鹿児島県(地元の人々には方言で”かごんま”と親しまれています)には、それぞれ異なる雰囲気の異なる、27の有人離島があり島の数は全国2位。美しい自然に囲まれ、絶景の宝庫となっています。
鹿児島市リージ「第2弾」となるこの記事では、その中でも特に観光におすすめの離島を厳選して紹介します。
ぜひ、「【第1弾】心から温まる♪ 鹿児島の温泉と本土のおすすめ観光スポット7選」と合わせてお読み下さい。
【第1弾】心から温まる♪ 鹿児島の温泉と本土のおすすめ観光スポット7選は こちら から
屋久島
https://www.veltra.com/jp/japan/yakushima/?sid=1554
本土最南端である、鹿児島県佐多岬の南南西約60km海上に位置し、ユネスコの世界自然遺産に登録されている屋久島。
ハイキングやトレッキング、カヤックなど、山、川、海でのアクティビティが楽しめる島として人気です。
海中温泉や硫黄温泉など様々な温泉もあるので、アクティビティ後にゆったりと疲れを癒すこともできるのでおすすめです。
白谷雲水峡
シダやコケで覆われた原生林を鑑賞できる 白谷川流域の自然休養林 。
映画「もののけ姫」の中にでてくる原始の森のモデルになったと言われており、太古からの自然を感じることができる幻想的な場所です。
標高600mから1050mにかけて遊歩道があり、樹齢約3000年の弥生杉をはじめ、多くの屋久杉を見ながらトレッキングが楽しめることで人気です。
いろいろなコースがありますので、それぞれの好みや滞在時間に応じて選んでみて下さい。
縄文杉
標高1300m、樹高25.3m、胸高周囲16.4mと、現在確認されている 屋久杉の中で最も大きく、最長寿 とされている縄文杉。屋久島に来る方の多くが、この巨木を見るために訪れています。
詳しい説明を聞きながら散策したい方は、ガイド付きツアーもおすすめです。事前予約をお忘れなく!
縄文杉の観光途中にある、 ウィルソン株 も必見です。幹周り約14m、推定樹齢3000年の屋久島最大の切り株です。切り株の中に入って上を見上げると、自然で作られたハート型に見えることから、恋愛のパワースポットとも言われています。
一湊海水浴場
屋久島の最北にあり、シャワー、更衣室、海の家などの設備も整っているため、屋久島で海水浴を楽しむならば、ここの海が一番おすすめです。
海は透明度が高くてサンゴ礁も多く、 ダイビングやマリンスポーツ を楽しむのにも適した場所となっています。
https://www.kagoshima-kankou.com/guide/10729
永田いなか浜
屋久島内でも大きな砂浜で、花崗岩が砕けた荒めの黄色い砂浜が約1kmに渡り続きます。5月~7月にかけてはアカウミガメの産卵地としても知られている場所です。
そのため、夜間は永田浜への立ち入りは控え、ウミガメを観察する場合は、上陸するウミガメや地中の子ガメに悪影響を与えないように、ルールを守って観察会に参加する必要があります。
https://www.kagoshima-kankou.com/guide/10735
また、浜辺からは、屋久島国立公園の一部となっている 口永良部島 も見ることができます。
口永良部島は屋久島の宮之浦港からフェリーで約1時間35分でアクセスできる場所にあり、 魚釣りのポイントが多く あるため、釣り好きの方に特に人気の場所。火山島であるため、温泉とあわせて楽しめるのもポイントですよ。
https://kuchinoerabujima.com/
奄美大島
https://www.veltra.com/jp/japan/amamioshima/?sid=1554
鹿児島県の離島で一番大きな奄美大島。
奄美群島内でしか作られていない、特産の 黒糖焼酎 はお土産にも喜ばれます。奄美大島では、旧暦で3月3日に海開きが行われ、 4月の後半頃には、初夏を感じられる ような暖かい日もあります。
温暖な黒潮の影響で、周辺の海には 多くのサンゴが生息 しており、色鮮やかな魚たちやウミガメが泳いでいる美しいエメラルドグリーンの海では、 マリンアクティビティも豊富 です。
土盛海岸
奄美空港からすぐ近く!島内でも屈指の透明を誇り ブルーエンジェル と呼ばれている海岸。
リーフに囲まれた遠浅の海で、岩場に囲まれた場所は波も穏やかなので、海水浴やシュノーケリングにも適しており、家族連れの方にも人気のスポットです。場所によっては、荒い波の発生するポイントもあるので遊泳の際はご注意下さい。
https://www.kagoshima-kankou.com/guide/10224
倉崎海岸
エメラルドブルーに輝く海と白い砂浜が美しく、 サンゴの欠片がたくさん落ちている 海岸です。海水浴もできますが、ダイビングやシュノーケリングスポットとして人気の海岸です。ウィンドサーフィンのメッカでもあります。
https://www.kagoshima-kankou.com/guide/11102
国直海岸
サンゴの砂利が広がった白く、美しい海岸。
海水浴やSUP、シーカヤックなどのマリンアクティビティもできることで人気です。5月頃からは ウミガメの産卵地 としても有名な海岸で、夕日がきれいなスポットでもあります。
https://www.kagoshima-kankou.com/guide/10259
黒潮の森マングローブ
日本で2番目に大きいとされる奄美大島のマングローブは、 絶滅危惧種のリュウキュウアユやアマミノクロウサギなどの天然記念物も生息 する場所として知られています。
原生林の中を カヌーに乗って探検 することもできるので、子供から年配の方まで楽しめる場所として人気です。
https://www.mangrovepark.com/
与論島
https://www.veltra.com/jp/japan/amamioshima/?sid=1554yorontou/
鹿児島県最南端で、沖縄本島にも近く、薩摩と琉球両方の影響を受けてきた与論島。ハイビスカスやブーゲンビリアなどの熱帯の花が多く咲き誇り、南国ムードが漂っています。
キラキラと輝く海の透明度が非常に高く、サンゴ礁のリーフに囲まれた真っ白のビーチが魅力の島です。
百合ヶ浜
大小60ものビーチが点在 しますが、中でも、春から夏にかけての大潮の干潮時にのみ表れる 百合ヶ浜 は特に絶景です。与論島の中でも1番人気のビーチです。
大金久海岸の沖合い1.5kmの場所に位置し、透き通る海に囲まれ、海水浴やシュノーケルを楽しむことができます。
https://www.kagoshima-kankou.com/guide/10312
大金久海岸 は、ヨロン島最大の海水浴場として知られ、マリンスポーツを楽しみたい方におすすめの海岸です。白砂の美しい遠浅の海で、キャンプ場などの施設も整っています。
https://www.kagoshima-kankou.com/guide/10309
市内から徒歩でも行けることで人気の ウドノスビーチ も、沖にサンゴ礁が広がっている、きれいなビーチです。地元の方も気軽によく訪れる場所です。
https://www.kagoshima-kankou.com/guide/10303
南十字星
与論島は 南十字星(サザンクロス)が見れる日本最北端 の地として知られています。
街の明かりが少なく、高い建物や山が無いので夜空が見える範囲が広いと言われています。梅雨明け直後の頃が天気が安定し、きれいに見えるようです。夜にはぜひ夜空を見上げて、星空観察を楽しんでみて下さい。
与論の歴史や文化、暮らしなどを知ることができる資料館、サザンクロスセンターの展望台からは、辺りに広がる美しい海を眺めることができ、また沖縄本島も望める絶景スポットです。
https://www.yorontou.info/
種子島
https://www.veltra.com/jp/japan/tanegashima/?sid=1554
ポルトガルから日本へ鉄砲が伝来した島として歴史的にも有名な種子島。
奄美大島、屋久島に次いで3番目に大きい島です。
世界一美しいロケット発射場
種子島宇宙センターは、総面積約970万平方メートルにもおよぶ 日本最大のロケット発射場 で、美しい海岸線に位置するそのロケーションから、世界一美しいロケット発射場と言われています。
宇宙センター内にある、宇宙科学技術館では、ロケットや人工衛星などの実物大モデルが見学でき、天体や惑星などの宇宙に関する展示物などが豊富なので、子供から大人まで楽しめる施設として人気です。
https://www.kagoshima-kankou.com/guide/10778
7つのサイクリングロード
種子島にはそれぞれ景観の異なるサイクリングロードがあり、豊かな自然を感じながらのサイクリングが人気です。
サトウキビ畑が両側に広がるコースや、屋久島を望むコース、美しい夕日を望むコースなど、 絶景サイクリングロードが充実 しています。レンタサイクルでゆったりと種子島を回ってみてはいかがでしょうか。
https://www.kagoshima-kankou.com/feature/cycle-tourism/tanegashima#section-6652
マングローブ林
種子島マングローブパークでは、マングローブの1種である珍しい メヒルギの自生地 となっています。
ボードウォークが整備されているので、気軽に散策が楽しめ、またマングローブのトンネルをくぐれる シーカヤック も人気で、自然に触れ合える場所として人気です。
https://www.kagoshima-kankou.com/guide/53483
”かごんま”の離島へ行ってみよう
素敵な島はたくさんありますが、みなさんのお気に入りの島はみつかりましたでしょうか?
春から夏にかけての時期が過ごしやすくおすすめですので、ぜひこれからの旅行の参考にしてみて下さい。
【第1弾】心から温まる♪ 鹿児島の温泉と本土のおすすめ観光スポット7選は こちら からお読みいただけます。
出典・参考
yuriname
余暇プランナー
元添乗員、元旅行会社勤務 国内・総合旅行業務取扱管理者 日本47都道府県&海外37か国の渡航経験があります。 バックパッカー、個人旅行、団体旅行、クルーズ旅行、短期語学留学、ホームステイ、ワーキングホリデー、インターンシップなど様々なかたちで海外旅行・海外滞在を経験してきました。 現在はギリシャ在住です。いろんな視点から旅行の楽しさをご紹介します!