スイスの腕時計ブランド「HUBLOT(ウブロ)」は、アンバサダーである井上尚弥選手と未来に向かう16人の小学生たちが参加するチャリティーイベントを都内で開催。
トップアスリートとしてのメンタル・フィジカル両面を子供たちへ指導。200万円の寄付金額の獲得を目指し、子供たちと井上選手がチャリティーチャレンジに挑みました。
「HUBLOT」チャリティーイベントで井上尚弥が子供たちとチャレンジ!
ウブロはこれまで、テニスのジョコビッチ選手・サッカーのエムバペ選手・陸上のボルト選手など、スポーツ界のトップスターたちをアンバサダーとして起用しています。
今回、ボクシングWBC・WBO世界スーパーバンタム級統一チャンピオンで、ウブロのアンバサダーを務める井上尚弥選手を起用したチャリティーイベントを都内で開催しました。
イベントにはウブロ プレジデント アジアパシフィック リージョンの坂井実和さんが登壇。ウブロの活動について説明し、
「ウブロはこれまで様々なチャリティー活動を行ってきました。特に将来を担っている立場が弱い子供たちを守り、夢を与えると言うミッションを掲げて活動しております。今回、井上選手に我々のアンバサダー・ファミリーとして、大変お忙しい中チャリティーイベントに参加して頂き、心より御礼を申し上げたいと思います。」
と、参加した井上選手に感謝の言葉を述べました。
今回のイベントには小学校高学年の子供16人が参加。
出されたチャレンジを見事成功した場合、ウブロはスポーツを通じて子供たちの「笑顔」を作る社会貢献団体である、一般財団法人United Sports Foundationへ200万円を寄付すると説明。
登壇した井上選手は、参加した子供たちへパンチの打ち方を指導し、寄付金額獲得を目指してチャリティーチャレンジに挑戦されました。
井上選手はこれまで指導経験はあまりないとコメントしつつ「今日は一緒に楽しめたらと思います。」と語り、子供たちは元気よく「よろしくお願いします!」と挨拶。
一緒に準備運動をした後、井上選手からパンチの打ち方がレクチャーされました。
ボクシングの基本である「構え方」「ジャブ」「ワンツー」の3ステップを教えた井上選手は、
「ジャブは一番簡単だけど、一番複雑で難しい。ワンツーは基本ですが、ジャブと一緒に極めればそれだけでチャンピオンにもなれる。(ジャブとワンツーは)それ程大切なんです。」
と、この基本こそが最も大切だと語られ、子供たちも真剣にレクチャーを受けていました。
ミットを持つという貴重な姿を見せつつ、子供たちに打ち込ませる井上選手は「いいよ!真っ直ぐ腕を出してみよう!オッケー!」と、参加した子供たちへ声を掛けをする姿も。
“世界チャンピオンのミットへパンチを打たせて貰える”という貴重な体験をした後は、いよいよチャレンジ本番です。
目指せパンチングマシーン合計1,000kg!最後に井上尚弥が魅せた!
チャレンジ本番では、子供たちが1回ずつマシーンにパンチを繰り出し、合計1,000kgを目指します。
全員が井上選手のレクチャーをしっかり反映させ、全力でパンチ。16人全員がパンチをし終わり、井上選手を除いたパンチ力合計は「610kg」という結果となりました。
この結果、なんと井上さんが1人で390kgを出さなければならなくなり、井上さんも思わず「え!?(笑)」と戸惑われる状況に。
ここで司会者からの提案が通り、希望した子供7人の再チャレンジがOKとなったため、子供たちは改めて挑戦。
その結果、合計は992kgとなり、殆ど仕事がなくなってしまった井上選手は再度困惑。
「殆ど仕事がなくなっちゃいました。これ、8kg丁度狙っちゃいます?(笑)」と冗談を交えつつ挑戦した井上選手。そのパンチ力は…。
圧巻の「124kg」という結果に。
テストした際のスタッフの記録から「50kg以上が出たら凄いですよ」ということを話されていた中での100kg超えに、会場からはどよめきが。
「(力加減は)多分7割くらい。マシーンが硬く、全力で打つと怪我をしてしまうので…。」
と、痛めないようパンチ力をセーブした結果だそうですが、本当に驚きの数字です。
井上選手の結果を合わせて合計1,116kgとなり、見事チャレンジは成功となりました。
「今取り組んでいることを好きになることが一番大切」
その後、井上選手のトークショーの時間が設けられ、子供たちも一緒に観覧。
今回のチャレンジのテーマでもある「挑戦」という言葉について聞かれると、
「挑戦という言葉は、自分がボクシングを初めてからずっと大事にしてきている言葉。20歳でチャンピオンになり、チャレンジャーではなくチャンピオンとしての試合が続いたんですが、チャンピオンを追いかけていた“挑戦している気持ち”を忘れてしまうので、今もそれを大切にしています。」
と自身の大切にしていることを語る井上さんの言葉に、子供たちも真剣に聞いていました。
井上さんによると、ウブロの腕時計は大好きなものの1つで、時計は唯一の趣味なのだそう。色々なタイプの時計が展開されているウブロは、シチュエーションに合わせて着けられるためお気に入りで、試合などで結果を出した時のご褒美として購入するのを楽しみにされているそうです。
子供たちから「どうすれば世界一になれますか?」という質問をされた際には、
「これはね、答えはないんですよね。これを毎日やったからチャンピオンになれるか、というものはなくて。自分はチャンピオンになるためのトレーニングはしてきたけど、周りの環境にも恵まれていたし。好きになったものを突き詰めて続けていく、それが1番の近道なのかなと思います。」
と、井上選手の考え方を真摯に伝えていました。
井上選手が子供たちと一緒に見事チャレンジを成功させ、200万円の寄付を獲得する結果となった今回のチャリティーイベント。
参加した子供たちも憧れの井上選手と交流出来るなど、夢を与えてくれる貴重な機会となりました。
これまでにも様々なチャリティー活動を行なってきたウブロ。今後の活動にもぜひ注目してみてください。
ウブロ公式:https://www.hublot.com/ja-jp