成城石井で販売している「モーモーチャーチャー」という商品をご存知でしょうか?一度聞いたら耳に残って、忘れられない独特なネーミング!実はモーモーチャーチャーとは、スイーツの名前なんです。名前とパッケージだけではどんなスイーツなのか想像つかない!ということで早速購入してみました。気になるお味は?試食レビューをお届けします!
「モーモーチャーチャー」ってなに!?
モーモーチャーチャーとは、シンガポールやマレーシアなどの東南アジアの家庭で食べられているおやつのこと。
実はモーモーチャーチャーは中国語読みで、本来は「ボボチャチャ」というのだそう。このボボチャチャが中国に伝わって、「麼麼咋咋」と書かれ、その読み方により「モーモーチャーチャー」が生まれました。
そもそもボボチャチャの本来の意味は、マレーシア語で「ごちゃ混ぜ汁粉」。
甘いココナッツミルクに、さつまいもやタロイモ、タピオカなどを加えた汁気の多い“おしるこ”のようなスイーツです。
名前のとおり、ココナッツミルクと具を“ごちゃ混ぜ”にして食べるのがマレーシア流。
ココナッツミルクに素朴な甘さの芋がマッチし、お腹を満たす満足感があるのも特徴です。
冷たいものもありますが、実は温かい方が本場ではメジャーなようです。
そんなモーモーチャーチャーを成城石井がアレンジ。
柔らかいココナッツミルクをベースにさつまいもや赤いえんどう豆などをトッピングし、成城石井流のモーモーチャーチャーが誕生したというわけです!
成城石井のモーモーチャーチャーは、その美味しさから2015年3月の発売以来、月に3万個を売り上げる大ヒット商品になりました。
SNSでも「モーモーチャーチャー美味しい!」「リピートしました!」と度々話題になるほど。
その後、さらに人気に火が付き、毎週様々なコンビニスイーツで楽しませてくれる「セブンイレブン」や「ナチュラルローソン」、そして輸入食品で有名な「カルディ」でも発売されました。
セブンイレブンは2020年8月12日に「まぜまぜココナッツブラマンジェ」という名前でモーモーチャーチャーを発売。ナチュラルローソンは、2017年4月25日に「モーモーチャーチャー(タピオカ入)」をアジアンフェアーの商品として期間限定発売しています。
成城石井のモーモーチャーチャーをレビュー!
そんな人気のモーモーチャーチャーを早速試食レビューしてみます!
購入した成城石井のモーモーチャーチャーです。
透明なパッケージから覗く、カラフルな具材の下には真っ白いココナッツミルクプリンのような層が!見た目からすでに美味しそうですね。
開けてみると、中は上段と下段に分かれていました。上段のカップにはカラフルな具材が盛りだくさん!
下段は真っ白いココナッツミルクの上に、カスタードベースのアングレーズソースが重なっています。
アングレーズソースは甘いカスタードクリームのような洋風のお味。
これにプルッとした食感のココナッツミルクが混ざりあうと、一気にエスニックスイーツに早変わり。
ココナッツの素朴な甘さとアングレーズソースのしっかりとした甘さが、絶妙なバランスを生み出しています。
この上に、具材をのせてみると…あっという間にエスニックな雰囲気のスイーツが完成です!
具材は、角切りのサツマイモの甘露煮。甘くて美味なお味です。
甘い味付けのかのこ豆。歯ごたえが良いアクセントを加えてくれます。
そして、しっかりと塩味をきかせた赤えんどう豆。甘さの中にピリッとした塩味が入ることで、旨味もアップ!これも美味しさの秘訣です。
忘れちゃいけないのは、冷えてもモチモチ感が失われないように工夫を凝らした羽二重餅!なんと、羽二重餅は全て自家製で作られているのだそう。細かい所にも、成城石井のこだわりが感じられますね。
これだけ食べても美味しいのですが、これを“ごちゃ混ぜ”にしてこそ、モーモーチャーチャーの真骨頂!
食べてみると、プルッとした食感は消え、なめらかな食感のスイーツに早変わり!混ぜることで、具材がたっぷり入ったヨーグルトのような食感になりました。
口の中では程よい大きさの具材が、良い食感を加えてくれます。
具材の味が濃いので、素朴な甘さのココナッツミルクに混ざりあいちょうどよい味わいになりました。もっちもちの羽二重餅も、ココナッツミルクと絡み合って美味しい!
そして、なんといっても赤えんどう豆の塩かげんが絶妙です。
ココナッツミルクと具材の甘さを楽しむ中で、ところどころで感じる甘じょっぱさがたまりません。
芳醇なココナッツの香りと程よい甘さが美味で、ペロリとたいらげてしまいました。
実は、ウーバーイーツで注文できる!
成城石井の商品をウーバーイーツできるのをご存知でしょうか?
筆者もモーモーチャーチャーを購入する際に初めて知ったのですが、なんとウーバーイーツでも「成城石井」の商品を注文できるんです。
もしかしたらここにモーモーチャーチャーがあるのでは……?と淡い期待を持ってメニュー画面を見てみると……ありました!
デザートのカテゴリーに、モーモーチャーチャーという文字を発見!さすがは成城石井の人気スイーツ、定番化しているのが分かりますね。
手数料と配送料がかかりますが、それを抜いても手軽でおすすめ。
成城石井が家からやや遠い方でも、ウーバーイーツであれば手軽に注文できるのではないでしょうか?
モーモーチャーチャーが気になる方は、一度ウーバーイーツでも調べてみてくださいね♪
期待を裏切らない美味しさ
様々なスイーツが発売している中で、エスニックなアジアンスイーツが“定番化”しているのはそうありません。
しかも、品質と商品にこだわりがある成城石井の自家製となれば、まさにハズレなし!
アジアンスイーツと聞くとクセがあるように感じますが、成城石井のモーモーチャーチャーはクセはなく旨味が詰まったスイーツでした。我が家でも定番化の予感です。
<商品情報>
商品名:成城石井自家製 モーモーチャーチャー
価格:510円(税込)
カロリー:356kcal