6月1日〜3日の期間で開催された「GO OUT CAMP 猪苗代vol.5」に集まったキャンパーさんたちの愛車をスナップ!
好ロケーションながら、クルマにとってはスタッグのリスクもあるビーチが広がる会場で、そんな悪路もものともしないタフさと、キャンプと相性バツグンなヴィジュアルを兼ね備えたアウトドアな6台のクルマを拝見!!
思わぬ形で出会った、憧れの1台。
Mercedes Benz/ゲレンデ
sho-nenさん、小天丼ちゃん
ゲレンデ(96年式)に乗り換えて約半年だというsho-nenさん。
以前は同じくベンツのW124ワゴンに乗っていたそうだが、軽い気持ちで「いつかゲレンデに乗ってみたい」とつぶやいたところ、友人たちの間で次々に話が進んでしまい、周りに急き立てられる形で乗り換えを決意したんだとか。
こちらを選んだのは、普段から長距離での運転が多いため、排気量が大きいところが決め手だったそう。現在、三列目のシートは取り外して積載量のアップを検討中とのこと。
また、sho-nenさんは大のカーハート好きだそうで、スペアタイヤのカバーは、なんとブランドに直接頼んで作ってもらった特注品。愛犬の小天丼ちゃんもカーハートのジャケットでスタイルアップ!
フルレストアでアウトドア&クラシカルな魅力を増した名SUV。
TOYOTA/ランドクルーザー 60
佐藤真吾さん
仙台にある中古車屋「SUNSET MOTORS」のオーナーである佐藤さんは、1980年に登場し、生産終了後もアウトドアフリークの間で根強い人気を誇るランドクルーザー60で参加。
ボディはクラシカルなホワイトとグリーンの2トーンカラーで塗装したほか、ルーフも角ばった印象の平屋根に交換、リフトアップなど、細部までこだわりぬかれたフルレストアの一台。アウトドア&レトロな魅力を余すことなく発揮していた。
SUVを中心に取り扱っているという「SUNSET MOTORS」にはアウトドア好きのお客さんが多く、それがきっかけでキャンプを始めたそう。
「キャンプに行こうとギアを揃え始めたら、次々に増えてこのありさまです笑」と語る佐藤さんのテントサイトはご覧の通り、ランタンやコンテナ、テーブルなどが盛りだくさんだが、そんな物量も運べる積載量もランドクルーザー60のひとつだ。
カーキャリアをプラスして、悠々自適なファミキャンライフ。
BMW/MINIクロスオーバー
井口隼人さん、花蓮ちゃん
MINIクロスオーバーでお越しの井口さんファミリーは、以前からアウトドアに興味があり、子供が大きくなってキャンプをはじめたそう。
街でもオシャレに乗り回せるうえ、アウトドアフィールドにも対応してくれるほか、従来のミニクーパーを大幅に上回るサイズは、家族での遠出にもうってつけの一台だ。
井口さんのキャンプサイトには、ニーモのシェルターやマーモットのドームテントなど、ハイスペックなギアが揃いぶみ。
「勢いで大きなテントを買ってしまい、ギアも揃えていくうちにクルマに積みきれなくなって、キャリアと取り付けました笑」と、スーリーのルーフキャリアを付けることで、ミニでもオートキャンプを十分に楽しめることを証明していた。
アウトドアなクルマの代名詞的SUV。
JEEP/ラングラーアンリミテッド
谷内武志さん
ザ・ノース・フェイスの球体テント「ジオドーム 4」が象徴的なグループキャンプサイトには、こちらも外遊び好きから高い支持を集めるラングラーアンリミテッドの姿が。以前は三菱のパジェロに乗っていたそうだが、エアコンの不調により約1ヶ月まえに買い替えたばかりだそう。
「正直パジェロと比べると一長一短ですが、ジープはとにかくルックスがいいですよね」と谷内さん。カスタマイズしたという車高とゴツめのタイヤが、ミリタリーテイストなボディカラーと相まってよりアウトドアな魅力を放っていた。
後部にはリアキャリアを搭載することで、積載量をアップ。さらに、テントサイト設営後にはクーラーボックスラックとして活用。テーブルやコットを横並びに付けてギアを配置することで、どこに何があるか一目瞭然な見せる収納を実現していた。
ゴールゼロのバッテリーを2台備え、ドメティックのポータブル冷蔵庫やプロジェクターなど、電気を駆使して豪華にキャンプを楽しんでいた。
足として、家として、アウトドアライフを支える最良のパートナー。
Volkswagen/T4 ヴァナゴン
SATOCさん、EIJIさん
キャンパーの間でも高い人気を誇るヴァナゴンのキャンピングカーでお越しのお二人。オーナーのSATOSさんは、以前まで通常のヴァナゴンに乗っていたそうだが、つい2ヶ月前に買い替えたばかりだそう。
一見キャンピングカーには見えないが、大人2人が横になれるポップアップルーフにちょっとしたリビングスペースとして機能するオーニング、内部にはキッチンと冷蔵庫も備えた1台。
「煙がこもってしまうのでキッチンこそ使っていませんが、それでもキャンプに持っていくギアの量はかなり減って、キャンプスタイルも一気にコンパクトになりました」。
今回はグループでの参加だが、普段はファミリーキャンプを楽しんでいるそうで、家族だけならほとんどギアなしで対応可能だそう。フィールドへ運んでくれる足でありながら、一家団欒と過ごせる家としても活躍する、まさにアウトドアのパートナーといえる1台だ。
テイストの異なるSUVで楽しむグループキャンプ。
TOYOTA/ランドクルーザー 78プラド(左)SUBARU/レガシィ アウトバック(右)
Hironakaさん、辺見さん/大島崇嗣さん
グループキャンプを楽しむこちらのキャンプサイトには、テイストの異なるアウトドアライクなクルマが2台並んでいた。
クラシカルな角ばったフォルムと高めに設定された車高でアウトドアな雰囲気満点の78プラド。サンドカラーのボディは、砂浜の広がる猪苗代の風景と相性バツグン!
ザ・ノース・フェイスのテントをベースに展開された、シンプルかつコンパクトなキャンプスタイルも男らしく、78プラドのイメージにマッチしている。
ステアリングはウッド調のものに交換したことで、内装にもレトロな雰囲気をプラス。コールマンインディゴレーベルのものだという鮮やかなブルーのてるてる坊主も車内のアクセントに。
以前はランドクルーザープラドに乗っていたという大島さんは、家族ができたことでアウトバックに乗り換え、かれこれ4年になるそう。
「プラドと比べて、やっぱり乗り心地が最高ですね。走行中の安定感があって、家族を連れて出かけるには最適です」。
若干の物足りなさのあった積載量もキャリアをプラスすることで、キャンプはもちろんのこと、冬場はスキー・スノーボードまで、アウトドアシーンで大活躍中とのことだ。