日本損害保険協会、政策保有株式に対する新ガイドラインを策定

日本損害保険協会が、業界全体での適切で規律ある行動促進を目指し、「政策保有株式に係るガイドライン」を新たに策定しました。

概要：新ガイドラインによる行動促進

この新たなガイドラインは政策保有株式の新規保有を行わないことや早期に残高縮減に努めること、なおかつ保有実態を変えずに純投資株式へ区分変更しないことなどの基本的な考え方を示しています。これにより、業界全体での適切で規律ある行動が一層促されることを目指します。ガイドラインの詳細は以下のURLで確認できます。(https://www.sonpo.or.jp/about/pdf/seisaku_guideline.pdf)

今後の取り組み

日本損害保険協会は、ガイドラインの充実を図るため、必要に応じて適宜の見直しを行い、会員会社の取り組み状況を定期的にフォローアップしていくとしています。顧客との長期的で安定した保険取引関係の維持や強化を目的に政策保有株式の保有を行ってきた会員会社ですが、公正な競争を阻害する可能性のある政策保有株式の保有や便宜供与は見直す必要があるとの指摘があり、今後の取り組みは注目が集まります。

まとめ

日本損害保険協会は、新たなガイドラインを策定し、業界全体での適切で規律ある行動を促進し、健全な競争環境の実現を目指します。その他の詳細情報につきましては、以下のリンクをご参照ください。
https://www.fsa.go.jp/news/r5/singi/20240625.html
https://www.sonpo.or.jp/news/shinrai/index.html