気に入った部屋で、好きなものに囲まれて暮らす。とてもシンプルな形をした理想の生活なんだけど、家族がいると忖度しちゃうし、使い勝手とか広さとかね……そう現実は甘くありません。でも、そんな空間を手にれる可能性がまだあるんです! 山小屋ライフという選択肢を知れば、秘密基地作りが現実味を帯びてきますよ、本当に!!
趣味で埋め尽くされた秘密基地が完成。こんな空間が欲しかった。
以前「RESORT LIFE」を通じて下見をした物件を今回特別にお借りして、山小屋ライフを初体験。貴重な機会ですから、ただの宿泊体験だけではもったいない!と、ここでの生活がよりクリアにイメージできるよう、「ここを外遊びの拠点にするならば、どう使うか?」という具体的な暮らしのコンセプトを元に、山小屋体験させてもらいました。そして出来上がったのが、こんな空間です!
インテリアのコンセプトはズバリ、「キャンプや外遊びで使うギアを、家でもそのまま使っちゃおう!」。地価の高い東京で、日に日に増えていく膨大なギアを管理・保管しておくのはコスパ的にクレバーでないのでは?と考える僕にとって、山小屋は外遊びの拠点でもあり、ギアの収納庫も兼ねる予定。だったら、ここに保管する予定のギアを、インテリアとしてそのまま使ってしまおうと考えたのです。そのために、今回の体験でも自宅に保管していたギアをあらかた持ってきてみました。
実は内装をこのようにコーデしたのには、他にも大きな理由がありました。今回体験をさせてもらったこの山小屋は580万円(2018年3月7日現在)。かなりのコスパ良好物件であることは間違いないのですが、物件購入後、すぐに好みの内装にリノベーションしたり家具を新調したりというのは、おサイフに優しくない。とは言っても、そのままというのも味気ない。経済的思考からアプローチしても、安くお気に入りの部屋を作れるのであれば、それに越したことははないんです! アウトドアギア流用プランであれば、お金も掛からず、さらに即効性もある。まさに理想的な解だと思うんですよね。
D.I.Y.で有孔ボードを設置。これぞ、秘密基地にふさわしい収納術。
一部の壁面には2×4材用アジャスターを使って柱を立て、有孔ボードを取り付けてみました。壁に穴を開ける必要もなく、設置(&解体)も10分程度ですので、収納したいギアや使用用途に合わせていつでも簡単に移動が可能です。
有孔ボードには、室内でも出番の多そうなアウトドア小物を収納。使い勝手の良さはもちろんですが、男の山小屋ライフa.k.a秘密基地にふさわしいインテリアだと思います。
キッチンだって外仕様! 山小屋ライフは、これくらい気軽に始めたい。
キッチンだってこのとおり。キャンプ用の2バーナーをガスコンロとして使います。日常的に使う空間ではないので、これでも十分ですよね。むしろキャンパーであれば、住み始めはあえてキッチン周りの整備にお金をかけず、キャンプギアを流用するくらいで山小屋ライフを始めてみるのがベストな気がしています。
食器や料理器具も、すべてキャンプ用のギアを流用。普段の暮らしでは、ここまで思い切った「趣味に囲まれた暮らし」を実現するのも難しいため、このシームレス感は山小屋ライフならではとも言えます。
壁や建具の扉などを自分なりにアレンジしたいなという方は、ステッカーチューンがおすすめ。壁用のカッティングシートでカスタムなどもできますが、これくらいラフでもいいですよね。
本来の目的だった、ギアの収納場所としてもバッチリ。
得てしてこういった別荘は収納スペースが豊富なため、キャンプギアの保管しておく場所としてはまったく問題ありません。また天井も高い場合が多いので、D.I.Y.次第では天井収納を取り付けて、スキーやスノーボードなどの長モノをしまっておくこともできます。
自宅で保管するときはスペースの兼ね合いで無理やり狭い収納場所に押し込んでいますが、外遊びの拠点であるこの山小屋なら、しっかり並べて収納しておけます。どこに何があるか把握しやすく、取り出しやすいというのは、ギア持ちにとって理想の収納方法ですよね。
自宅では保管場所に困っていたアラジンのストーブも、ここでならそのまま使えちゃう! とはいえ、八ヶ岳エリアの冬はこれだけでは乗り切れませんので、十分な準備が必要ですよ!
今回山小屋ライフを体験したのは、こちらの物件。
新春初売りキャンペーンで、680万円が580万円にプライスダウン中!(2018年3月6日末現在)。2居室+ダイニングで構成される平屋の別荘。築年数も古すぎず、GO OUT Livin’編集部的にイチオシの物件です!
価格580万円。物件詳細はこちらから。
最後に。
ひょんなことから山小屋ライフの効率性の良さや身近さに気づいてしまい、ネットと足を使ってリサーチに次ぐリサーチを爆速で進めてきましたが、やはり実際に山小屋体験してみて、これはアリだと確かな手応えを感じております。こんなスペシャルな体験を承認してくれたセラヴィリゾート泉郷「 RESORT LIFE」 さん、ありがとう!
今回のような体験は普段できないそうですが、 セラヴィリゾート泉郷さんでは八ヶ岳エリアで実際に宿泊体験ができるプランもあるようです。気になった方は資料請求をしてみてくださいね。またメルマガ会員になると、八ヶ岳南麓のライフスタイルマガジン「八ヶ岳スタイル」(読み応え十分!!)やお得な物件情報などを送ってくれる特典もあるようなので、本腰を入れて検討したい方にはオススメですよ!
これまでの山小屋ライフ探求の軌跡はこちらから!
①あの頃の夢を現実に!大人の秘密基地さがし in 八ヶ岳。
②男の憧れ!? ○○万円で手に入る、秘密の山小屋を実際に見に行った。
Photo/Fumihiko Ikemoto Report &Text/GO OUT Livin’ Styling/GO OUT Livin’,Tomoyuki Sasaki
(問)セラヴィリゾート泉郷 tel:0120-329-008
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