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A-port
ミャンマー・ロヒンギャ族出身のリーダー ・ウェイウェイ
ウェイウェイが行う、平和のためのプログラム
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/185964/LL_img_185964_1.jpg
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Earth Companyはアジア太平洋の並外れた求心力と影響力で社会変革をもたらす社会起業家をIMPACT HEROとして年に一人選出し、支援を提供しています。このクラウドファンディングは、IMPACT HERO 2019に選出されたウェイウェイの、最初のプロジェクトとなります。
集められた支援金は、彼女の活動の中でも深刻な資金不足に直面している、ヤンゴン・ユース・リーダーシップ・センターの運営のために使わせていただきます。
【TOPICS】
(1) 「A-port」でのクラウドファンディング実施背景
(2) ミャンマー・ロヒンギャ族出身のリーダー ・ウェイウェイについて
(3) ウェイウェイが行う、平和のためのプログラム
(4) 調達した資金の活用方法
(1) 「A-port」でのクラウドファンディング実施背景
今回のクラウドファンディングは、「A-port」がSDGs(持続可能な開発目標に掲げられた課題の解決)に取り組む団体を支援する特設サイトにて実施します。この特設サイトは、コモンズ投信、村上財団、ジャーナリストの堀潤氏が「いま、未来に向けて投資すべき団体」を推薦して支援を促し、SDGsの認知拡大を図ることを目的としており、今回のプロジェクトはコモンズ投信 取締役会長 渋澤 健氏の推薦をいただき実現しました。
URL: https://a-port.asahi.com/
(2) ミャンマー・ロヒンギャ族出身のリーダー ・ウェイウェイについて
ロヒンギャ族として生まれたウェイウェイは、幼少期は差別を感じることなく民族の誇りをもって生活していました。しかし突然大学生だった2005年、「父親がアウンサン・スーチーと議会で一緒にいた」というだけの理由で突然15人の警官が夜に家に押し入り、家族全員が逮捕され、刑務所生活を余儀なくされました。
裁判もなく懲役17年を言い渡され、劣悪な環境の刑務所に投獄されました。あまりにもひどい環境にウェイウェイは、刑務所に人権遵守と生活環境の改善を求めると、環境はいくらか改善しました。
しかし、獄中では教育は受けることはできず、獄中生活で教育機会の重要性を痛感したウェイウェイは、2012年の釈放後、米国民間財団から資金提供をうけ、Women Peace Networkを設立。少数民族、女性に対する教育、能力開発、法的人権保護、民族間の平和構築と社会的平等の促進活動を始めました。
(3) ウェイウェイが行う、平和のためのプログラム
近年の民主化による経済発展が注目されるミャンマーは、国民の約70%がビルマ族で、約30%が少数民族を占める多民族国家です。ウェイウェイは、この国で「若い世代が本当の民主主義を学べば、彼らがリーダーになる10~20年後、よりよい国になる」と信じています。多様性に富んだ民族が活躍・共存できる国になることをミッションとして、32歳という年齢ながら、民族の隔たりを超えて、以下の4つの事業を展開しています。
<ビルマ族にも支持されるウェイウェイだからこそ実現できる4つの事業>
1. ヤンゴン・ユース・リーダーシップ・センター:英語教育や女性の職業訓練の他に、少数民族から仏教徒ビルマ族を含む若者を対象に、民族間の平和構築に関する政治&リーダーシップ教育を提供。
2. 平和構築活動:アメリカからの助成により、5つの民族の若者を巻き込み、平和構築ムーブメントを始動。さらには、130人以上の民族リーダーやユース活動家、20以上の平和構築NGOを束ねた連合を立ち上げ、定期的な対話を実施。
3. 国連や国内関係者に対する、女性や少数民族の人権問題に関する調査・報告
4. バングラデシュ・コックスバザールでのロヒンギャ難民キャンプで450人の女の子に行う教育プログラム
(4) 調達した資金の活用方法
これまでヤンゴン・ユース・リーダーシップ・センターにおける年間の活動資金の多くは複数の海外の助成団体によって支援されていましたが、ウェイウェイがミャンマーに在住することが難しくなり拠点をアメリカに移したことをきっかけに、今年、助成金の審査基準から漏れてしまい、今年分の活動資金が充分に確保できていません。次世代のリーダーを育成していくヤンゴン・ユース・リーダーシップ・センターの事業を継続できるようにするため、今回クラウドファンディングを実施いたします。
<ヤンゴン・ユース・リーダーシップ・センターの特徴>
・仏教徒ビルマ族と、ロヒンギャを含む少数民族が、ミャンマー国内で同じ教室で学べる非常に稀な環境。
・設立から7年間で2,500人を超える若者、女性、少数民族、活動家に教育を提供。
・平和構築をミッションとしたNGOを立ち上げた社会起業家や活動家を多数排出。
2019年6月20日(木)〜2019年8月12日(月)の期間、「A-port」を通じていただいたご支援は以下のように活用させていただく予定です。
<ヤンゴン・ユース・リーダーシップ・センター活動資金>
センターの賃貸料 :24万円 x 4ヶ月=96万円
センターの先生の給与:18.5万円 x 4ヶ月=74万円
手数料など :30万円
合計 :200万円
<「A-port」クラウドファンディングサイトURL(6月20日公開予定)>
https://a-port.asahi.com/projects/earthcompany-waiwai
【ウェイウェイ・ヌー プロフィール】
ロヒンギャ族出身で、18歳からの7年間を社会的圧力によって理不尽にも刑務所で過ごす。その経験から「ミャンマーを変えたい」と決意した彼女は、出獄後、社会起業家としてヤンゴンなどに教育施設を設立。その功績が称えられ、2018年ヤング・グローバル・リーダーに選出され、ダボス会議に登壇。2014年に英国BBCが選ぶ100人の女性に、2017年には米国TIME誌の次世代リーダーに選出される。
現在は国連や国際会議でアドボカシー活動を行いつつ、国内で平和構築とリーダーシップ教育をはじめとする草の根活動も行い、トップダウンとボトムアップの双方のアプローチで変革を起こしている。
URL: https://www.earthcompany.info/ja/impact-hero-2019-waiwai_nu/
【団体概要】
一般社団法人Earth Company
設立 : 2014年10月
代表理事: 濱川 明日香
事業内容: 「次の世代に残せる未来」を創出すべく社会変革を起こす
「人」と「団体」を支援・育成するために、
アジア太平洋のチェンジメーカーを支援するIMPACT HERO支援事業、
個人・大学・企業向けに社会企業や革新的な試みの最前線を
体験していただくバリ島ソーシャル研修事業、
社会変革に挑む事業や団体を対象にした
コンサルティング事業を展開しています
https://www.earthcompany.info/ja/