ディカプリオ、逮捕されたコムズ被告との90年代のプライベート写真の流出で関係が再注目に

レオナルド・ディカプリオ（2019年8月撮影）

米俳優レオナルド・ディカプリオ（49）が、性的人身売買などの罪で逮捕された大物音楽プロデューサーで「パフ・ダディ」ことショーン・コムズ被告（54）とパーティーに興じるプライベート写真が流出した件を受け、関係者が事件への関与を否定した。ディカプリオは、今月16日に逮捕され、恐喝共謀など3つの罪に問われているコムズ被告が90年代に主催したパーティーに出席した際の写真がメディアで報じられ、2人の関係が再注目されている。

オンラインメディアのTMZが、1998年と99年に米東海岸のリゾート地ハンプトンズで行われた同被告主催の「ホワイト・パーティー」に参加するディカプリオの写真を公開。トップレスの女性と共に写る同被告の姿のほか、ディカプリオが笑顔でタバコを手にコムズ被告と一緒に写っている写真などもある。ディカプリオに親しい関係者は、英デイリー・メール紙に「事件とは全く関係ない。2000年初めに何度かパーティーに出席したが、文字通り誰もが出席していた」とコメント。ディカプリオだけでなく多くのセレブがその場にいたことを強調し、「フリーク・オフ」と呼ばれた乱交パーティーへの参加を否定した。

ホワイト・パーティーとは別に同被告が主催したフリーク・オフでは、パーティーに参加した女性たちに性行為を強要して撮影する行為などを行っていたと見られている。関係者は写真は20年以上前のもので、連絡を取り合っていないと話している。ディカプリオと同容疑者は04年の民主党大会にもそろって出席する様子が報じられていたほか、19年には同被告の50歳の誕生日を祝うパーティーで踊る姿もキャッチされていた。（ロサンゼルス＝千歳香奈子通信員）