フジ新人アナイジりの動画炎上めぐり明石家さんまのツッコミ技術がＸで脚光「言葉選びが上手」

明石家さんま（2023年2月撮影）

明石家さんま（69）のツッコミ技術がネット上で話題となっている。

フジテレビ「めざましmedia」のYouTubeチャンネルがアップした動画「新人　上垣皓太朗アナ『めざましどようび』お天気キャスターデビュー！」で、同局の新人、上垣皓太朗アナウンサー（23）が先輩アナから「Tシャツが似合わない」などイジられている動画が炎上していることを受け、同チャンネルは31日、公式サイトを通じて声明を発表、経緯を説明した。

上垣アナの貫禄のある風貌については、入社直後から話題になっていた。4月20日放送の同局系「FNS明石家さんまの推しアナGP」では、MCのさんまが上垣アナに対し「入社15年目？」と堂々とした風格にツッコミを入れ、話題となっていた。

Xではさんまのツッコミ技術を称賛する投稿が相次いでおり「さんまさんが上垣アナをいじってた番組もあったけど、あれは見てて嫌な気がしなかったんだよ。この映像のやつは、着てたTシャツが公式のものだから、似合う似合わないとかじゃないんだよ」「さんまさんが上垣アナをイジった時、嫌な気持ちにならなかったのは言葉選びが上手だったんだと思う。ベテラン風って言われるのと老け顔って言われるのでは似てるようで違う。イジリがイジメに聞こえてしまうのはそういうことなのではないかな」「さんまの番組で同じく芸人たちが上垣くんをいじってるのあるけど、あれはしっかり場を盛り上げてて全然不快じゃないよね。別に内輪ノリならいいだろという意見もあるが、それなら世に出すなって話。外から見る内輪ノリほどつまらんものはない」などと書き込まれていた。

「新人　上垣皓太朗アナ『めざましどようび』お天気キャスターデビュー！」では、「27時間テレビ」のTシャツを着て、リポートに臨む上垣アナが、スタジオにいた先輩アナウンサーらからイジられた。西山喜久恵アナからは「Tシャツが似合わってない」、フリーアナの阿部華也子からは「甚平とか似合いそう」、生田竜聖アナからは「本当に23歳なんだよね」などの質問が飛んでいた。

「めざましmedia」公式サイトを通じ「この動画は今年7月にめざましmediaが公開したもので、内容は上垣アナが初めて生放送でお天気キャスターを務めた際の映像です」と説明した上で「上垣アナの奮闘ぶりを伝えたいという事で、OAされていないCM中のやりとりを制作側の判断で編集し公開しました」と意図を明かした。

そして「この動画を公開した当時から多くの方に視聴して頂いておりますが、公開から3ヶ月が経ち、厳しいご意見など様々なご指摘を頂くようになりました。私たちは今回寄せられたご指摘を真摯に受け止め、今後はより一層コンテンツ制作に留意してまいります」とつづった。

上垣アナは兵庫県出身で大阪大文学部卒業。趣味は銭湯で長風呂、AMラジオを聴く、歌ネタ漫才のカバー。特技は地形図を見ながら街を歩く、テストづくり。資格は教員免許（高校地理歴史・高校国語・中学国語）、防災士、二級小型船舶免許、酒類販売管理者。