横隔膜はインナーマッスル！でもどう鍛える？

隔膜はお腹と胸を隔てる膜。この横隔膜が上下することで呼吸が行われます。じつは横隔膜も立派なインナーマッスル。鍛えることができるのです。さっそく横隔膜を鍛えるトレーニング方法を紹介しましょう。深い呼吸ができるようになって自律神経の安定が期待できます。

横隔膜を鍛えると呼吸が深くできる

横隔膜と聞いても筋肉というイメージはありませんが、じつは立派なインナーマッスルです。横隔膜は上下することで、肺に空気を取り込んだり、吐き出したりする重要な役目を果たしています。

つまり、横隔膜を鍛えると呼吸が深くできるようになるということ。深い呼吸ができるようになると自律神経が安定。自律神経は全身のさまざまな働きをコントロールしているため、体調を整えることにつながります。

また、息を吸ったときと吐ききったときの胸囲の差は、その人の若さのバロメーターです。差が少ないということは、横隔膜や肋骨があまり動いていないということ。横隔膜を鍛える必要があるといえるでしょう。

横隔膜を鍛えるストールの巻き方

この横隔膜は身近にあるものを使って鍛えることが可能です。ファッションアイテムの「ストール」も例外ではありません。さっそく横隔膜を鍛えるストールの巻き方を紹介しましょう。

まずストールを細長いひも状にして胸に巻いていきます。位置はちょうどみぞおちの高さ。ストールを胸の前でクロスさせたら両端をつかんで、ストールで胸を絞り上げる形にします。ここで背筋を伸ばして姿勢をよくして、体を軸を意識してください。

この姿勢でストールを両腕で引っ張って胸を絞りながら、息をしっかり吐き出すのです。イメージとしては、肋骨が閉じるのを手伝う感じ。息を吸うときは、胸に巻いたストールをゆるめていきます。この呼吸を5回繰り返すのです。タオルで代用することもできます。

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