東京都足立区にある都市農業公園は「農」がテーマの公園で、さまざまな農業の体験ができる人気のスポットです。
この記事では都市農業公園での上手な過ごし方など、お子様が「遊んで・学んで・共に生きる」を体感できるよう解説します。入場無料の公園で、気軽におでかけできておすすめですよ!
足立区都市農業公園ってどんな公園?
「 自然と遊ぶ ・ 自然に学ぶ ・ 自然とともに生きる 」をテーマに開園した足立区都市農業公園は、無農薬・無化学肥料での栽培をし、収穫したものは園内で販売するなどさまざまな取り組みが行われています。
自然と触れ合うだけでなく、遊具広場や芝生広場でのびのびと遊べるのもこの公園のいいところです。
都市農業公園の魅力について
都市農業公園は都内に居ながらどこか懐かしく、昔ながらの田園風景を楽しむことができる公園です。
子どもからご年配の方まで、多くの方に親しまれる都市農業公園の魅力について、ご紹介していきます。
園内で栽培されたものを園内で食べられる
野菜の栽培や販売だけでなく、園内にあるレストハウス「キッチンとれたて」で食べられるんです!園内の野菜を使ったメニューがあって 無農薬・無化学で作られた野菜 を味わえます。
レストハウスの1階では軽食が販売されているので、お弁当を持っていかなくても昼食の心配はありません。軽食をテイクアウトして芝生広場に移動し、ピクニック気分で食べるのもおすすめです!
野菜の収穫体験や染め物などの体験ができる
都市農業公園では毎月野菜の収穫体験が行われています。他にも染め物・自然あそび・ミツバチの観察など、多くの 自然や農業に関する体験プログラム が行われていてお子様が楽しめることまちがいなし!
プログラムの受付は当日の受付や、はがきやオンラインでの事前応募などがあります。興味のある方は一度公式ウェブサイトをのぞいてみてくださいね。
大きな芝生広場でピクニックもできる
公園内には広い芝生の広場があって、ここでは簡易テントなどでしたら設置も可能です。ここでお弁当を食べるのもいいですし、走り回れる場所があるだけでもお子様は大喜びですよね。
春にはこの芝生広場を囲むように34品種・82本の桜が満開になってお花見も楽しめます!園内全体では 約250本の桜 が植えられ、4月には「 春の花まつり 」が行われます。
都市農業公園へのアクセス方法
都市農業公園へ行くには車またはバスでのアクセスが便利です。最寄りの駅からのアクセス方法のご紹介をします。
電車・バスで行く場合
- 東武線 西新井駅(西口)から
東武バス「鹿浜都市農業公園」行き乗車「鹿浜都市農業公園」下車すぐ
- 東武線 西新井駅(東口)から
はるかぜバスまたは東武バス「鹿浜都市農業公園」行き乗車「鹿浜都市農業公園」下車すぐ
- JR 赤羽駅(東口)から
国際興業バス「荒川大橋経由西新井駅」行き乗車「鹿浜5丁目」下車徒歩約5分
- JR 川口駅(東口)から
国際興業バス「鹿浜領家循環」乗車「鹿浜5丁目」下車徒歩約5分
車で行く場合(有料駐車場あり)
- 都心方面より:首都高川口線(下り)「鹿浜橋出口」から約7分
公園での上手な過ごし方
ここでは都市農業公園を100%楽しむために公園での過ごし方をご提案します。せっかく公園に行くなら朝一番に行って体験プログラムの予約などをするのがおすすめです。
十人十色の遊び方があるのでお子様にあった過ごし方を見つけてくださいね。
到着したらイベント・体験プログラムの予約をしよう!
まずは体験プログラムの当日受付をしに「 都市農業交流館 」へ行きましょう。体験プログラムについては、公式サイトの「イベント・プログラム情報」を見ておきましょう。
プログラムの受付方法は全部で3つあります。
【1】当日受付プログラム
プログラムの実施当日の 9:00から先着順で受付開始 。人気のプログラムの場合は開園前から行列することがあるので、その場合は正門入口に並んでお待ちください。
【2】事前募集プログラム
オンライン または 往復はがき での申し込みとなります。詳しい内容、応募方法については公式ウェブサイトをご確認ください。
【3】毎日プログラム
平日は毎日、各施設でプログラムが行われます。 受付せずに参加可能 なので、スタッフさんに聞いてみましょう。
都市農業交流について
都市農業交流館は各種案内・プログラム受付のほか「 とれたてマルシェ 」が設置されています。無農薬・無化学肥料で育てた野菜はここで購入できます。
遊具広場で遊ぼう!
遊具広場があるので体験プログラムの時間まで遊んで待つのもいいでしょう。
長いすべり台 や、3歳から6歳向けの アスレチック遊具 があってわが家の子どもたちも夢中に。すべり台を滑り終わると急な坂道を登っていく必要があります。子どもたちは平気な顔して登っていましたが、私には地味につらい坂でした。
遊具広場もちょうどいい広さで未就学児にはぴったりの遊具広場です。
古民家を見てみよう!
かやぶき屋根の古民家 は江戸時代後期に建てられ、花畑地区から昭和58年に移築されました。
かやぶき屋根の古民家のとなりには かやぶきの長屋門 があり、明治30年頃に建てられたものを平成12年に移築されたものです。どちらも足立区の有形民族文化財に指定されています。
中に入ることはできません が、昔の建物を見るのは小さなお子様にとってとてもいい経験になりますね。
目の前には荒川河川敷!大きな花壇も!
遊具広場の近くにある出入り口から公園の外に出ると 河川敷 に出ることができます。
河川敷花壇では、 春のチューリップ ・ 夏のヒマワリ ・ 秋のコスモス など、訪れる人を楽しませてくれます。河川敷は広々としているので、ボール遊びなども楽しめますよ。
都市農業公園で学びのある充実した時間を過ごそう♪
都市農業公園についての魅力を余すことなくご紹介してきました。
私自身が子どものころから通った公園でもあり、今も子どもと通い続けている大好きな公園です。さまざまなプログラムやイベントも行われているのでいつ訪れても楽しめます。
農業が身近な環境にない方にはぜひ訪れてほしいスポットなのでおでかけされる際はこの記事を参考にしてくださいね。
この公園でお子様と過ごす時間が実りあるものになりますように。
足立区都市農業公園
- 住所:東京都足立区鹿浜2-44-1
- 電話:03‐3853-4114
- 時間:9:00~17:00(6~9月は18:00まで)※エリアによって変わります
- 料金:無料
- 駐車場:あり(普通車100円/30分・当日最大900円)
https://www.ces-net.jp/toshino/about/pg_info.html
わさまる
余暇プランナー
国内旅行業務取扱管理者・元バスガイド。ほぼ年子4人兄妹の育児奮闘中。生まれも育ちも東京下町のわさまるです。国内旅行のプロがママ目線で選ぶ、子ども連れにおすすめの観光スポットなどをご紹介します。読者様に分かりやすく、「お休みに家族でおでかけしてみよう!」と思ってもらえるようなわくわくをお届けしたいです。