注目の美容成分「プロテオグリカン」で根本から目指せ！ハリのあるツヤ肌

美容トレンドも日々進化し、コラーゲン、ヒアルロン酸など数々の美容成分が人気ですが、昨今では「プロテオグリカン」という注目の成分が話題になっているのはご存じですか？

先日「プロテオグリカン」に関するオンラインセミナーが行われ、美容皮膚科医 高瀬聡子先生、生物科学分野から岡山理科大学教授 安藤秀哉先生、そしてプロテオグリカンの製造を行う一丸ファルコス株式会社 ワイズ里沙氏が登壇。
それぞれの視点から、プロテオグリカンの効果や研究結果について語りました。

ハリのある肌こそ「若見え」の源

歳をとると気になってくるのが、しわやしみ。そして、たるみ。
特に全体に弾力感のない「たるみ肌」は、どことなく疲れて老け込んだ印象になってしまいますよね。

たるみの原因は、肌内部の「真皮（しんぴ）」の老化によるもの。
真皮は水分子、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチン、線維芽細胞、プロテオグリカンなど様々な成分で構成されているのですが、この量とバランスによって弾力感のある肌を保てるのです。

プロテオグリカンはどう作用する？

一方のプロテオグリカンは「線維芽細胞（せんいがさいぼう）」という真皮のキー細胞に働きかけることができる成分です。

「線維芽細胞」は、真皮にある美容成分の多くを作り出す「指令を出す細胞」なのですが、加齢に伴い、働きが鈍くなり、量が減ってしまいます。
真皮の成分が減るということは、たるみが発生し、そして老化へつながってしまうということ。

肌にとって一大事ですが、プロテオグリカンは、この線維芽細胞に働きかけ、活性化させるのです。
活性化した線維芽細胞は、コラーゲンやヒアルロン酸などの美容成分生成を促進させるそう。

さらにプロテオグリカンは線維芽細胞の増殖も促進させるという働きを持っているので、減ってしまった繊維芽細胞を増やすこともできます。

プロテオグリカンを1日5mg摂取したモニター調査では、2週間続けて摂取するだけで、肌のたるみやしわの改善がされたとのデータもあるそうです。

提供しやすくなったことも注目ポイント

プロテオグリカンは細胞を壊さずに精製することが難しく、これまでは非常に高価だったそう。
それが直近の技術革新により、より身近な存在になってきたのだとか。

サプリや栄養補助食品、化粧品の成分表示をよく見てみると「プロテオグリカン」「鮭鼻軟骨抽出物」などと書かれているそうなので、ぜひ探してみてはいかがでしょうか？

これからの美容トレンドは「根本解決」。
エイジングの根本にアプローチできる注目成分「プロテオグリカン」。ぜひ意識して取り入れていきたいですね。

【参考】
※一丸ファルコス株式会社
https://www.ichimaru.co.jp/research/proteoglycan/70