コロナ禍でゴールデンウィークも旅行に行けない…という方にお酒の嗜みをご紹介します。
今回はウイスキーについてご紹介します。主要産地別に「世界5大ウイスキー」なるものが存在するのをご存知でしょうか？
知ってるという方にとっても新たな発見があるかもしれません。 また、ウイスキーを飲み始めたいという方のために、産地それぞれのおすすめのウイスキーも合わせてご紹介します！
そもそもウイスキーはいろいろな国で作られていますが、主要産地は5つとされています。 年代順の古いものからご紹介しますね。
ちなみに、その世界5大ウイスキー全てをブレンドしたウイスキーが登場するって知ってましたか！？ウイスキー通なら抑えておきたい情報なのではないでしょうか！？
代官山 蔦屋書店「SHARE LOUNGE」では、5月13日(金)、6月12日(日)、6月26日(日)に、「SUNTORY WORLD WHISKY 碧Ao PRESENTS ～MUSIC LOUNGE～ PREMIUM TALK &LIVE EVENT」を開催されます。
世界5大ウイスキー産地の自社蒸溜所でつくられた原酒のみをブレンドした世界初のウイスキー 「SUNTORY WORLD WHISKY 碧Ao」を飲みながら、アーティストやクリエイターとのクロストークとライブをお楽しみいただけます。
また、4/29(金・祝)～6/26(日)にはSHARE LOUNGE内で、「SUNTORY WORLD WHISKY 碧Ao」の世界観に触れられる展示も開催されますので、是非チェックしてみてください！！
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■SUNTORY WORLD WHISKY 碧Aoとは
世界５大ウイスキー(産地の自社蒸溜所)でつくられた原酒のみをブレンドした世界初のウイスキーです！
１杯で世界５大ウイスキーの個性をお愉しみいただけるプレミアムブレンデッドウイスキーで、多彩な個性が感じられる味わいが特徴となっております！！
目次
■アイリッシュ
■スコッチ
■アメリカン
■カナディアン
■ジャパニーズ
■アイリッシュ
アイルランド共和国および北アイルランドでつくられるウイスキーのことをさします。 麦芽にピート(泥炭)香をつけずに、複数回蒸留を行うのが特徴的で滑らか軽快な飲み口です。 ウイスキー初心者でも飲みやすいのがアイリッシュウイスキー最大の魅力で、癖が少なく、水や氷と合わせたりカクテルにしても失敗しにくい味わいとなっております。 アイリッシュ・ウイスキーとコーヒーを混ぜてカクテルにしたアイリッシュ・コーヒーは寒い時期には特におすすめです。
【おすすめのアイリッシュウイスキー】
タラモア デュー
アイルランドや北アイルランド地方で製造されている「アイリッシュウイスキー」のなかでも、タラモアデューはすっきりとして飲みやすいのが特徴です。大麦と穀類を原料として造られており、ほのかな甘味とフルーティーな香りを楽しめるのが魅力です。
BUSHMILLS（ブッシュミルズ）
現存する世界最古のウイスキー蒸留所という伝統を誇っているウイスキーがブッシュミルズです。アイリッシュウイスキーの中でも重厚な味わいが楽しめるウイスキーの代表格で、オロロシェリーの古樽を使用して長期間熟成する事による強めのシェリー樽香が特徴です。
■スコッチ
スコッチは、イギリスのブリテン島、スコットランドでつくられるウイスキーです。 スコッチウイスキーと言えば、大きく分けてブレンドとモルトに分かれます。氷や水に負けない力強いグレーンのブレンドと、 心地よく香り立つモルトによる、スコッチウイスキーは多くの人に素晴らしい味わいを低価格で提供しています。ピートが強い独特のウイスキーが多く、風味が特徴です。 現在のジャパニーズウイスキーの見本となったのがスコッチウイスキーです。 日本のウイスキーの源流となっており、多くの日本人の舌や喉と相性の良いウイスキーである事も魅力です。
【おすすめのスコッチウイスキー】
バランタイン
1937年の誕生以来“ザ・スコッチ"と称えられる逸品です。バランスの取れた深く気品のある香りが最大の特徴のウイスキーです。調和のとれた華やかな香りとエレガントで洗練された味わいを特徴としています。その豊かで芳醇なフレーバーを楽しみたい方には最適なスコッチウイスキーです。
Johnnie Walker（ジョニーウォーカー）
ジョニーウォーカーは世界で一番多く飲まれているといわれるスコッチウイスキーです。様々なラベルが存在し、レッドラベル、ブラックラベル、ゴールドラベル、プラチナムラベル、ブルーラベルなどがあります。中でも、ブルーラベルは秘蔵の古酒を贅沢にブレンドした最高級品です。トレードマークのストライディングマンは大英帝国を彷彿とさせるキャラクターとして人気を得ています。味わいは一般的なブラックについてはクセがなく飲みやすいので、ウイスキーの初心者に最適です。
■アメリカン
アメリカンウイスキーはアメリカでつくられるウイスキーです。 原料・製法によりさまざまなタイプのウイスキーを造っています。 寒い地域にて作られるのが当たり前の中で、アメリカンウイスキーは寒暖差が非常に激しい地域で造られます。 そのためウイスキーの熟成が加速し、アメリカンウイスキーはオーク樽の内側を焦がした新樽を使用することで、ウイスキーがオーク材から色合いやフレーバーを強く取り込むため個性が濃くなり強い香り、強い味わいがプラスされ、ウイスキーの中でも異質で癖のあるものが多いのが特徴です。アメリカンウイスキーの中でもよく耳にするバーボンウイスキーかと思います。アメリカのケンタッキー州を中心に生産されるものであり、トウモロコシの使用比率が高く、甘みがあるウイスキーとなっています。
【おすすめのアメリカンウイスキー】
メーカーズマーク
ボトルトップの赤い封蝋が印象的なプレミアム・バーボンです。通常バーボンに用いられるライ麦の代わりに上質の冬小麦を用いており、手間ひまを惜しまぬ独自の製法でつくられています。ふくよかで絹のようになめらかな味わいで、柔らかな甘みが特長となっております。
Jim Beam（ジンビーム）
世界のバーボンウイスキー市場で約40%を占める売り上げNo1の人気ブランドのウイスキーです。コーンと大麦にライ麦を原料に、石灰岩層で濾過された磨き上げられた水を使い、バーボンという名前に定められた基準をクリアしない限り熟成が続けられ、厳しい条件をクリアしたバーボンだけがジンビームとして世に登場しています。知っていましたか？癖の無い味わいと、まろやかなコクはバーボンウイスキー初心者にもおすすめです。
■カナディアン
カナダでつくられるウイスキーで、独自のタイプを生み出しています。スムーズで軽い口当たりに、個性的で深いライ麦の香りが特徴です。世界5大ウイスキーの中では最もライトタイプといわれ、日本食にも合いやすい優しさがあります。数あるウイスキーの産地の中でも、ウイスキー初心者に最もおすすめ出来るのが、カナダで生まれたカナディアンウイスキーといわれています。
【おすすめのカナディアンウイスキー】
Canadian Club（カナディアンクラブ）
カナディアンウイスキーの代表的銘柄と言えばカナディアンクラブです。癖の無い軽い味わいにライ麦のコクとシェリー樽の香りが溜まらない逸品で、日本産のシングルモルトにも引けを取らない上品で飲みやすい芳醇な飲み口になっております。 ロックで飲んでも水割りやハイボールにしても料理と相性のよいウイスキーなので、初心者にも非常におすすめなカナディアンウイスキーです。
Crown Royal（クラウンローヤル）
1931年、イギリスのジョージ6世が英国王として初のカナダ訪問の際、献上品として生まれたウイスキーです。上品な味わいが評価され、世界各国で愛飲され続けている人気のウイスキーです。 まろやかな舌触りでエレガントな香味なので、是非とも味わって頂きたいカナディアンウイスキーの名作です。
■ジャパニーズ
日本国内に始めてウイスキーが持ち込まれたのは、江戸時代末期のペリー来航の時でした。1871年には猫印ウイスキーが日本人の為に初めて輸入されたウイスキーとなり、明治時代末期頃から大正時代にかけて、本格的ウイスキーの製造に向け活動が開始されました。
摂津酒造は技師として竹鶴政孝をウイスキーの名産地であるスコットランドに派遣し、ジャパニーズウイスキーの製造はスコッチウイスキーの製造を再現する事から始まり、日本人の舌や文化に合わせて、スモーキーフレーバーは抑えめな作りとなっています。
【おすすめのジャパニーズウイスキー】
山崎
ストレートで飲むと、改めてジャパニーズウイスキーの美味しさに気づかされます。蜂蜜のような滑らかな口当たりに、レーズンのように深くフルーティな甘い香りを持ち、シェリー樽を使用した原酒の比率が高いため、口に入れた瞬間は甘酸っぱさが広がり、喉を通した後はほろ苦い余韻が続くという、ジャパニーズウイスキーの最高峰となっております。美味しいウイスキーを飲んでみたいという初心者に知ってもらいたい最高の逸品です。
響
全てを邪魔しない侘び寂びを備えたジャパニーズウイスキーの銘柄です。オーク材と穀物の香りは奥行きのある清涼感をもたらし、滑らかな口当たりが特徴で、口に含むと、まるで一瞬で溶けるキャンディーの様な甘みが広がって行くのですが、それも渋みを感じさせない苦みにより切れのよい後味となります。その後、重厚感のある余韻だけが残るという、ジャパニーズウイスキーの粋ともいえる味わいが楽しめます。生粋の国産ウイスキーです。
白州
白州は、みずみずしい香りと若草のような軽快な味わいが特徴的なウイスキーです。
多彩な原酒の中から、ブレンダーたちが理想のモルトを選び抜いて生まれた、森香るウイスキーはスムースかつ爽快な口当たりですが、ピートからくる上品なスモーキーフレーバーが鼻を通ります。
■最後に
世界5大ウイスキーいかがでしたか？5大ウイスキー以外にも、ドイツ・タイ・インドなど様々な国でウイスキーは生産されていますので、これを機会に手に取ってみるのも大人の嗜みとしては最高の時間になるのではないでしょうか。冒頭で、ゴールデンウィークとは言ったものの、自分の好きなウイスキー、一本を見つける酒の旅へ出てみてはいかがでしょうか。
