
俳優岩城滉一(73)が8日放送の「痛快!明石家電視台」(土曜午後4時=関西ローカル)に出演。宇宙旅行のために多額の費用を払っていたものの、旅行が中止となったことについて振り返った。
岩城は、民間の宇宙旅行事業者からのオファーをきっかけに、2014年に日本の芸能人として初めての宇宙旅行を行う予定となっていた。
そのための参加料930万円を支払っていたが、結果的に旅行は実施されず中止に。岩城は「結構、何回も(テスト飛行で)落っこっちゃった。知ってるだけで3回…。だから、(宇宙船に)乗って行く、っていう状況にならなかった」と説明。
明石家さんま(69)が、「それで(参加料は)戻ってこない?」と聞くと、岩城は「飛ばなかったら、(返金は)なしってことになってたんで」と話した。
900万円以上の費用が水の泡となってしまったが、実はその代わりに、岩城の元には宇宙関連の仕事のオファーが殺到。「仕事がすごく忙しくて。朝起きるとね、また宇宙の話をするの、うっとうしくて」と振り返り、「だから、払った金の10倍ぐらいは…」とかなりの収入になったことを打ち明ける。
ただ、あまりに多忙だったため、「朝、起きてから空を見上げなくなりましたもんね。もう、うんざり」と、空への憧れを失ってしまったことも明かして苦笑していた。