栃木県は肥沃な大地と豊かな水源を持ち、たくさんの農産物が生産されているが、実は米どころとしても有名だ。JA全農とちぎは、栃木のお米の魅力を広く伝えるため、栃木米アンバサダーのU字工事を起用したTV-CM『僕たちも栃木米の収穫体験してきました』篇を、2023年10月23日(月)より関東広域圏を中心とした全国(一部地域を除く)で放送を開始。これに伴い、同日、都内にて『令和5年産栃木米新CM発表会』を開催した。イベントにはU字工事の福田薫さんと益子卓郎さんが登場し、新CM撮影のエピソードや栃木米の魅力を語った。さらに応援団としてなかやまきんに君が登場。CMのテーマである米作りにちなみ、体作りのスペシャリストとしてトークを展開。パワー炸裂のギャグを連発し会場を盛り上げた。
冒頭、JA全農とちぎ運営委員会会長の菊地秀俊さんが登壇し、昨今の栃木米の情勢を説明した。昨年までコロナの影響で行えなかった販売促進活動を今年は段階的に再開。先月末には消費者を招いた稲刈りツアーといったイベントも4年ぶりに開催でき、栃木米の販売回復の兆しを感じているそう。今後も様々な媒体を使った情報発信で、販売促進活動に取り組んでいく方針とのこと。新CMについては「昨年よりもさらに栃木らしさを前面に出したCMとなっている。新CMを通して、魅力ある栃木米をより一層PRしていく」と意気込みを語った。
次に、栃木県知事の福田富一さんによるビデオメッセージが公開された。福田知事は「家で炊きたてはもちろん、お弁当やおにぎりでいただいてもおいしい栃木のお米は、本県を代表する一品で、私の大好物でもあります。食欲の秋、ぜひご家庭や飲食店などでご賞味願いたい。県としましても、関係者が一丸となり、オールとちぎで“おいしいお米の栃木県”のイメージの定着とさらなる消費の拡大に取り組んで参ります」とコメントした。
ここで、「うますぎてごめんね~♪食べ過ぎてごめんね~♪ふっくらでごめんね~♪つやつやでごめんね~♪」と、昨年のCMで話題となった歌で踊りながら現れたU字工事の二人。
新CMの撮影でも着用した青い作業着に長靴姿で登場。後ろには栃木米のロゴも。この衣装で今年は農家と一緒に田植えや稲刈り体験も行ったのだそう。
昨年に引き続き、今年も栃木米アンバサダーを務めることになったU字工事の二人に、JA全農とちぎ運営委員会会長の菊地秀俊さんと県本部長の中村昌文さんより栃木米アンバサダー委嘱状が授与された。
いよいよ新CMが披露された。新CMではU字工事の二人が、実際に田植えから新米の収穫を体験した模様を漫才風に紹介している。耳に残るリズミカルな歌が流れ、「うますぎて米んねコメんね~」とU字工事の代名詞と言えるギャグをもじった台詞が決まるコミカルな仕上がりだ。撮影場所は益子さんの生まれ故郷、栃木県大田原市の黒羽地域の田んぼで、水がきれいなところだという。福田さんは「体験したからこそ、ああいうところで作ったからおいしいお米ができるんだなと実感した」と感想を述べた。
また、メイキング映像が公開され、益子さんがセリフを噛んで福田さんが突っ込むNGシーンや、指導を受けながらトラクターに乗る益子さんの姿など微笑ましい撮影の様子が。二人のNGテイクは五分五分だったとのことだが、自然豊かな場所での撮影だったため“鳥の鳴きやみ待ち”というハプニングもあったという。トラクターを運転する益子さんについて福田さんは「卓郎がコンバイン乗って稲刈りしてる姿を見たときに、あー俺が高校生の時にお笑いやろうって誘ってなかったら今頃こんな感じだったろうなと思って不思議な気持ちになりました」と語ると、会場も納得の様子だった。
さらに、特別ゲストとしてなかやまきんに君が応援に駆け付けた。きんに君はU字工事がプリントされたオリジナルのタンクトップ姿で登場。きんに君は普段からお米をしっかり食べているといい、「筋肉作りやダイエットをするとき、糖質制限でお米を食べない人がいますけど、これは僕の考えからすると大きな間違い」と切り出し、「食事は内容が大切で、中でもおすすめはお米。お米の主な栄養素である糖質は、運動する人にとって筋肉のエネルギーとなり相性抜群。脂質も少なく、タンパク質やビタミン、ミネラル、食物繊維も入っている」とし、適量のお米を食べることが大切だと力説した。一方、お米には必須アミノ酸の一つのリジンが少ないため、リジンを含む豆類と一緒に食べるといいとのこと。きんに君はよく納豆やお味噌汁と一緒に食べるそうで、食べるタイミングとしてはエネルギー補給となるようにトレーニング前がおすすめだと話した。
続いて、U字工事の二人ときんに君が栃木米の新米を試食することに。今回紹介された栃木米は『栃木県産コシヒカリ』、『なすひかり』、『とちぎの星』の3種類。
司会者に「召し上がられますか?」と聞かれると、きんに君は「筋肉に聞いてみましょうか!」と鉄板ネタを披露。「栃木米の新米、食べるのかい?食べないのかい?どっちなんだい!たーべー…る!パワー!!!」と試食することが決定。
益子さんは令和の大嘗祭で献上米にも選ばれた栃木県オリジナル品種『とちぎの星』を試食。「ん!ん!うんまい!香りもいいし、粒が大きくて食べ応えあるしおいしい」と絶賛した。
福田さんは『なすひかり』を頬張り、「やっぱ甘みがありますね。大粒なので噛み応えもあっておいしい」と味わった。『なすひかり』はコシヒカリを親に持ち、栃木県の県北地域で多く栽培されている栃木県オリジナルの品種。
続いてきんに君が『栃木県産コシヒカリ』を試食しようとするも、「さっきから益子さんも福田さんも(銘柄が合っているか)自信がなさそうですね。こうゆうときは“最新のAIを搭載した筋肉コンピューター”に聞きましょう!」というと「ピポパピポパポ…コノお米はホントウニ栃木米ノ新米デスカ?」と上腕二頭筋をタイプ。「イエス!パワー!!!」と栃木米の新米であることを無事確認した。きんに君は一口食べると、「わ!ちょっとびっくりしました。口の中に運んだ瞬間にふわっと甘い香りが広がりました」と驚き、「筋肉も喜んでいます」と腕の筋肉を動かしてみせた。『栃木県産コシヒカリ』は栃木県内でも多く生産されている品種でつやつや感そして弾力のある粘りが特徴。栃木県では「とちほのか」というブランド名で販売している。昨年よりU字工事のイラストを使用した米袋デザインも登場している。
さらに、『とちぎの星』が使われたおむすびが登場。『とちぎの星』は冷めてもおいしくおむすびに最適だという。こちらはこの度、おむすび処「ほんのり屋」とのコラボで販売されるもの。10月23日(月)~11月5日(日)の期間中、対象店舗(※)では使用する全てのおむすびを栃木県産米『とちぎの星』で提供される。
※ほんのり屋×marukome グランスタ東京店・ほんのり屋池袋南口店・ほんのり屋池袋東口店・ 旬米むすび ほんのり屋エキュート上野店・ほんのり屋川口店の計5店舗
きんに君は、いつもやっているという“世界で一番おいしい食べ方”を披露。「ミュージックスタート!」と言うとお馴染みの「It’s My Life」が流れ、おむすびを片手に次々とポージング。クライマックスにかぶりつくと思いきや「ヤーーーィ!!!」と大絶叫。U時工事に「食べて食べて!筋肉見せる時間じゃない!」と突っ込まれ、その後おむすびにかぶりつくと「めちゃくちゃおいしい!パワー!!!」とコメント。
さらに、きんに君は「お二人も、面白い食べ方とかあるんですか?」とまさかの無茶ぶりをすると二人はタジタジに。即興で漫才を披露し、最後は「あまりにおいし過ぎて米んねコメんね~!あーん(と、おむすびを頬張り)!パワー!!!」と腕を見せるポージングをした。無茶ぶりの漫才を終え、安心して試食するU字工事の二人。「塩気も入ってうまみがかって、おにぎりにすると本当においしい」と福田さん。「お弁当にもぴったりですよ」と益子さんがアピールした。
最後に、きんに君は「おいしいお米をしっかり食べて、栄養を補給して、運動もして、体作りやダイエットを取り組んでほしいです。パワー!!!」とコメント。福田さんは「今回は田植えから収穫まで体験したので、この環境で作ったおいしいお米というのを実感できたので、より自信をもっていろんなところでPRして、みなさんに食べてもらえるように頑張りたいです」と述べ、益子さんは「小さい時からずっと栃木米を食べて、丈夫で健康でずっとやってこられたのも栃木米のおかげ。我々が元気に活動することもひとつのPRになると思うので、この一年も頑張って活動していきます」と意気込みを語った。
きんに君はタンクトップを脱ぐと胸筋に鈴を付け、“筋肉三三七拍子”でU字工事と栃木米の繁栄を祈願。U字工事も漫才を披露し、「たくさんの人にお集まりいただいて、きんに君さんにも無茶ぶりされてほんとにコメった記者会見になりました。今回はコメりすぎちゃって、栃木米もうますぎて米んねコメんね~!」とイベントを締めくくった。
魅力溢れる栃木のお米、ぜひこの機会に採れたての新米で味わってみてはいかがだろうか。
■新CM概要
タイトル:「僕たちも栃木米の収穫体験してきました」篇30秒/15秒
オンエア開始日:2023年10月23日(月)
放送エリア:関東広域圏を中心とした全国(一部地域を除く)
JA全農とちぎ 栃木米ホームページ
https://www.tochigimai.jp/