ライブスペースを併設し、音楽と新鮮なクラフトビールを堪能できるブルーパブ「CRAFTROCK BREWPUB & LIVE」のハウスバンドとして活動しています。
THE LOCAL PINTSが掲げるコンセプト「クラフトビールに世界一合うバンド」とは一体?どんな曲なの?…などなど、バンドについてあれこれ深掘りしてきました!
THE LOCAL PINTS
2022年、“クラフトビールに世界一合うバンド”のコンセプトを掲げ、音楽と新鮮なクラフトビールを堪能できるブルーパブ「CRAFTROCK BREWPUB & LIVE」のハウスバンドとして結成。写真左から、ベースのTORU、ボーカル・ギターのKANAKO、ギター・コーラスのMAKOTOの3人組。月1,2回は、「CRAFTROCK BREWPUB & LIVE」のライブに出演。出演情報はSNSアカウント(Instagram・X)にて発信中。
“世界一クラフトビールに合うバンド”って?
ーTORUさんはステディワークスの社長、MAKOTOさんはCRAFTROCK BREWINGのスタッフ、そしてKANAKOさんは「クラフトビアマーケット高円寺店」の元スタッフというご縁で結成された、THE LOCAL PINTS。
どんな経緯で結成したのですか?
MAKOTOさん
また、お声がけいただいた段階で、「クラフトビールをコンセプトにしたバンドにしよう」というコンセプトも考えていましたね。
ーMAKOTOさんは、2021年まで活動していたメタルコアバンド「HER NAME IN BLOOD(ハー・ネーム・イン・ブラッド)」のメンバーだったんですよね。
それからKANAKOさんはどのように繋がったのでしょうか?
MAKOTOさん
MAKOTOさん
KANAKOさん
ーTHE LOCAL PINTSの曲は、爽やかで、ユラユラ揺れながら聴きたくなる心地よいサウンドが多いですよね。ジャンルとしては、「アメリカンミュージック」と紹介されているのを見たことがあります。
MAKOTOさん
KANAKOさん
ーありがとうございます。音楽って、言語化するの難しいですよね。
KANAKOさん
ー「ドリームポップ」ですね。ビールを飲んで酔いが回ってくると感じるフワフワする感覚を、より心地してくれるサウンドだと思うので、なんとなくわかる気がします。
そして、気になるのが「世界一クラフトビールに合うバンド」というコンセプト。これはどのように生まれたんですか?
TORUさん
ー最初このコンセプトをお伺いした時に、“ペアリング”というワードが思い浮かびまして。
というのも、ビールに合うペアリングとして「おつまみ(食事)」があると思うんですけど、「ビール女子」では音楽とビールのペアリングも推奨しているんです。
ピンクビール特集
『このビールを飲むときは、この音楽を聴きたいよね』とか、味わいやパッケージなどいろんなことからインスピレーションを得て考えているのですが。
THE LOCAL PINTSさんも、「音楽とビールのペアリング」という言葉がぴったりだなと思っていました。
TORUさん
TORUさん
ー作詞作曲は、どなたが担当しているんですか?
MAKOTOさん
MAKOTOさん
あとは、最初から「このビアスタイルをイメージした曲を書いてみようか」と考えることも。
MAKOTOさん
KANAKOさん
MAKOTOさん
ーちなみに、「セゾン」や「ペールエール」など、爽やかなビアスタイルをテーマにした曲が多い印象なんですが、「スタウト」や「バーレーワイン」のような、渋めなビアスタイルをモチーフにした曲とか作る予定ってありますか?
KANAKOさん
ーまた、バンド名「THE LOCAL PINTS」も、“パイント”というワードが入っていて、ビールに関連していますよね。どんな由来があるのでしょうか?
TORUさん
後日、バンドを組むとなった際に、その言葉をパッと思い出しまして。
ー“LOCAL”には「地方の」「地域の」という意味がありますが、ステディワークスが店舗出店の際に大事にしているとおっしゃっていた(前編参照)「地域の人たちやご近所さんを大切にしたい」という想いにも通じるものがありますね。
“GLASS”ではなく“PINTS(※)”というのも良いですね!(笑)
※パイントグラスとは…1パイントの容量を持つグラスのこと。USパイントは473ml、UKパイントは568mlとされる。
CRAFTROCKのハウスバンドとして
ーCRAFTROCK BREWINGのハウスバンドということで、ブルワリーにおいても「CRAFTROCK FESTIVAL」においても、“中の人”という感覚があるのかなと思っていて。ゲストではない、身内にしかできないことがあるかと思いますが、ハウスバンドとして、どのようにブルワリーやフェスを盛り上げていきたいと考えていますか?
MAKOTOさん
TORUさん
でも、“ハウスバンド”としての意識はもちろんあって。例えば、CRAFTROCK FESTIVALでは、初日の1発目にオープニングに「カンパイアクト(オープニングアクト)」として毎年恒例で演奏しています。今年は10周年の開催になるので、皆さんへの感謝の気持ちも込めてできればなって思ってます。
TORUさん
KANAKOさん
ー(笑)そうですよね。早く終わらせて飲みたいですよね!それに、自分で順番を選べるのもハウスバンドとしての特権ですもんね。
TORUさん
KANAKOさん
ー確かに、一度「CRAFTROCK BREWPUB & LIVE」でのライブにお伺いしましたが、いい意味でとてもラフで。はじまって早々「ちょっとビール1杯飲んじゃったから、間違えちゃった!」と言いながらやり直したりしてて、面白いなと思って拝見してました!
KANAKOさん
だから、自分が必ずしもパフォーマーとしてみんなと距離を取らなきゃいけないとは思ってなくて。みんなと一緒に作るライブだと思っているので、自分だけにプレッシャーを感じることは無いです。
KANAKOさん
KANAKOさん
KANAKOさん
なんでそう思ったかというと、テイラー・スウィフトのファンって、自分の好きな文字を入れて作る「フレンドシップブレスレット」っていうのをつけていて。それを交換する文化があるんですよ。音楽性だけじゃなくて、テイラーファンの「仲間・コミュニティを大事にする」という文化が、めちゃくちゃTHE LOCAL PINTSと似てるなって思って。
音楽だけでなく考え方も含め、テイラーのことが好きな人は私たちのことも好きになってもらえそうだなって感じて。大変おこがましいかもしれないですけど、テイラー好きに聴いてもらえたら嬉しいなと思ってます。
ー素敵ですね。ビール好きでなくても、テイラー好きがいたらおすすめしておきます!
MAKOTOさん
ーすごい!タイダイ柄のTシャツやアクリルスタンドなど、とっても可愛いですよね。
MAKOTOさん
ー先ほどKANAKOさんがおっしゃっていた、フレンドシップブレスレッドもグッズに入ってくると面白そうですね。
KANAKOさん
MAKOTOさん
THE LOCAL PINTSにとって“ビール”とは
ー曲作りでは、ビールをテーマにしているというTHE LOCAL PINTS。皆さんももちろんビール好きということで、好きなビアスタイルと、CRAFTROCK BREWINGで最も好きなビールの銘柄を教えてください!
KANAKOさん
MAKOTOさん
TORUさん
というのも、醸造長の鈴木が、ヨーロッパのクラシックで伝統的なビールをベースに現代的なアレンジを加える「ネオクラシック」のような醸造が得意なんですけど。「ドリンクオールデイ」が最もそれが表現されていて、人気があるビールなので、押したいですね。
MAKOTOさん
今後は、そのシグネチャービールをアレンジして「煎茶以外のお茶を使ってみた」とか「果物を入れてみた」とか、幅を広げていろんなバージョンを醸造してみたいと考えています。それ以外にも、全く新しいビールを造ってみたいという思いもあります。まだアイデア段階ではあるんですけどね。
KANAKOさん
ーガソリンという曲もできちゃいそうですね。
KANAKOさん
MAKOTOさん
パッケージにしてもそうだし、味わいに造り手の想いもこもってるし、飲み手によって感じ方も違うし。そう思いながら僕はビールを嗜んでいます。
TORUさん
ーそれでは最後に、THE LOCAL PINTSがどんなバンドになっていきたいか、展望について教えてください!
MAKOTOさん
TORUさん
素敵な夢ですね。一ファンとして、楽しみにしています!ありがとうございました!