心理テストの質問
今回の心理テストでは「ズボラ度」がテーマ。「私はズボラだ」と公言してはばからない人も居れば、人前では隠しているけど実は……という人など、その度合いは人それぞれ。
さて、あなたはどのくらいズボラなのでしょうか? 意外な結果が出るかもしれません。ぜひ、試してみてください!
【質問】
お昼休み、ランチのために外に出たあなた。
街路樹の脇に、きれいな花が植えられている花壇がありました。あなたはこの花を見て何を思いますか。
A~Dの選択肢の中から選んでください。
A.特に何も思わない。午後に済ませたい仕事のことを考えている。
B.「今度の休みにでも公園でピクニックをしようかな」
C.「うちにも花を飾ってみようかな、…あー、花瓶がないんだった」
D.「この花と同じ花を以前どこかで見た気がする…」
心理テストの診断結果
Aを選んだあなたは……「ズボラ度:低」
Aの選択肢を選んだあなた。
あなたはその時その時で抱えているタスクに非常に集中していることが伺えます。
あなたの心は雑念を抱くことがあまり無く、目の前の実務や課題にフォーカスしているので、他の雑事や気晴らしに時間を使うことが少ないのです。
このような特性は、計画性が高く、責任感が強いともいえます。これが、ズボラ度が「低い」と診断される大きな理由です。
ズボラ度が低いあなたは、日常のタスクや仕事に集中することが得意。しかしその分、緊張やストレスがたまりやすいかもしれません。
そんなあなたには、仕事の合間に短時間の休憩をとることをオススメします。
たとえば、5分間の深呼吸や、お気に入りの音楽を聴く、小さな散歩など。
また、週末には自分の趣味や興味を追求する時間を持つことで、心のリフレッシュとバランスを保つことができるでしょう。
Bを選んだあなたは……「ズボラ度:中」
Bの選択肢を選んだあなたは「夢見るロマンチスト」と言えるでしょう。
美しい景色や感動的な瞬間に心を奪われるような性質は、ロマンチスト特有のもの。
しかし、その高い感受性は、時として現実的な課題や日常の雑事を見過ごしてしまう原因となることも。
この特性が、あなたのズボラ度を「中」とする要因です。情熱的に感じることや、直感に従うことを優先しすぎて、時に、それが日常のタスクを遅らせることがあるのです。
しかし、「ズボラ度:中」というのは、決して悪いことだけを意味するわけではありません。
大切なことにはきちんと取り組むあなたは、意外とタスクを効率よくこなす能力も持っているのです。
そのためのコツは、感受性の高さをうまく利用すること。面倒なタスクに取り組む前に、好きな音楽を聴いたり、美しい景色の写真を見て気分を高めることで、やる気を引き出すことができます。
また、タスクの中でも特に重要なもの、あるいは達成感などの喜びが大きいものから始めることで、その後の作業がスムーズになるでしょう。
Cを選んだあなたは……「ズボラ度:高い」
Cの選択肢を選んだあなたは「行動派の先延ばしマスター」と言えます。
新しい挑戦や変わったことにワクワクする心が、あなたの行動力の源。それは他者から見れば、非常にポジティブでエネルギッシュに映るでしょう。
しかしその一方で、細かい日常のタスクや煩雑な雑事に対する関心が低く、これらを先延ばしにする傾向が見られます。
このような特性が、あなたのズボラ度を「高い」と判定させる要因となっています。
「ズボラ度:高い」と判定されたあなたでも、日常のタスクを効率的にこなすための方法はあります。
そのコツは、あなたの興味や行動力を利用すること。
新しいツールやアプリを使ってタスク管理を楽しむ、または友人との競争や賭けをして、雑事をゲーム感覚で進めるなど、自分の興味を活かす方法を見つけることが大切です。
また、日常のルーティンを確立し、自動化することで、雑事にかける時間を減らすアプローチも効果的でしょう。
Dを選んだあなたは……「ズボラ度:すごく高い」
Dの選択肢を選んだあなたは記憶力に優れており、周りの人にも「よくそんなこと覚えているね」と言われることがしょっちゅう。それだけに、過去の経験や思い出に価値を見出し、それを基に現在や未来の行動を取るのがあなたの特徴です。
このような特性は、過去の成功体験や失敗を学びの材料として活用することができるため、多くの場面で有利となります。
しかしその一方で、新しい情報や変化に対応するのが苦手となる傾向が見られます。
何か新しいことをしようとしても、頭の中に蓄積されている膨大な量の経験や思い出、そしてそこから得た学びなどにとらわれてしまい、いわゆる「頭でっかち」のような状態になりがち。
行動を起こす前にいろんなことを考えてしまい、考えすぎてだんだん億劫になることが……このため、ズボラ度は「すごく高い」と判定されるのです。
「ズボラ度:すごく高い」と判定されたあなたは、新しいタスクや変化に対する抵抗感が強いかもしれません。
しかし、最初の一歩を踏み出すための方法はあります。
まず、新しいタスクや雑事に取り組むときには、一旦、頭の中をクリアにし、何も考えないようにしてとにかく手を付けてみることが大事。
また、小さなステップを設定し、それを順番にクリアしていくことで、大きなタスクも達成感を持ちながら進めることができます。
そして、友人や家族とのコミットメントを作ることで、外部からのモチベーションを得ることも一つの方法です。
ライター : 真宮吉丸
インテリの雑学オタク。東京大学文学部卒。大学では言語について学び、卒業後に心理学への関心が高まる。現在は心理学に関連するコンテンツのライターとして活動中。
編集 : シンリ編集部