約8,000名が所属する日本最大級のライバー事務所・株式会社321によるライブイベント「321 SUMMER FES 2024」が7月23日と24日に東京・新宿のZepp Shinjukuで開催! MCとして同事務所最高顧問であるインフルエンサーのゆうこすさんとタレントの大倉士門さんが登場したほか、同社所属の人気ライバーたちが自慢の歌声を披露しました。
4年目を迎えた今年は、昨年までの「夏祭り」から「SUMMER FES」へ名前を一新し、初の2days開催で内容もパワーアップ。ここでは、ゆうこすさんも終始笑顔で駆け抜けた1日目のプログラムをレポート!
321の夏フェスがZepp Shinjukuで初開催!
初めてZepp Shinjukuにて開催となった321による夏のメインイベント。屋外の入場口前には個性豊かでド派手な祝花が多数並び、開園前からお祭りの雰囲気が醸し出されました。
1日目のフェスはオリジナル曲イベント受賞ライバーによる楽曲ステージ、この日限定のコラボユニットによる夏歌メドレー、Vライバーによる自己紹介ソングの披露、そして第2期ラストとなる321アイドル部のステージなど、ライブ中心の内容となりました。
17時に開園を迎えたステージでは、負けないyuuu、じげんくん、TAIHEI、たってぃによる4人組グループ・さくらんBOYZと、321AWARD2024で年間成績1位に輝いた、ふじこそさんがオープニングアクトを担当。
トップバッターとして登場したさくらんBOYZは、ちょっと刺激的なタイトルのオリジナル曲『童貞節』を披露。キャッチーなノリの楽曲で会場のボルテージを高めつつ、「皆さん、盛り上がっていきましょう!」とシャウトして客席をあおり、彼ららしい明るいパフォーマンスで会場を沸かせました。
続いてふじこそさんもオリジナル曲の『to be free』を披露し、会場の空気が十分に温まったところでMCのゆうこすさんと、大倉士門さんがステージに。大倉さんの「どうですか、この熱気?」という振りに対して、「うしろのうしろの方まで手を振ってくださって」と喜びを表したゆうこすさんは、次にこのホールの特徴である360°LEDビジョンを指差しながら「年々豪華になっている感じがして嬉しいですね」と、321のファウンダーでもある立場から事務所の成長に感慨を述べました。
人気ライバーが代表曲で、夏うたコラボユニットで大熱唱
最初のコーナーでは、オリジナル曲イベントで入賞した3名のライバーがそれぞれの持ち歌を熱唱。ゆうこすさんから“さすがの大御所感”と讃えられたSakiが『旅せよ乙女』で圧巻の歌声を披露すれば、TAIHEIはバラード調の『さだめ』をじっくりと聴かせ、こうしたライブが初めてというぴあのは『FIREWORKS』で、少し緊張を滲ませたフレッシュなパフォーマンスを見せてくれました。
普段はなかなかお目にかかれないライバー同士のコラボレーションが見られるのもリアルイベントの醍醐味!
続くコラボメドレーのコーナーでは、Aya、ここたん、つなきゆうか、ふじまり、そらと、SEINA、かえでらぱん、おゆい、おまい、瑠美の事前イベントを勝ち抜いた10名のライバーがこの日限定の2組のユニットに分かれて定番の夏歌メドレーを披露しました。
『HOT LIMIT』『天体観測』など熱々の夏ソングを届けてくれた10名は、MCとのトークでもそれぞれのキャラを発揮。「こんなすごいメンバーの中にライバーを始めて3か月の自分がいることに緊張します。こうしたステージに立てるくらい応援してくれるみんながめちゃめちゃ大好きです」と初々しいコメントを述べた一方、321に所属して4度目の夏で初めて夏イベントに出演することができたというおゆいが涙を光らせる場面も…。その背中におまいがそっと手を寄せ、ライバー同士の友情が垣間見れました。
321以外からも実力派ライバーが参戦
その後は321で活動中の25名のVライバーによる自己紹介ソングの放映を挟みながら、初の試みであるフリーライバーステージへ。本コーナーはライバーが活躍する業界全体をよりよくしたいという321の思いから企画され、フリーや321以外の事務所に所属するライバーから事前イベントで勝ち抜いた2名が出演しました。
オリジナル曲の『No Perfect』を披露した一人目の、るる氏は、ボーカルインストラクターをしながらポコチャなどで配信をしている兼業ライバー。
一方で『It Don’t Mean a Thing』を披露した二人目のすずきはるかさんは、名古屋で人気ボイストレーナーとして活動した後、昨年の秋から東京を拠点にポコチャなどで活動しているプロのジャズシンガーです。
両者とも歌唱を教える立場にいる実力者ということもあり、その歌声を聴いたゆうこすさんも「とんでもなかったですね」と圧倒された様子。
また、すずきさんは「アイドルの方もたくさん出られるので浮くかもしれないと思っていた」と一抹の不安を抱えていたことを明かしたが、ギターの生演奏に合わせてエネルギッシュに歌い上げる姿は、普段ジャズとは縁遠いであろう人々の心にもしっかりと感動を響かせていました。
ライバーユニットが新曲を初お披露目
1日目の後半は、321ライバーのユニットパフォーマンスからスタート。出演3組のうち、最初に登場したのは、おりょうさん、まさみん、斉藤優里、しょへの男女4人組「よんこいち」。
プライベートでも仲良しという4人は、ステージ全体を使ってパワフルなパフォーマンスを披露し、この日に向けて制作したというオリジナル曲『Thanks for you』をお披露目。メンバーお互いへの感謝、そして普段応援してくれる人々への感謝を歌詞に込めた一曲を溌溂と歌い上げました。
けいちゃん、泡沫ちゃん(うーたん)、るのるんの3名による「MinimaRYTHM(ミニマリズム)」は、黄色、青、ピンクの昭和レトロ感ある甘い衣装でも観客を魅了。
『年下の男の子』『夏のお嬢さん』など、きっと70年代から80年代のアイドルブームを知る世代にはたまらない懐メロメドレーに往年を知るファンから特に大きな歓声が沸き上がる!
さらに彼女たちもこの日に向けてけいちゃんが作詞作曲したユニット初のオリジナル曲『君とリズム』をお披露目。けいちゃんが弾くギターのメロディに合わせて、シンガロングで会場がひとつにつながる場面も。
3組目に登場した「≡LOVE(アイデンティカル ラブ)」は、りな、ユカリ、塩見きら、いのうえまお、えりんこの5人組。いのうえまおとりながこの日をもって脱退する彼女たちは、これが現体制のラストステージ。
万感の表情を浮かべて歌い、踊る彼女たちだったが、塩見きらの「今日ここに立てたのはリスナーさんのおかげです。この5人でステージに立つのは今日が最後なので、しっかり目に焼き付けてください」という言葉で『絶対アイドル辞めないで』の歌唱が始まると、ファンの気持ちそのものを表すかのような一曲に、観客席からは悲鳴ともとれる歓声が上がり、ファンもメンバーも涙交じりの時間に…。
最後のコメントを求められた、いのうえまおが「泣いたら罰金って言われてるんだ」と言って涙を拭くと、ファンの間にもささやかな笑いがもたらされました。
321アイドル部の熾烈な対抗戦にサプライズ発表も
序盤のコーナーと同じくオリジナル曲イベントで入賞した、ゆっきい、なりちゃん、ひかるの歌唱の後、第2期ラストライブとなる終盤の321アイドル部ステージで、ついに盛り上がりは最高潮に!
321アイドル部は「部活のように楽しむ」をコンセプトに321内で結成されたライバーアイドルグループで、現在は「PALE TULLE(ペールチュール)」と「グリッターシステム」の2グループが活動中。
良きライバルである両者は、地上波番組エンディングテーマのタイアップという栄誉を目指し、このフェスの券売数、グッズ売り上げ、配信イベントなどで対抗戦を展開中!
PALE TULLEは『LOVE Scheme』『I don’t why』『Happy Bad Days』、グリッターシステムは『Killer LOVE』『スパイラル』『推し変通知』と、オリジナル曲をそれぞれ2曲披露。
自己紹介の中では、2期で活動した一年に充実感を感じる人、スタメンになれなかった悔しさを嚙み締める人、明日から始まる3期に向けて新たな決意を抱く人、そして2期でアイドル部を離れる人と、それぞれの立場からのリアルな思いが語られ、推しメンがひたむきにがんばる姿にファンから熱いエールが贈られました。
また、ここでは対抗戦勝者のタイアップ番組が「バスリズム02」であることもサプライズ発表!驚きとともに、ますます見逃せなくなる対抗戦の結果は2日目へ続きます。
1日目のすべてのプログラムを終えて、「このフェス、毎年むちゃくちゃ進化してますね」と感想を述べた大倉さん。それを受けた、ゆうこすさんも「進化してるし、みんなの熱量もめちゃくちゃ上がっていて、321推しみたいな人も増えている感じがする」と最後の最後まで最高の笑顔を見せ、ラストは出演者全員による321公式応援ソング「321」の大合唱で全体を締めくくりました。
ライバーとリアルな場を共有する貴重な場となった約3時間のフェスは、音楽で自分の思いを届けることのすばらしさを肌で感じる機会になったとともに、ファンが聴きたい鉄板ソングはもちろん、アイドルソング、懐メロ、ジャズなど、ライバーという存在の多様性が伝わってくるお祭りにもなりました。
そして、2日目の24日は豪華ゲストも迎えボルテージは最高潮に!大興奮のプログラムが盛りだくさんの2日目のイベントレポートに乞うご期待。
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