ダイソーのパンが妙に個性的！ あんこ系もチョコバナナ系も甘党注目の激甘ボリューミースタイル

100円ショップ・ダイソーはオリジナルの菓子パンも意外と種類豊富。個性的なヤツだと『濃い塩バターパン』とかが美味しいのですが、あんパンなどの定番系商品も試してみたところ、これまたコンビニの菓子パンに比べて特徴のある美味しさだったのでご紹介いたします！

ダイソー『たっぷりこしあんパン』（108円・334kcal）

おすすめ度 ★★☆☆☆

まずはド定番のこしあんパン。他のダイソーPB菓子パンと同様、製造は株式会社東京ブレッドという会社で、もちろん価格は税込108円です。

ちょっとわかりづらいですが、パン生地はふっくらしていてサイズも大きめ。熱量も334kcal（炭水化物は59.3g）と、比較的高めな値です。コンビニ各社のプライベートブランドのあんパンは、もうちょい低めなのが多い印象ですよね。

ずっしり詰まったこしあんは、パン中央部に集中する形。後述の『つぶあんパン』よりはさらっとして落ち着いた甘味ですが、生地はモソッと厚くて、若干のボソボソ感は否めないかも。安くてボリュームのある菓子パンとしては、バッチリ合格点ではありますが……。

ダイソー『たっぷりつぶあんパン』（108円・330kcal）

おすすめ度 ★★★☆☆

という感じで『こしあん』はもう一歩物足りない印象でしたが、もう一種類の『つぶあんパン』は加えてちょっと光るものアリ。見た目も大きさも共通ながら、中に詰まったつぶあんは小豆の粒があまり立たない、しっとりとした舌触りです。

この餡がかな～り強烈に甘味が深くて、ただベタっと甘いのでなく風味自体はなかなか上品！　ふかふか厚めで密度感もそれなりなパン生地も、餡の甘味を受け止めるのにちょうどよいバランスになっています。ダイソーであんパン買うなら、どちらかと言えばつぶあんがオススメです！

ダイソー『チョコバナナパン』（108円・255kcal）

おすすめ度 ★★★★☆

もうひとつあわせてご紹介したいのが、チョコクリームとバナナクリームをパン生地に折り込んだというこちらのチョコバナナパン。ちょっぴり懐かしい味に焼き上げたという一品ですが……

袋を開けた時点で漂う、甘～いバナナオレのような香りが強烈！　一口食べるとベースの甘味もかなり強めで、確かにちょっと駄菓子っぽいジャンクな味わいでインパクトを出してます。

バシバシ立ったバナナの芳香のインパクトはしかし、ふんわり柔らかでモチモチっとした生地の食感と一緒に徐々に和らいでいき、後味はそこそこさっぱり切れて、もう一口……といきたくなる美味しさ。同じくモチモチ系生地のダイソー『濃い北海道クリームパン』などに比べると若干しつこい味なのですが、やや舌に残るチョコのコクと主張のあるバナナの香りが不思議と癖になる味わいでした！

コンビニパンより間違いなくオトク！と言えるほどではありませんが、味・量ともに負けないレベルで、ダイソーに寄ったら試す価値アリ。賞味期限が一ヶ月程度と長いのも特徴です。いずれもお子さまに喜ばれそうな味わいなので、一度ぜひ！