「捨てられない」ぬいぐるみを海外の子どもへ寄贈するリサイクルの愛のプロジェクトが熊本被災地へ！ ～障がい者就労支援も行なう社会貢献型活動～

障がい者就労支援イメージ写真

2014年11月タイ シーカー・アジア財団(Sikkha Asia Foundation)へ寄贈

熊本被災地へ寄贈

2015年5月ミャンマー Mingalarba Children Care Ministry施設へ寄贈

一般社団法人MAST支援会(マストしえんかい／所在地：大阪市淀川区、代表理事：小川 隆久)は、“捨てられない”ぬいぐるみをクリーニングして海外の施設の子どもたちに寄贈するプロジェクト『クラブポールスター』にて、2016年4月に発生した熊本地震の被災地へ寄贈いたしました。



『クラブポールスター』は2人のクリーニング事業主と企業経営者が3人で興した団体「一般社団法人MAST支援会」のプロジェクトで、2014年の春から展開しています。プロジェクト開始から約2年間で海外6ヵ国18施設にクリーニングしたぬいぐるみを寄贈しており、このたび熊本の被災地への寄贈を行いました。



▼海外の施設の子どもたちに届けるリサイクルの愛のプロジェクト

　『クラブポールスター』： http://e-cps.org/





【『クラブポールスター』について】

＜“捨てられない”ぬいぐるみを世界の子どもたちへ＞

家に置いてある捨てられないぬいぐるみを海外の施設の子どもたちのもとへ贈ることはできないものか？それなら何年、何十年も置いてある古いぬいぐるみなのでクリーニングはできないものか？と思いついたことがこのプロジェクトの始まりでした。

一般の家庭に眠る「捨てられない」ぬいぐるみを有償でクリーニング＆ラッピングし、持ち主に代わり海外の施設の子どもたちに寄贈しています。



＜障がい者就労支援にも役立てる“社会貢献型プロジェクト”＞

プロジェクト開始から約2年間で新聞、ラジオ、テレビなどのメディアにも取り上げられ、全国から集まったぬいぐるみは何千にもおよびますが、そのぬいぐるみは全て障がい者就労支援として障がいのある方々にひとつひとつ手洗いでクリーニング＆ラッピングしてもらっています。

この障がい者就労支援施設の担当者の方のお話では、今までこの就労支援施設の利用者の障がいのある方々は、決められた仕事をしているだけであったのが、このお仕事をするようになって海外の子どもたちのためにクリーニングをしてあげているということで仕事にとてもやりがいを感じて取り組んでおり、障がいのある方々やそのご家族の方々も喜んでいただいているとのことです。



＜海外の多くの子どもたちにぬいぐるみと笑顔を届けてきました＞

海外6ヵ国18施設のたくさんの子どもたちに多くのぬいぐるみと笑顔を届けてきました。

寄贈先のスラム街の施設や、障がいのある子どもたちの施設、孤児院の施設などでは、どこの施設でも子どもたちはぬいぐるみを見ると大喜びで笑顔いっぱいになります。

あるときは子どもたち全員でお礼を言ってくれたり、あるときは子どもたち全員でお礼の歌を歌ってくれたり、贈った施設や団体の方々からはお礼の手紙やメールなども寄せられています。



＜熊本の避難所にも届けました！＞

2016年4月に熊本地震が起こり、多くの方々がいまだに避難所で苦しい生活を強いられていると聞き、一般社団法人MAST支援会はいくつもの企業や団体と連携して、タオル、水、非常用サプリメント、防災用ライト、手作りのお菓子などの物資を集めて、それらの物資と一緒に『クラブポールスター』で集まったぬいぐるみを避難所の子どもたちに届けました。

避難所の子どもたちや高齢の方々までもそのぬいぐるみを手に取ることによってみなさんが笑顔になってもらえました。

今後は子どもたちの震災によって傷ついた心のケアなどにもぬいぐるみが必要であれば届けていければと考えています。





【「クラブポールスター」の利用システム】

＜料金＞

(1)600mm×700mmの「ぬいぐるみ宅配パック(袋)」にぬいぐるみ1個だけ：6,480円

(2) 600mm×700mmの「ぬいぐるみ宅配パック(袋)」にぬいぐるみ何個でも入るだけ：10,800円

(この料金は国内送料・クリーニング＆ラッピング料金・梱包費用・海外への輸送費・通関費用など)



＜利用の流れ＞

(1) ホームページ、電話、FAXから申込み

(2) 料金支払い後、宅配キットが届く→キットの宅配パックにぬいぐるみを入れて返送

(3) 障がい者の方々がクリーニング＆ラッピング

(4) 海外施設へ郵送などで寄贈





【みんなが笑顔で幸せになれる愛の社会貢献型プロジェクト】

［利用した人］は大切にしてきた捨てられなかったぬいぐるみが海外の施設の子どもたちに笑顔を届けてくれるし、日本の障がいのある方々の就労支援にもなって、とても役に立ったと想える「役立ち感」。



［海外の施設の子どもたち］は普段はなかなか手にすることの出来ないぬいぐるみを手にすることで、傷ついた心が癒やされたり、モノや人を大切にする心が育まれる。そして他人からの思いやりを感じることでまわりの人にも優しくできる助け合いの気持ちが育まれる。



［贈られた団体・施設］は寄贈されたぬいぐるみによって日本の多くの人々の支援の心が伝わり国や地域を超えて感謝や愛する気持ちが芽生えることになる。



［クリーニングする施設(障がい者就労支援施設)］では障がいのある方々の雇用につながり、障がいのある方々が自分たちのしている仕事の意義や目的を理解することにより、とてもやりがいを感じながら仕事ができる。そして人の役に立っていることへの充実感に満たされる。





【社団法人概要】

社団法人名： 一般社団法人MAST支援会

所在地　　： 〒532-0011　大阪府大阪市淀川区西中島7-1-26

設立　　　： 2014年5月

代表　　　： 代表理事　小川 隆久

事業内容　： ぬいぐるみクリーニングによる寄贈支援事業

　　　　　　 障がい者生活就労支援事業、職業訓練事業及び普及活動

　　　　　　 養護施設退所者生活就労支援事業、職業訓練事業及び普及活動

　　　　　　 青少年スポーツ支援事業及び普及活動

URL　　　 ： http://mast-cps.org/