雪の冷気で低温かつ高湿度で安定的な貯蔵環境をつくるものです。電気を用いないため、停電に左右されず、堅牢であるため、自然災害に強い貯蔵庫でもあります。

また、雪室をいかした長期間低温貯蔵を開発しており、今後は医薬品やワクチン貯蔵の可能性を探ります。



東京農業大学は、その特性を活かし、米や傷みやすい果物の長期間貯蔵や食味の検証など、研究面から支援をしていきます。さらに、雪深い中山間地域をフィールドとして学生が経験を積むことにより、地域社会の抱える課題を考えられる人材を育成する、まさに本学の教育理念である「実学主義」を具体化していきます。