節約・暮らし上手のhachiさんに、日々おうちごはんで活躍している「下味冷凍レシピ」を教えてもらう本連載。今回はサバを使った下味冷凍レシピ3つを教えてもらいます。
今回のメイン食材:サバ
スーパーで安く手に入りやすい魚の一つ・サバ。魚臭さが気になりがちな青魚ですが、下味冷凍をする際にしっかり味をつけると食べやすくなります。下味冷凍前に余分な水分を丁寧に拭き取ることも臭みを軽減するコツ。このひと手間は省かずに、おいしく調理しましょう。
サバの下味冷凍レシピ【1】「サバの味噌煮」
サバ料理の定番中の定番である、サバの味噌煮。下味冷凍したものを解凍した後は水を加えて煮込むだけ。とても手軽に作ることができます。
材料(2人分)
下味冷凍時
サバの切り身 2切れ / 味噌 大さじ1と1/2 / 酒 大さじ2 / みりん 大さじ1と1/2 / 砂糖 大さじ1と1/2 / しょうゆ 小さじ1 / 生姜すりおろし 少々
調理時
水 50ml
作り方
下味冷凍時
1. サバは余分な水分をペーパータオルなどで丁寧に拭き取る。
2. 冷凍用保存袋に味噌と酒、みりん、砂糖、しょうゆ、生姜を入れてよく混ぜた後、サバを入れる。
3. 空気を抜いて袋の口を閉じ、調味液が全体にいきわたるよう平らにならしてアルミトレイの上で冷凍する。
調理時
1. 食べる3~4時間前に冷凍庫から冷蔵庫へ移動させ、自然解凍しておく。
2. 小さめのフライパンに解凍した1を汁ごと入れ、水を加える。
3. アルミホイルなどで落とし蓋をし、さらにフライパンに蓋をして弱めの中火で10分ほど煮る(時々焦げ付いてないか確認する)。
4. サバに火が通ったら、フライパンの蓋と落とし蓋を外して少し煮る。煮汁にとろみがついたら火を止める。皿に盛り付け、煮汁をかける。
サバの下味冷凍レシピ【2】「サバの竜田揚げ」
サバにしっかり味がしみ込んでいて、ご飯がどんどん進むおかずに。お好みで大葉や柑橘類などを添えればさっぱりと食べられます。
材料(2人分)
下味冷凍時
サバの切り身 2切れ / しょうゆ 大さじ1/2 / みりん 大さじ1/2 / 酒 小さじ1 / 白いりごま 小さじ1
調理時
片栗粉 適量 / 大葉・大根おろし・柑橘類(レモンやすだちなど好みで) 適宜 / サラダ油(揚げ油) 適量
作り方
下味冷凍時
1. サバは余分な水分をペーパータオルなどで丁寧に拭き取る。
2. 冷凍用保存袋にしょうゆ、みりん、酒、白ごまを入れてよく混ぜた後、サバを入れる。
3. 空気を抜いて袋の口を閉じ、調味液が全体にいきわたるよう平らにならしてアルミトレイの上で冷凍する。
調理時
1. 食べる3~4時間前に冷凍庫から冷蔵庫へ移動させ、自然解凍しておく。
2. 漬け汁からサバを取り出し、片栗粉を全体にまぶす。
3. フライパンでサラダ油を中温に熱し、サバを揚げる(または揚げ焼きにする)。サバに火が通って両面にこんがり色がついたら取り出し、大葉や大根おろし、柑橘類を添えて盛り付ける。
サバの下味冷凍レシピ【3】「サバのマスタードマヨ焼き」
和食のイメージが強いサバですが、実は洋風メニューに使ってもおいしいんです。マスタードマヨネーズのおかげで、サバ特有の臭みも抑えられますよ。解凍後はパン粉などをまぶしてトースターで焼くだけなのでとっても簡単に完成します。
材料(2人前)
下味冷凍時
サバの切り身 2切れ / マヨネーズ 大さじ1 / 粒マスタード 大さじ1 / 塩こしょう 少々 / にんにくすりおろし 少々
調理時
パン粉 適量 / 粉チーズ 適量 / ドライパセリ 適量
作り方
下味冷凍時
1. サバは余分な水分をペーパータオルなどで丁寧に拭き取る。
2. 冷凍用保存袋にマヨネーズ、粒マスタード、塩こしょう、にんにくを入れてよく混ぜた後、サバを入れる。
3. 空気を抜いて袋の口を閉じ、調味液が全体にいきわたるように平らにならしてアルミトレイの上で冷凍する。
調理時
1. 食べる3~4時間前に冷凍庫から冷蔵庫へ移動させ、自然解凍しておく。
2. サバを取り出し、耐熱皿やアルミホイルなどに乗せる。袋に残った調味液をスプーンなどですくい、サバの上に塗る。
3. パン粉、粉チーズ、ドライパセリを混ぜたものをバットに入れ、サバを入れてまぶす。はがれ落ちないように手で少し押さえつけたら、トースターで15分程度サバに火が通るまで焼く(途中でパン粉が焦げそうになったら、アルミホイルをかぶせて焼く)。焼き時間は家庭のトースターによって調整してください。
休日など空いた時間にまとめて下味冷凍しておけば、いつでも「ラクに」「おいしく」料理を作ることができます。どれも簡単にできるレシピなのでぜひお試しください。