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市立小学校で『いじめ重大事態』 階段で押されて転落… 児童が「左足骨折の大けが」 


熊本市教育委員会は、今年1月に市立小学校で男子児童が階段から転落し、左足を骨折した事件について、いじめが関与している可能性を調査しています。児童は当初「鬼ごっこをしていて落ちた」と説明していましたが、後に「同級生に押されて落ちた」と変更しました。さらに、昨年5月からの暴言や複数の児童からの暴力行為も明らかになっています。保護者が相談したにもかかわらず、改善が見られなかったことから、市教委はこれを重大事態と判断し、事実関係の調査を進める方針です。第三者委員会の設置については現在検討中です。市教委は被害児童の心情に寄り添った対応を心がけていくとしています。

熊本市教育委員会は12日、市立小学校の男子児童が転落し、左足を骨折したと公表。

現在も通院中

市教委などによると、今年1月、校内の階段から5年生の男子児童が転落した。

(画像:イメージ)

その結果、左足を骨折する大けがを負った。

なお、現在も病院に通院中。

暴言や暴行も…

当初、児童は「鬼ごっこをしていて落ちた」と説明した。

しかし、その後「同級生に追いかけられ、押されて落ちた」と訴えた。

(画像:イメージ)

また、昨年5月ごろから「死ね・出しゃばるな」などの暴言を浴びせられた。

さらに、複数の児童から、殴る・蹴る・押し倒されるといった暴行も受けていたという。

保護者が学校に相談しているが、改善は見られなかった。

事実関係を調査する方針

熊本市教育委員会は、いじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」と判断。

事実関係を調査する方針で、第三者委員会を立ち上げるかどうかについては、検討中としている。

(画像:熊本市役所)

市教委は「児童の気持ちに寄り添った対応を、心がけていきたい」などとコメント。

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