
読売テレビは27日、大阪市の同局で春の番組改編説明会を行い、休演中のお笑いコンビ、ダウンタウンの対応について言及した。
同局制作の日本テレビ系バラエティー「ダウンタウンDX」(木曜午後10時)にはコンビで、同「浜ちゃんが!」(水曜深夜)には浜田雅功(61)が出演している。
浜田は10日、体調不良により、一時休養を発表。26日深夜放送の「浜ちゃんが!」では蛍原徹(57)が代役MCを務めた。
一方、松本人志(61)も昨年1月、週刊文春との訴訟を理由に番組を休演。同11月に訴訟は終結したものの、芸能活動再開には至っておらず、「ダウンタウンDX」への復帰も果たしていない。本人は独自のプラットフォームを作って芸能活動復帰することを示唆している。
同局の田中雅博コンテンツ戦略部長は「ダウンタウンDX」について、「4月3日放送分から代役を立てて放送いたします」とし、4月3日放送分をお笑いコンビかまいたち、同10日放送分をお笑いコンビ千鳥がMCを務めると説明。その後は調整中とした。「浜ちゃんが!」については、蛍原が4週分、MCを務めると発表した。
浜田については「まずは体調が第一。早く体調がよくなられてご復帰されるのが我々にとって一番大切」と気遣った。
松本を巡っては、同局の松田陽三社長が4日、「松本人志さんが視聴者に受け入れられるかどうかが1番の我々の判断基準になる」と起用の基準についての考えを示している。田中氏は「先方もある話。状況の推移を見守りたい」とした上で、松田社長の発言を踏まえ、「結果的に出られてないということはそういうことかな」と“基準”に沿った判断だと認めた。