UCC上島珈琲株式会社(以下、UCC)は、日本初の独自製法により生み出した“飲まないコーヒー”「YOINED(ヨインド)」を、11月1日から数量限定で発売します。
UCCは都内で新コーヒー製品「YOINED」のラウンドテーブルを開催。文字だけでは伝わりにくい、YOINEDとはどのような商品なのかを体験させて頂きました。
コーヒの余韻を余すことなく体験出来る“食べるコーヒー”「YOINED」
UCCは1933年の創業以来、90年コーヒー製品を展開。日本で初めて缶コーヒーを展開し、無糖という新しいジャンルを開発。
ジャマイカで直営農園を開設するなど、コーヒーの市場価値の向上に尽力しています。
そのUCCから飲まずに“食べるコーヒー”「YOINED(ヨインド)」が誕生しました。
これまで90年コーヒーと向き合ってきたUCCが「究極のコーヒーの香り」を味わうためにはどうすればいいのかを追求し、“飲む”ではなく“食べる”ことでコーヒーの香りの余韻を楽しむことから「YOINED(ヨインド)」と名付けられたのだとか。
名付けの際には「イートコーヒー」「ソリッドコーヒー」など、商品コンセプトからいくつか案が出ていたそうですが、この商品の価値は「香りの体験価値を提供したい」ことから“余韻”をキーワードにしたのだそうです。
ラウンドテーブルに登壇したマーケティング本部 ブランドマネジメント部の小坂朋代さんは、YOINEDの提供価値について
「YOINEDはひとりでアートや趣味に浸る時、鮮烈なコーヒーの香りに包まれてリラックス・リセット出来る商品として、ユーザーに寄り添うことが出来るのではないかと考えています。」
とコメント。
UCCの独自調査の結果、ひとり時間がリラックスやリセットに必要と感じる方の割合が約8割いたことを受け、コロナ禍以前は「おひとりさま」と呼ばれネガティブな、コロナ禍を経て「ソロ活」とポジティブに捉えられたひとり時間の過ごし方に、UCCは新たに「ヒタ活」を提唱したいと説明。
その一環で「コーヒーを食べる」という新スタイルとして、香りに浸ることでリラックスタイムを提供したいという想いが込められた商品が「YOINED」なのだそうです。
見た目はチョコだがカカオ不使用!鼻を通り抜ける鮮やかなコーヒーの香りが新鮮なYOINED
YOINDEの見た目はチョコレート菓子のように見えますが、カカオ豆は一切使用していません。
そのためコーヒー風味のチョコレート菓子ではなく、純粋なコーヒー製品という点がYOINEDの最大の特徴と言えるでしょう。
YOINEDを口に含むと、豆を丸ごと粉砕して配合したことによる濃厚なコーヒーの香りが鼻を通り抜けます。
「飲むコーヒーは、あくまでも抽出液です。しかしYOINEDはコーヒー豆を丸ごと粉砕して入れているのでコーヒーバッグも出ず、抽出後の粉に残っている食物繊維や香りを全て楽しむことが出来ます。」
と小坂さんは説明されています。
また、飲むコーヒーとYOINEDではコーヒー豆の使用量が違い、それに伴ってカフェインの量も異なってくるそう。
コーヒー一杯あたりの豆の使用量はおよそ15g程。しかし、YOINEDには1枚あたり約7.5gしか使用していないため、カフェイン量は約1/5に抑えられているのだとか。
また砂糖のほかにコーヒーの香りを閉じ込めるため植物油脂でコーティングを行い、圧搾したコーヒーオイルを使用しているため、香料等は全く使用していないそうです。
味わいが違う2種のフレーバーが登場
YOINEDのフレーバーは2種類。
「MELLOW BROWN」はコーヒー豆の配合量が15%で甘みとのバランスが良く、カフェオレ等が好きな方はパクパクと食べてしまいそう。甘党の方にもぴったりなフレーバーです。
一方「CRAZY BLACK」は現在の技術的限界である40%までコーヒー豆を配合。口に含んで噛み締めた瞬間、鼻を通っていく風味は本当に驚かれると思います。
こちらは普段からブラックや微糖などを嗜んでいる方向きだそうで、ウイスキーや赤ワインといった強めのお酒にも相性抜群とのこと。
UCC内でも好みが二分しているそうで、ぜひ食べた後に好みを教えて欲しいと語られてしました。
実際にラウンドテーブルではYOINEDの試食もさせて頂きましたが、鼻を通る強いコーヒーの香りは本当に驚くこと間違いなしの商品です。
「香り」が余韻に浸るために何よりも重要
ラウンドテーブル後半に登壇したUCCコーヒーアカデミー専任講師の山田果穂さんは、
「実は人間が美味しいと感じている感覚の80%は香りの情報から判断していて、味の情報割合は20%しかないんです。風邪を引いた時に味が分からなかったり、小さい時に嫌いな食べものを鼻を摘んで食べた経験があるかと思います。そのため、味や余韻を演出するためには、香りが何よりも重要なんです。」
と、UCCがいかにYOINEDの製造に際して香りにこだわったかを説明しました。
YOINEDに使用している豆はエチオピア・シャキッソ地区産の豆を使用。
心地よい酸味と華やかでベリーのようにフルーティな香りが非常に良く、甘み・酸味をしっかり味わえる豆の中で、ナチュラルプロセス(皮と果肉をつけたまま乾燥させる)によってさらに風味豊かなコーヒー豆を使用していのだそう。
今後、YOINEDの商品展開については現状は未定としつつも、お客様からの声を集めて新フレーバーの開発等も検討したいと説明されていました。
商品詳細
●YOINED(ヨインド)
販売期間:2023年11月1日〜2024年3月末
※数量限定 なくなり次第販売終了
販売店舗:
・UCCの全国11店舗
UCCカフェメルカード 7店舗(新宿高島屋店、横浜そごう店、千葉店、札幌大丸店、JR京都伊勢丹店、大丸神戸店、博多大丸店)
・カフェノバール 西武池袋本店
・COFFEE STYLE UCC 3店舗(グランスタ東京店、アトレ吉祥寺店、横浜店)
オンラインストア
・UCC公式オンラインストア (https://store.ucc.co.jp/)
販売価格:2,700円(税込)
内容量:1枚7.5g×6枚入り
※2種類3枚ずつ
原料:
【CRAZY BLACK】コーヒー(コーヒー豆(エチオピア))、植物油脂(国内製造)、砂糖、全粉乳、コーヒーオイル、デキストリン/乳化剤(大豆由来)
【MELLOW BROWN】植物油脂(国内製造)、砂糖、乳糖、コーヒー(コーヒー豆(エチオピア))、全粉乳、コーヒーオイル、デキストリン/乳化剤(大豆由来)
コーヒーの風味と濃厚な香りが鼻を通っていき、余韻に浸る新体験が出来る「飲まないコーヒー YOINED」は、11月1日から3月末までの冬季限定での発売となります。
ヒタ活にぉすすめな商品となっているほか、クリスマスやバレンタインデー・ホワイトデーの贈り物にもぴったり。ぜひオンラインストアやUCCの店舗にて購入してみてはいかがでしょうか。
YOINED:https://www.ucc.co.jp/yoined/