バラエティ豊富なパックが訪日客に大人気
◆ドラッグストアのインバウンド消費購買金額の推移 1店舗あたりの売上金額 (円)
<全国>2019年7月インバウンド消費売上個数ランキングTOP30
インバウンド消費 実売動向レポート 表紙
中国でEC法が施行された本年1月以降、ドラッグストアのインバウンド消費が減少しているなかで、化粧品は売上個数TOP30内に前月と同じく14商品がランクイン。なかでもパックは今年に入り最も多い8商品がランクインし、化粧品カテゴリをけん引しています。エリア別のランキングTOP10を見ると、人気のブランドが地域によって異なり、東京では「肌美精(クラシエホームプロダクツ)」が3商品、大阪では「プレミアムプレサ(ウテナ)」が3商品ランクインしています。今後のインバウンド消費においてエリアごとの需要を知り、品揃えに活かしてくことは、訪日客の満足度向上につながっていくと考えられます。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/192003/LL_img_192003_1.png
バラエティ豊富なパックが訪日客に大人気
■さまざまブランドのパックが人気
パックは今年最多の8商品がランクインしました。内訳はシートタイプ(ウテナ、石澤研究所、クラシエホームプロダクツ、バンダイ)の7商品、洗い流すタイプ(pdc)が1商品です。唯一洗い流すタイプのパックでランクインした「ワフードメイド 酒粕パック(pdc)」は、中国のトップ女優がSNSアカウントで動画をアップし話題になっています。
■<全国>2019年7月インバウンド消費売上個数ランキングTOP30
順位 前月順位 カテゴリ・商品
1位 6位↑ リップクリーム
<DHC>DHC 薬用リップクリーム 1.5g
2位 1位↓ フェイスクリーム
<花王>キュレル 潤浸保湿フェイスクリーム 40g
3位 17位↑ パック
<ウテナ>プレミアムプレサ ゴールデンジュレマスク ヒアルロン酸 33g×3枚
4位 4位→ かゆみ・虫さされ用薬
<池田模範堂>液体ムヒS2a 50ml
5位 5位→ UVケア
<資生堂>アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク 60ml
6位 9位↑ 洗顔料
<資生堂>専科 パーフェクトホイップn 120g
7位 8位↑ 目薬
<参天製薬>サンテFX ネオ 12ml
8位 24位↑ パック
<ウテナ>プレミアムプレサ ゴールデンジュレマスク コラーゲン 33g×3枚
9位 12位↑ 鎮咳去たん薬
<龍角散>龍角散ダイレクト スティック ピーチ 16包
10位 3位↓ 外用鎮痛・消炎薬(貼付・塗布薬)
<久光製薬>サロンパスAe 140枚
11位 7位↓ キャンディ・キャラメル
<江崎グリコ>ポップキャン 1本
12位 圏外↑ パック
<ウテナ>プレミアムプレサ ゴールデンジュレマスク ローヤルゼリー 33g×3枚
13位 13位→ パック
<石澤研究所>毛穴撫子 お米のスキンケア お米のマスク 10枚
14位 15位↑ 鎮咳去たん薬
<龍角散>龍角散ダイレクト スティック ミント 16包
15位 16位↑ パック
<クラシエホームプロダクツ>肌美精 超浸透3Dマスク エイジングケア保湿 4枚
16位 14位↓ 外用鎮痛・消炎薬(貼付・塗布薬)
<ニチバン>ロイヒつぼ膏 RT156 156枚
17位 30位↑ 水産珍味
<扇屋食品>扇屋食品 チーズおやつ 1本
18位 圏外↑ 健康食品
<DHC>DHC はとむぎエキス 20日分 20粒
19位 29位↑ パック
<バンダイ>オスカル&ロザリーラ モリエール密着マスク 1枚
20位 圏外↑ かゆみ・虫さされ用薬
<池田模範堂>ムヒパッチA 76枚
21位 18位↓ キャンディ・キャラメル
<不二家>アンパンマン ペロペロキャンディ 1本
22位 11位↓ かゆみ・虫さされ用薬
<池田模範堂>液体ムヒベビー 40ml
23位 圏外↑ 乳液
<花王>キュレル 乳液 120ml
24位 28位↑ パック
<pdc>ワフードメイド 酒粕パック 170g
25位 20位↓ チョコレート
<不二家>アンパンマン ペロペロチョコ 1本
26位 27位↑ パック
<クラシエホームプロダクツ>肌美精 超浸透3Dマスク エイジングケア美白 4枚
27位 23位↓ 外用殺菌消毒薬
<小林製薬>サカムケア 10g
28位 19位↓ 外用鎮痛・消炎薬(貼付・塗布薬)
<ニチバン>ロイヒつぼ膏 RT78 78枚
29位 21位↓ かぜ薬
<大正製薬>パブロンゴールドA 微粒 44包
30位 22位↓ 洗顔料
<カネボウ>フリープラス マイルドソープa 100g
売上個数ランキング
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<当調査におけるインバウンド消費の定義>
全国のドラッグストアにおける店舗情報をベースに、「銀聯カードが利用可能」「外国人観光客が多く集まる観光エリア」など複数の条件から「インバウンド店舗」を設計しています。その「インバウンド店舗」の購買情報をもとに、「1レシートあたりの購入金額が5,000円以上(免税対象)」の購入といった条件によってインバウンド消費を特定し、分析を実施しています。
<インバウンド消費 実売動向レポートについて>
データマーケティングの株式会社True Dataが毎月月末に発行しているレポート。2016年6月に発売がスタートしました。2019年7月のデータを掲載した「インバウンド消費 実売動向レポート<ドラッグストア>vol.40」は、下記ホームページより、レポートの一部を無料でダウンロードいただけます。
http://www.truedata.co.jp/inbound/
価格:年間購読版 月額83,000円(税別)
インバウンド消費 実売動向レポート 表紙
https://www.atpress.ne.jp/releases/192003/img_192003_4.png
【会社概要】
社名 : 株式会社True Data (トゥルーデータ)
代表者: 代表取締役社長 米倉 裕之
所在地: 〒105-0012 東京都港区芝大門1-10-11 芝大門センタービル 4階
設立 : 2000年10月10日
資本金: 11億6,051万円
URL : https://www.truedata.co.jp/
~事業内容~
1. スーパーマーケット、ドラッグストア等の小売業に対するID-POSシステム、プロモーション・CRM支援・教育支援等のデータ活用、コンサルティングサービスの提供
2. マーケティングパネルデータ(全国購買データベース「True Data」※)を活用したクラウド型製品とサービスの提供
※「True Data」とは
株式会社True Dataが設計、運用する、全国のドラッグストア、スーパーマーケットなどの消費者購買情報を統計化した標準データベース。全国延べ5,000万人規模の購買情報から構成され、性別、年代情報をカバーしています。