小池知事「ミセスユニバースジャパン」と対面 結婚相談所経営者に「マッチングのポイント」問う

「ミセスユニバース」世界大会出場者の表敬訪問を受けた小池都知事（撮影・野上伸悟）

「ミセスユニバースジャパン2024」のファイナリストらが21日、東京都庁で小池百合子東京都知事（72）を表敬訪問した。

「ミセスユニバース」は女性の社会的地位の向上をテーマに掲げ、約80カ国130人が参加する世界的コンテスト。日本大会でグランプリとベストタレント賞をダブル受賞した岡田麻里さん（64）ら東京出身、在住の6名が小池都知事と対面。日本大会の支援の感謝を伝えたほか、今月に韓国で行われた世界大会での結果を報告した。

小池都知事は8月のプロ野球の始球式で左膝を剥離骨折。この日はつえなどを突かず自力で歩いて、ファイナリストらとの対面に駆けつけた。現在も治療中で今月18日の定例会見では、「だいぶ足は治りましたが、はしごをのぼる自信はございません」と話していた。

吉野麻衣子さん（47）は「7月の日本大会の時はレターももらって、本当に感動しました」と感謝を伝えた。吉野さんは結婚相談所を経営しており、マッチング率は平均を上回る95％を誇るという。これには小池知事も「すご～い！」と感嘆。「都の方もマッチングアプリを推奨している。その後のフォローが難しい」と打ち明け「マッチングのポイントは？」と質問。吉野さんは「コミュニケーションと想像力」がポイントだと挙げ「コミュニケーション能力を磨いて想像力を豊かにする。そういうところから人との関係性も良くなっていく」とマッチングとの関連性を説明。小池知事はうなずきながら、興味深そうに耳を傾けた。重ねて「自分のやりたいことを頑張っておられる皆さんが輝いて、それに触発される方が出てくるのを願っています」と女性の活躍、躍進の拡大を期待した。

鈴木有美さん（48）大出友美さん（41）公文暁子さん（48）清水正美さん（57）大島一恵（39）も出席。