【レビュー】井村屋グループ初！？福和蔵の日本酒「純米酒 生酒」を飲んでみた

【レビュー】井村屋グループ初！？福和蔵の日本酒「純米酒 生酒」を飲んでみた

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井村屋グループ初の酒事業である「福和蔵」。今回はそんな「福和蔵」の特徴やこだわりについて徹底解説します。

「福和蔵」とは？

「福和蔵(ふくわぐら)」は、三重県伊賀市にある酒蔵です。運営は菓子や食品などの事業を行っている「井村屋グループ」。後継者不在であった1900年創業の酒蔵「福井酒造場」を、同グループが引き継いだのだそう。

名前は福井酒蔵場の「福」と、井村屋創業者の井村和蔵氏の「和蔵」に由来。家紋をモチーフにしたシンボルマークは、日本酒の原料である米の形の記号「※」と、両社名に共通する「井」を重ね合わせて作成しているのだそうです。

「福和蔵」のこだわり

「福和蔵」の酒造りには、三重県の豊かな自然の中で育まれた水と米が使用されています。

仕込水には、三重県松阪市飯高町（いいたかちょう）の水を使用。ミネラルを豊富に含んだ硬水で、まろやかな味わいが特徴なんだそう。

酒米はキレのあるスッキリとした味わいの三重産「五百万石」と、柔らかな味わいの三重県産「神の穂」が使用されています。

また夏季は気温が高すぎて質の高い酒ができないことから、冬季に行われることの多い酒造りですが、「福和蔵」では四季を通して酒造りを行う「四季醸造」を採用。清酒醸造工程の機械化と温度管理、品質管理を徹底することで、1年を通して作りたての日本酒を提供できるのだそう。

商品紹介

福和蔵 純米酒 生酒

火入れを行わない「生酒」ならではのキレのある新鮮な味わいが特徴。米本来の旨みが感じられる銘柄となっています。

原料米	三重県産五百万石
仕込水	三重県松阪市飯高町で採水したまろやかな硬水
酵母	三重県酵母ＭＫ-1
アルコール濃度	15-16％
ラインナップ	1,800ml／720ml／300ml／180ml

飲んでみると、はじめにラムネのような甘い爽やかな香りがし、口当たりはやわらかくはなやかな味わいが広がりました。しかしながら後味はキレがあり、さっぱりとした印象。

とても飲みやすく、カルパッチョなどの少し酸味のあるおつまみに合いそうです。

福和蔵 純米酒

ふくよかな香りの純米酒。まろやかな口当たりと深みのある味わいが特徴となっています。

原料米	三重県産五百万石
仕込水	三重県松阪市飯高町で採水したまろやかな硬水
酵母	三重県酵母ＭＫ-1
アルコール濃度	15-16％
ラインナップ	1,800ml／720ml／300ml／180ml

福和蔵 純米吟醸 生酒

マスカットのような芳しい香りの純米吟醸酒。りんごを思わせるフレッシュな酸味と上品な味わいが特徴となっています。

原料米	三重県産神の穂
仕込水	三重県松阪市飯高町で採水したまろやかな硬水
酵母	三重県酵母ＭＫ-3
アルコール濃度	15-16％
ラインナップ	1,800ml／720ml／300ml／180ml

こちらは非常にフルーティーな味でした。後味はイチゴのようで、アルコール感が苦手な方や、日本酒初心者の方にもおすすめです。食前酒としても良さそうで、お酒単体でも十分楽しめるかと思います。

和菓子などにも合いそうですが、クリーミーなアボカドをつかったおつまみとの相性も良さそうです。

福和蔵 純米吟醸

ブドウのような芳醇な香りの純米吟醸酒。爽やかな酸味とまろやかな口当たりが特徴となっています。

原料米	三重県産神の穂
仕込水	三重県松阪市飯高町で採水したまろやかな硬水
酵母	三重県酵母ＭＫ-3
アルコール濃度	15-16％
ラインナップ	1,800ml／720ml／300ml／180ml

まとめ

今回は、「福和蔵」の特徴やこだわりについて徹底解説しました。

井村屋が展開する「福和蔵」。自然豊かな三重県伊賀市のテロワールを生かした日本酒を製造する酒蔵です。徹底的な温度管理と品質管理により「四季醸造」を実現しているため、1年を通してしぼりたてのお酒が楽しめます。

日本酒好きの方は、ぜひ飲んでみてはいかがでしょうか。

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