マステリー外観
外観完成予想CG(E棟)
オーストラリア有数の住宅不動産開発会社として知られるクラウン・グループ・ホールディングス(Crown Group Holdings、以下 クラウン・グループ)は、世界屈指の規模を誇る日本の総合デベロッパーである三菱地所株式会社の住宅事業を担う三菱地所レジデンス株式会社(以下 三菱地所レジデンス)と、戦略的な提携関係を締結。両社はシドニー都心部の住宅地に、レジデンスプロジェクト「マステリー・バイ・クラウン・グループ(Mastery by Crown Group、以下 マステリー)」を共同で開発し、活気あふれる新しいコミュニティの創出を目指しています。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/179865/LL_img_179865_1.jpg
マステリー外観
シドニーのウォータールー地区、オデア通り48番地(48 O'Dea Avenue, Waterloo, Sydney)に誕生する「マステリー」は、約5億豪ドルを投じて建設される開発物件です。世界的な日本人建築家の隈 研吾氏(隈研吾建築都市設計事務所)、シドニーで活躍する日本人建築家の高田 浩一氏(Koichi Takada Architects)、シドニーの建築家シルベスター・フラー(Silvester Fuller)氏の3名が設計を担当。5棟のビルにStudioタイプ、ワンベッドルーム、ツーベッドルーム、スリーベッドルーム、ペントハウスなど372戸の住宅を擁する話題の建築プロジェクトです。屋上プール、ジム、コミュニティスペースには、森をイメージしたデザインを採用し、洗練されたリゾートスタイルの施設は居住者が自然を身近に感じられる設計になっています。
また「マステリー」は、通りに面した1階部分に、レストラン、カフェ、ショップなどの路面店舗を誘致。このエリアは、シドニーで初めての日本食レストランが集まるレストラン街となり、シドニーで暮らす人々に本物のグルメ体験を提供することになるでしょう。東京の渋谷や新宿をヒントにした賑やかな同エリアには、居酒屋、回転寿司、ラーメン屋、伝統的な茶懐石料理のレストランなどが軒を連ねる予定です。
さらに「マステリー」では、隈 研吾氏設計の19階建住宅棟の最上階に、日本をイメージした3種類のペントハウスもご用意します。この「マステリー・ペントハウス・コレクション(The Mastery Penthouse Collection)」は、専有面積157~171平米の居住空間に広々とした屋外テラスを備えた、シドニーの街を一望できる素晴らしい環境が特長。インテリアには自然素材を多用し、高田 浩一氏による光と影をテーマにしたデザインで統一されています。木調の温かな色彩や丁寧な仕上げで格調高いモダンな装飾が施され、デザイン性の高いスメッグ社のプレミアムな家電製品も装備しています。
クラウン・グループ会長兼グループCEOのイワン・スニトは、今回の提携に際して次のように述べました。
「三菱地所レジデンス株式会社との協力関係は、両社の間に築かれた揺るぎない信頼関係の証明です。プロジェクトの所在地は、シドニー市内でも特に確実な成長が見込まれている人気エリア。三菱地所株式会社は世界有数の規模を誇る不動産開発グループであり、その信頼性も極めて高く評価されています。豊富な専門性と組織力でプロジェクトを推進し、アジア市場への訴求力を発揮してくれるものと期待しています」
また、三菱地所レジデンス株式会社 取締役専務執行役員の四塚 雄太郎氏は次のように述べています。
「シドニーのハイエンド住宅には、大きなビジネスチャンスが宿っています。明確なビジョンで地域を再活性化させるクラウン・グループの能力にも素晴らしい潜在力があると判断しました。クラウン・グループには、ユニークなライフスタイル体験に注力した総合的な不動産開発における高い実績もあります。クラウン・グループとの戦略的提携によって三菱地所グループの強みが活かされ、世界中で魅力的な新しいコミュニティを創出できるようになるでしょう」
「マステリー」は、2018年後半よりシドニーでの販売活動を開始しています。不動産投資家と住宅物件オーナー希望者の関心はともに高く、初めてのマイホーム購入、コンパクトな住居への住み替え、未成年者のいる家族など多彩なタイプのお客様からお問い合わせをいただいております。ウォータールー地区でも指折りの贅沢なアパートメントを巡って、既に争奪戦が始まっている状況です。
クラウン・グループのグローバル・キャピタル部門CEO兼営業本部長を務めるプリスカ・エドワーズも次のようにコメントしています。
「昨年11月に開始した『マステリー』の販売活動は成功しています。人気ロケーションでのラグジュアリーレジデンスに、強い需要があることが改めて証明されました」
シドニーはハイエンド住宅への投資先として特に注目されている都市です。その理由はさまざまですが、歴史的に失業率が低く、所得が増加傾向にあり、優良な学校が豊富で、都市インフラが高度に整備され、幅広いレクリエーションが楽しめることなどが人気の要因となっています。さらにオーストラリアでは世界でもトップレベルの好況が続いており、28年連続の経済成長(年平均3%)を維持しています。この経済の安定感に加えて、低金利と住宅供給の抑制政策によってシドニー市内の住宅価格が上昇傾向にあることから、不動産投資家にも魅力的な選択肢となっているのです。
「マステリー」は4棟の低層エリアが2020年に完成し、残りの高層エリアが2021年に完成する予定です。ウォータールー地区のオデア通り30~36番地では、毎日午前10時から午後4時まで新しいショールームがオープンしています。プレミアムなレジデンスの価格は、63万2千豪ドル~。詳細は下記の公式ウェブサイトをご覧ください。
【 https://masterybycrowngroup.com.au/ 】
■クラウン・グループについて【 https://www.crowngroup.com.au/ 】
クラウン・グループ・ホールディングス(以下クラウン・グループ)は、オーストラリア有数の不動産グループ。主に不動産開発、不動産投資、サービスアパートメント開発などを専門としています。グループを創設したのは、建築家のイワン・スニトとエンジニアのポール・サティオ。1996年に2人が初めて共同で手がけたプロジェクトがグループを共同創設するきっかけとなりました。
<イワン・スニト>
建築学の学士号を収めた後、ニューサウスウェールズ大学で建築経営学の修士号を取得。1993年に建築士としてニューサウスウェールズ州に登録し、卓越した住宅建築の設計でニューサウスウェールズ大学の「エリック・ダニエルズ賞」を受賞しています。近年のイワン・スニトはアーネスト・アンド・ヤングの「2013年アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー最優秀賞」に輝き、2015年にはアーバン・タスクフォース社が選ぶオーストラリア国内の「プロパティ・パーソン・オブ・ザ・イヤー」も受賞しています。
<ポール・サティオ>
シドニー工科大学で土木工学の学士号を収め、ニューサウスウェールズ大学でエンジニアリング科学の修士号を取得。その後、建築および不動産開発の世界で20年以上に及ぶ豊かな経験を生かしながら活躍しています。
■クラウン・グループのプロジェクト
1996年の創設以来、クラウン・グループはボンダイ、ボンダイジャンクション、パラマッタ、アッシュフィールド、ホームブッシュ、ニューイントン、ペナントヒルズ、ローズといったシドニーの一等地における大型開発を成功させてきました。最近の有名な開発事例のひとつが、パラマッタにある28階建ての「V・バイ・クラウン・グループ」です。クラウン・グループは現在も多くのプロジェクトを準備中で、特に開発中の大型プロジェクト4件が注目されています。
グリーンスクエアの「インフィニティ・バイ・クラウン・グループ」、シドニーCBDの25階建て高層住宅「アーク・バイ・クラウン・グループ」、ウォータールー地区の「ウォーターフォール・バイ・クラウン・グループ」、イースタンサバーブの「イースト レイクス・ライブ」が、それぞれ未来志向の都市計画として高く評価されています。
<受賞歴>
クラウン・グループは業界内の重要な各賞を20以上も受賞しています。最近ではパラマッタの「V・バイ・クラウン・グループ」が、「2018年UDIAニューサウスウェールズ最優秀複合施設開発」などを受賞。さらにウォータールー地区の「バイキング・バイ・クラウン・グループ」が、マスター・ビルダーズ・オーストラリア(MBA)の「2015年ニューサウスウェールズ・エクセレンス・イン・コンストラクション・アワーズ」に輝きました。また完成当時にオーストラリア最高層の不動産開発として知られた7棟のタワー&リゾート「トップ・ライド・シティ・リビング」で、アーバン・デベロップメント・インスティテュート・オブ・オーストラリア(UDIA)の「2014年ニューサウスウェールズ・プレジデンツ・アワード」を受賞しています。
■スカイ・ホテル・スイーツ
2017年8月、クラウン・グループは「スカイ・ホテル・スイーツ」ブランドの第1号となる施設をシドニーのパラマッタ地区で開業しました。2018年10月18日には、シドニーCBDで2軒目のホテルがオープンしています。
■今後の開業予定
クラウン・グループは、2019年にブリスベンのウエストエンドで新規プロジェクトをお披露目する予定です。
■三菱地所株式会社と三菱地所レジデンス株式会社について【 https://www.mec-r.com/company/ 】
<三菱地所株式会社>
東京に本社を置く総合的な不動産開発会社として幅広いビジネス分野で活動。不動産開発、東京丸の内地区を中心とするオフィスビル管理業務、店舗物件関連業務、住宅関連業務、ホテル関連業務などの多様な不動産関連分野で事業を行い、海外ビジネスも積極的に拡大しています。
<三菱地所レジデンス株式会社>
三菱地所グループの住宅事業を担う大手不動産デベロッパーです。主に東京都内のコンドミニアム開発を手がけ、札幌、仙台、名古屋、大阪、広島、福岡などにも業務を拡大しています。日本を代表する不動産会社として掲げるミッションは、高品質のコンドミニアムを安定供給するだけでなく、理想的な住環境を一貫して追求し、お客様のご意見に耳を傾け、将来にわたって高品質な住宅を提供していくこと。三菱地所レジデンスは、「ザ・パークハウス」ブランドとともに幅広い価格帯の多彩な住宅を提供し、サービスと品質の両面で最高水準を追求しています。