2月3日(木)は節分の日。節分の日には豆まきをしますが、最近では恵方巻きを食べる習慣も根付いてきました。恵方巻きは、恵方を向いて食べるとよいとされていますが、2022年の恵方は「北北西」となるそうです。
今回は恵方巻きをおうちで手作りしようという方に向けて、恵方巻きに入れるべき具材から変わり種まで具材12種を一挙にご紹介します♪
簡単!恵方巻きの作り方
恵方巻きはスーパーやコンビニでも購入することができますが、自分で作ればリーズナブルでたっぷり作れますし、何より自分の好きな具材で作ることができるのも魅力です。
今回は簡単な酢飯の作り方から、恵方巻きを綺麗に巻くコツもお伝えします。お家で手軽に恵方巻きを作れますよ。
酢飯の作りかた
酢飯の材料は酢、砂糖、塩が基本でとってもシンプル。酢の酸味の角がまろやかになる白だしを加えてご飯を炊くのが筆者のおすすめの作り方です。
材料(大体恵方巻4本分)
・米…2合
・白だし…大さじ4
寿司酢
・酢…大さじ3
・砂糖…大さじ1と1/2
・塩…小さじ1/2
作り方
1.米をとぎ、白だしを加えてから2合のメモリまで水を入れて炊く
2.炊けたら10分ほど蒸らし、桶か無ければ大きなボウルに入れ、酢、砂糖、塩を合わせて混ぜたものを上からかけてしゃもじで切るようにして混ぜ合わせる。あればうちわで仰いで冷ます。
きれいな恵方巻きの巻きかた「巻きすが無くても大丈夫」
酢飯ができたら、いよいよ恵方巻を巻いていきましょう!巻きすがあればそちらを使いますが、無くても大丈夫。シリコンマットやラップを2~3枚重ねたものでも代用可能です。
恵方巻きの場合は具材をたくさん入れて巻く場合が多いので、海苔は縦にし、ざらざらした面を上にして酢飯を広げていきます。
酢飯は巻き終わりを考えて2cm程度開けておきましょう。酢飯を均等に海苔の上に伸ばすときれいに仕上がります。
具材は巻いていく際に動くことを考えて、上部1/3にはのせないようにします。欲張ってたくさんのせすぎ無いのが上手く巻くコツ。せっかく作った恵方巻きが、時間がたってパカっと開いてきてしまった……。なんて失敗も防げます。
恵方巻きを巻く際には、最初の思い切りが大事です。優しく巻いてしまうと具材との間に隙間ができて、仕上がりがきれいにならないだけでなく、食べている途中でぽろぽろこぼれてきてしまうことも。
巻き始めはぎゅっと力を入れて巻き、巻き終わりを下にしてなじむまで10分程度置きます。巻きすの場合は通気性があるのでそのままで大丈夫ですが、シリコンマットやラップを使って巻いた場合は海苔が水分を吸いすぎてぶよぶよになってしまう可能性があるため、10分程度したら一度外しましょう。
恵方巻に入れる具材は決まっているの?
恵方巻には七福神にちなんで7種類の具材を入れると言われていますが、具材に決まりはないようです。
また、7種類というのは縁起がいいと言われていますが、こちらも特に決まりがあるわけでもなく、具材を5種類入れたり10種類入れたり、好きな具材を入れてよいとされています。
筆者おすすめ恵方巻きの定番具材7選
今回は筆者おすすめの恵方巻きの具材7種をお伝えします。なるべくお金をかけず、でも豪華に見えてとってもおいしいですよ。
定番具材1:まぐろ
日本人が大好きなまぐろは恵方巻きにも入れたい具材ですよね。まぐろの柵を買ってきて細長く切っても良いですし、小さなお子さんがいる場合はまぐろのたたきでも大丈夫です。まぐろのたたきを使用する場合はフリーザーバッグに入れて端を切り、絞り出すときれいにできますよ。
定番具材2:えび
大人から子どもまで好きな方が多いえびも恵方巻きに入れると豪華になり、ぷりっとした味わいも魅力ですよね。寿司用に開いてあるえびも売られていますが、手軽な物が良ければボイルえびをつかうのも手です。
ボイルえびはしっぽを取り除いてつかいます。えびが曲がっていることが多いですが、お腹の部分を一度ポキっと折ってから使用するとまっすぐ並べることができます。
定番具材3:カニカマ
蟹を使えば豪華なんですが、予算的に蟹はちょっと……。蟹のほぐし身は少し安く手に入りますが、ほぐしたものはバラバラになってしまって使いにくいし……。なんて時はカニカマを使っちゃいましょう!今は形まで蟹のようなカニカマがスーパーで手軽に買えてお値段もリーズナブル。カニカマでも十分豪華でおいしく作れますよ。
定番具材4:卵焼き
エッグパンで自分で焼いた卵焼きを細く切っても良いですし、スーパーで売られている物を使うのも手軽で良いです。卵焼きのほんのり甘くやわらかな食感が酢飯とよく合います。彩りも良くなりますので、ぜひ使用してほしい具材です。
定番具材5:きゅうり
シャキッとした食感が良いアクセントになります。他にこのシャキッと感を感じられる具材は少ないため、きゅうりもぜひ恵方巻に使いたい具材のひとつ。緑色もきれいで恵方巻きの見た目の仕上がりも良くなりますよ。
定番具材6:かんぴょう
かんぴょうは普段あまり使うことはないかと思いますが、恵方巻きにつかうと甘辛い味付けが酢飯とよく合います。味付けされている物があればそちらを購入するのが手軽ですが、自分で味付けすることもできます。軽く洗ってから塩もみし、弾力が出たら水で洗って塩を洗い流します。たっぷりのお湯で好みの固さに茹でたら、砂糖、醤油、みりんで煮ます。
定番具材7:しいたけ
甘辛く煮たしいたけも恵方巻きの具材に入れたい具材です。石づきを取り除き5mm程度の幅に切ったら、砂糖、醤油、みりんで煮ます。もしかんぴょうも一緒に味付けをするなら一緒の鍋で煮てしまうと一度に味付けできて簡単ですよ。
変わり種恵方巻き具材5種
定番の恵方巻きは毎年食べているから今年は少し変わった恵方巻が作りたい!そんな方におすすめな、変わり種で作る恵方巻をご紹介。ちょっと変わっているけれどおいしい恵方巻きになる具材5品です。
変わり種具材1:焼きそば
酢飯に焼きそば?と思われる方もいるかもしれませんが、これがびっくりするくらいおいしいんです。炭水化物×炭水化物というやや背徳感はありつつも、筆者の子どもたちには一番人気でした。薄焼き卵をプラスしてオムそば風恵方巻きにするのもおいしいですよ。
変わり種具材2:エビフライ
生のえびは苦手でも、エビフライは大好き!という方におすすめなのがエビフライを丸ごと巻く恵方巻き。こちらは恵方巻き1本に対して2本のエビフライをつかって作りました。一緒にレタスやマヨネーズを巻くとおいしいです。レタスがふわっとしているので巻く際にはぎゅっと力を入れて巻くときれいにできますよ。
変わり種具材3:ドライカレー
普通のカレーは汁気があって使えませんが、ドライカレーなら恵方巻にできちゃいます。スパイシーなドライカレーなら食欲がわいて一本ぺろりと食べられちゃうかもしれません。手軽に市販のドライカレーを使用しても良いですし、自分で作っても良いです。大豆の水煮やひき肉、いんげんを炒めて、カレー粉やケチャップなどで味付けして簡単に作ることもできます。
変わり種具材4:チーズタッカルビ風
鶏もも肉を一口大に切って焼き、コチュジャンと味噌、ケチャップも加えて味付けします。恵方巻きにする際にはチーズを一緒に巻きましょう。おすすめはカマンベールチーズ、そのまま食べてもとろっとクリーミーで、甘辛い鶏肉とよく合います。レンジで軽く温めてから食べると、よりチーズのとろける味わいが楽しめますよ。
変わり種具材5:アボカド
生ものが苦手な方にはアボカドを使うのがおすすめです。コクがあるアボカドは皮と種を取り除いてスライスしてつかうのも良いですし、ダイス状にカットしたものをつかっても。どちらも空気に触れると色が変わってしまうため、レモン汁をふりかけておくと良いです。スライスオニオン、ごま、きゅうり、にんじんナムルなどを一緒に巻くとヘルシーでボリュームのある恵方巻になります。
今年の恵方巻きの具材は決まった?自由に恵方巻きを楽しもう
恵方巻きの具材は自分好みで良いので、今年は自由に恵方巻を楽しんでみるのもおすすめです。好きな具材で作った恵方巻きを食べて、一年元気に過ごせるように願ってみてはいかがでしょうか。