最高のドライブと料理を楽しめる、“全長100kmのレストラン”を日産が企画

日産自動車は地域活性化のための取り組みとして、エクストレイルでドライブを楽しみながらフルコースが堪能できる、“全長100kmのレストラン”「NISSAN X-TRAIL PRESENTS THE FULL COURSE」（以下、「THE FULL COURSE」）を企画した。

日産が誇る本格SUVのエクストレイルで、福島県内の山、川、草原などを走りながら、現地の食材を活かした料理を楽しむ本企画。このプロジェクトの背景には、コロナ禍で打撃を受けた地域の生産者や飲食業界をサポートして、その地域を盛り上げたいという日産の思いがあるという。

コロナ禍によって外食産業は今も厳しい状況に置かれている。そうした中、日産の「THE FULL COURSE」は福島県の市町村などの協力を得て、コロナ禍においても楽しめる“外食ツーリズム”を提案しているのだ。

「THE FULL COURSE」で料理を提供するのは、シェフ長谷川稔氏。予約は3年待ちと言われる人気レストラン「長谷川稔」を率いる長谷川氏と、グループ店のシェフたちが、現地の食材を用いた料理をその場で調理する。

本来であれば、2021年3月には現地においてリアルイベントが実施される予定だったが、緊急事態宣言の再発令を受けてイベントは一旦延期となった。現在、「THE FULL COURSE」の魅力を味わえるコンセプトムービーが特設サイトで公開中だ。「THE FULL COURSE」プロジェクトの第１弾である、このムービーでは、福島の美しい自然の中をエクストレイルが走り、長谷川氏の究極の料理が一皿ずつ提供される様子が描かれている。

たとえば、水の流れが美しい達沢不動滝では「滝のカーテンと平目の強火蒸し」、国の史跡名勝である霊山では「崖の上のタリオリーニ」、猪苗代湖の湖畔では「湖畔のすき焼き」という組み合わせになっている。福島の景勝地と長谷川氏の料理が組み合わされた、最高のドライビングコースと最高の料理のムービーを見れば、リアルイベントへの期待が高まるはずだ。

コロナ禍での新しい自動車の楽しみ方を提案

日産は「THE FULL COURSE」だけでなく、コロナ禍での様々な新しい自動車の活用法・楽しみ方を提案している。車内をもうひとつの仕事部屋にするテクニックを特設サイト「#OneMoreRoom」で紹介したり、車中泊仕様車を無償で提供するキャンペーンを行なっているのも、その一環だ（キャンペーン参加者の募集はすでに終了）。

日本国内においてもワクチン接種が開始され、コロナ禍の情勢が落ち着くことが期待されている。「THE FULL COURSE」のリアルイベントの開催は日産より改めてアナウンスされるとのことなので、イベント実施を待ちながら、それまではコンセプトムービーを楽しむとしよう。