1人の時間を贅沢に過ごせるソロキャンプですが、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
今回の記事では、ソロキャンプ歴5年の私が実際に行っている15個の防犯対策を解説。
防犯対策をしてソロキャンプを安全に楽しみましょう!
ソロキャンプでトラブルに遭うシチュエーション
ソロキャンプでトラブルに遭うシチュエーションは主に以下の3つになります。
- 1人のとき
- テントから離れたとき
- 安心しているとき
これらの シチュエーションが重なるとトラブルに遭うリスクが高くなる ので注意が必要です。
1人のとき
ソロキャンプでは基本的に自分1人なので、 常にトラブルに遭う可能性がある と考えた方がいいでしょう。特に気を付けたいのが、 人目の届かないところに1人で行かない ことです。野生動物と遭遇する可能性が高くなります。
テントから離れたとき
テントから離れたときも注意が必要。基本的にテントにはカギが付いていないので、 その気になれば誰でもテントの中に入ることが可能 です。テント設営後に買い出しに行ったりすると、 長時間テントを離れるのでトラブルに遭うリスクが高く なります。
安心しているとき
安心しているときも注意が必要 です。お酒を飲みながら焚き火をのんびり眺めているときにトラブルに巻き込まれたら、とっさに反応できませんよね?キャンプはリラックスするために行くようなものですが、 安心し過ぎるとトラブルに対応できなくなります。
気をつけるだけでできるソロキャンプでの防犯対策
ここでは、 気をつけるだけでできるソロキャンプでの防犯対策を解説 します。解説する対策は、ちょっと気をつけるだけでできることばかりなので、ぜひ取り入れてみてください!
キャンプ場選びにこだわる
まずは、キャンプ場選びにこだわってみましょう。 管理人が24時間駐在している とか、口コミで マナー良いキャンパーが多いと評価の高い キャンプ場を選べばトラブルに遭うリスクが下がります。
人が居るところに設営する
人が居るところや人の目が届くところにテントを設営すると安心です。 管理棟や、ファミリーキャンパーさんの近くに設営する のがおすすめ。
整備されているところ以外に行かない
キャンプ場外の森の奥深くまでは行かないようにしましょう。 野生動物と遭遇する 可能性が高くなったり、助けを求めても 声がキャンプ場に届かなかったりする 場合があります。
人が居るように見せる
人が居るように見せるのも有効な対策です。例えば、 テントの入口にサンダルなどを置く だけで、テントの中に人が居るように見せることができます。
テントから離れるときは荷物をしまう
テントから離れるときは荷物をしまいましょう。荷物の出しっぱなしは「盗んでくれ!」といっているようなものです。 車で来ているなら車の中に入れておくのが安全。
貴重品は常に持ち歩く
貴重品は常に持ち歩きましょう。 キャンプ場によっては貴重品を管理棟に預けられる ので、預けてしまった方が安心です。
アイテムを加工しておく
泥棒がアイテムを盗む理由は、欲しいからではなく「売るため」ともいわれます。ゴルフクラブなどは名前を入れると買取価格が下がりますよね?キャンプアイテムも 名前など入れて加工をする と、 買取価格が下がるので泥棒から狙われにくくなります。
近くのキャンパーに挨拶をする
設営するときは近くのキャンパーさんへ挨拶をしましょう。 挨拶をされると親切にしたくなるのが人間です。盗まれそうになったときに教えてもらえたりなど、いざというときに助けてもらえます。
他のキャンパーと仲良くしすぎない
挨拶をするのは大切ですが、仲良くしすぎる必要はありません。女性の場合なら、あちら側が変な勘違いをしてトラブルに巻き込まれる可能性があります。 周りのキャンパーさんとは適度な距離感を保った方が安心 です。
SNSに投稿しすぎない
気をつけたいのがSNSへの投稿。ソロキャンプで寂しくなり「ソロキャンプ」「ひとりキャンプ」とつぶやけば、1人でいるとアピールしているようなものです。SNSに投稿するときは、 位置情報や個人が特定されないように気をつけましょう。
アイテムでできるソロキャンプでの防犯対策
ここでは、 アイテムでできるソロキャンプでの防犯対策を解説。 防犯対策はキャンパーが気をつけるところから始まりますが、常に周りを警戒することはできません。ソロキャンプを楽しむためにも、アイテムをうまく使って防犯対策をしましょう!
ダイヤルロックを使う
テントから離れるときは、 ダイヤルロックで入口にカギをかけましょう。 テント内に侵入されるリスクが下がり、盗難防止の効果があります。ダイヤルロックならカギが必要ないので持ち物も減らせます。
人感センサーライトを使う
テントの周りに人感センサーライターを使うと、 人が近くに来たことを光で知らせてくれます。 野生動物にも反応するので、寝ている時の動物対策にも効果があります。
ラジオを使う
ラジオで音を出しておくと、 人が居るように思わせることが可能。 ネットが繋がらない場所でも情報収集ができるので、キャンプ中に災害が発生したときにも役に立ちます。キャンプ場によっては、スピーカーから音を出すのを禁止している場合があるので事前にルールを確認しておきましょう。
防犯ブザーを持っておく
身の危険が迫ったときに、声を出して助けを呼べる状態とは限りません。防犯ブザーがあれば、声が出せなくても 音で相手をおどろかせたり、周りに助けを求めることが可能。 キャンプアイテムに付ければ、アイテムを盗もうとしたときに音が出るようにもできます。
防犯スプレーを持っておく
最終手段として防犯スプレーを持っておくのも安心。身の危険が迫ったときは、相手から手の届かないところに居るのが大切です。防犯スプレーなら 相手の間合いに入らずに撃退 できます。
防犯対策をしてソロキャンプを楽しもう!
今回は、 ソロキャンプでの防犯対策を15選解説 しました。
ソロキャンプは基本1人なので、常にトラブルに遭う可能性があります。しかし、 気をつけるポイント を押さえたり、 アイテムを活用したりする ことで トラブルに遭うリスクを下げることが可能 です。
今回の記事を参考に、防犯対策をしたうえでソロキャンプを楽しんでください!
ささき
余暇プランナー
生粋のソロキャンパー。生まれも育ちも岩手県で、子供のころから自然に囲まれて育ってきました。記事を通して、大自然の魅力を伝えられれば幸いです。趣味は、オートバイツーリング、ソロキャンプ、読書、筋トレ、お酒。また、趣味の筋トレを活かして、パーソナルトレーナーとしても活動しています。