女子大生＆卒業生アイドルMerci Merciお披露目 ２月ライブアピールも緊張でガチガチ

晴れ着を披露する、前列左から新関碧、其原有沙、結城モエ、紺野彩夏、白河れい、桜井凜。後列左からMerci Merciの石川英利佳、藤井貝史、齋藤栞、内田ゆめ、本條杏実、下地芽衣、高橋七海（撮影・横山健太）

大手芸能事務所スペースクラフト・エージェンシーの2025年新春晴れ着撮影会が、このほど都内で行われた。席上で、各有名大の女子大生が所属する「キャンパスクイーン」の選抜メンバーにより結成された、現役女子大生と卒業生で結成された7人組アイドルユニット「Merci Merci（メルシーメルシー）」が、メディアにお披露目された。2月22日に都内で、過去最大規模となる単独ライブを控え、リーダー的存在の内田ゆめ（25）はアピールも、初参加の晴れ着撮影会に大緊張。撮影会常連の先輩の女優結城モエ（30）から優しいエールで背中を押された。

内田は現役東京ドームビール売り子NO・1として知られ、野球にも造詣が深く、野球ファンの間でも知られた存在だ。全国のコミュニティFMで放送中のラジオ番組「＠FRIDAY！」（金曜午後2時）でもパーソナリティーを務めるが、初参加となった毎年恒例の新春晴れ着撮影会に、緊張のあまりガチガチだった。「初めて耳にする皆さまも多いと思います。ちょっぴり大人なアイドルユニットでございます」と自己紹介する声も、やや震えていた。

単独ライブに向け「満員を目指しております」と意気込んだものの「フランス語で、ありがとうを意味します。メルシーの思いで、いっぱいです」と続ける中、声は緊張から上ずっていった。結城と紺野彩夏（25）白河れい（22）ら女優陣が続いて登壇すると、緊張はピークに達した。「先輩方と近くでお会いするのも初めてで緊張してしまった」と口にすると、撮影会では毎年、中心に立つ結城から「パワーがあふれ、かわいい。頑張って！」とエールを送られた。内田をはじめメンバーは「ありがとうございます」と感謝した。

この日は、昨年10月期ののTBS系ドラマ「ライオンの隠れ家」でライオン役を演じ、話題を呼んだ人気子役の佐藤大空（6）も急きょ、駆けつけた。先輩の“お姉さん”たちから促されて中央に立つと「さとうたすくです。よろしくおねがいします」と丁寧にあいさつ。メディア各社から多数のフラッシュを浴びると、一瞬、ビックリしたような顔を見せたが、紺野から「右側、向いて。良い感じ」などと優しくサポートされると、笑顔で手を振っていた。

紺野は、風邪で大事を取って欠席した永尾柚乃（8）の活躍も踏まえ「柚乃ちゃんだったり、大空くんだったり、高木波瑠くん（10）だったり、たくさんのジュニア部の子たちの活躍も、テレビで楽しく見ることができました」と期待した。この日の衣装は、一蔵と京都丸紅が衣装協力した。各タレント陣も、こだわりの晴れ着に気持ちを新たにしていた。【村上幸将】

◆Merci Merci　コロナ禍の最中だった21年7月10日に結成し、同21日にデビューシングル「君と紡いだ二人の夢は…／拝啓　臆病だったあの日へ」をリリース。当初は21人体制だったが、22年1月に研修期間を経て2期生5人が加入し、16人体制となった。23年5月に3期生、24年10月に新曲「鈍色の昨日を越えて　to the moment」をリリース。同11月には、3人の4期候補生から1人だけ正式メンバーとなった高橋七海（20＝武蔵野大）を加え、現体制となった。メンバーは、1期生が内田ゆめ（東京女子大卒業）齋藤栞（26＝フェリス女学院大卒業）本條杏実（24＝洗足学園音楽大卒業）、2期生が藤井貝吏（22＝甲南女子大卒業）3期生が石川英利佳（22＝成蹊大）下地芽衣（22＝国学院大）。