
Aぇ!group佐野晶哉(23)が21日、都内で映画「ヨウゼン」(チャオ・ジー監督)公開記念初日舞台あいさつに登壇した。
中国で大ヒットを記録した3DCGアニメ映画「ヨウゼン」の日本語吹き替え版で、声優増田俊樹(35)とダブル主演を務めた。佐野は“神の力”を失った賞金稼ぎのヨウゼンを、増田は“神の力”を盗んだ少年のジンコウを演じた。
佐野は声優初挑戦。「公開の日がやっと来てくれたかって感じです! 去年やらせてもらってたデビューツアーの最終公演日あたりに、メークしてたらスタッフさんが入ってきて、ハプニング的に『佐野は声優のダブル主演するからな』って言われて。そのタイミングで知って。自分が声の仕事なんて大丈夫かなってすごい不安に思ってたけど、ついに公開されて、本当に安堵(あんど)の気持ちが強いです。うれしいです」とあいさつした。
神の力を失ったヨウゼンとリンクする部分があるようで「僕、4年ぐらい前に番組でやらないといけなくて、カラオケで100点取れるようになったんですよ」と切り出した。「ヨウゼンと同じ賞金稼ぎみたいな感じで、合計510万くらい稼いだんですけど、最後に100点を取ってから2年以上たってて。あれ細かい知識とかテクニックが必要で、ちょっと今は100点取れない。神の力をなくしつつあるので、もう1回、神の力を手に入れたいです」と、カラオケ100点再チャレンジに意欲を見せた。
この日は欠席だった、シンコウヒョウ役の津田健次郎(53)からのビデオレターを笑顔で見守っていたが、映像内で「佐野さん」と呼びかけられると、やや悲しそうに。「いつも晶哉って呼んでくれるのに。それに普段(津田は)関西弁なんですよ、あの声で」と明かし、関西弁バージョンのメッセージを自ら「またもらっときます」と話した。
佐野と増田のほか、エンラ役の沢城みゆき、コウテンケン役の夏絵ココも出席した。