『わたしの幸せな結婚』登場キャラクターまとめ
斎森美世（さいもりみよ）
引用：TVアニメ『わたしの幸せな結婚』公式サイト
声優：上田麗奈さん
斎森美世は、斎森家の長女で本作の主人公（ヒロイン）です。異能を持つ両親の血を受けながらも、見鬼の才が発現せず、実母である斎森澄美が早くに亡くなった影響で、継母・斎森香乃子とその娘・斎森香耶に虐げられながら育ちました。
そのため、幼い頃から「自分には価値がない」と感じ、何事にも卑屈で悲観的な性格に。
嫁いでからは、当初は清霞に対して畏怖の念を抱いていたものの、噂とは違う彼の優しさに触れる中で、徐々に彼のそばにいたいという思いを抱くようになります。
久堂清霞（くどうきよか）
引用：TVアニメ『わたしの幸せな結婚』公式サイト
声優：石川界人さん
久堂清霞は、名家・久堂家の当主であり、対異特殊部隊を率いる若き軍人。
27歳という若さでありながら、雷や炎を操る強力な異能を発揮し、対異特殊部隊の隊長として活躍しています。
多くの婚約候補者を退ける冷酷無慈悲な人物と噂されがちですが、実際には女性に対して苦手意識を持つ面もあり、初めは美世に対しても疑念を抱いていました。
しかし、次第に美世の内面やこれまでの過酷な運命に気づき、内面に秘めた優しさが光る彼女に惹かれていきます。
斎森香耶（さいもりかや）
引用：TVアニメ『わたしの幸せな結婚』公式サイト
声優：佐倉綾音さん
斎森香耶は、斎森家の次女であり、美世の異母妹。幼少期から両親に可愛がられて育ったため、自然と高いプライドを身につけています。
香耶は、その生い立ちから自分が特別だと信じており、美世とは対照的な雰囲気。
作品が進むにつれて、香耶は美世との間で常に競い合うような態度をとり、時には清霞への想いも絡めながら、自分の存在価値を確立しようとする姿が描かれています。
辰石幸次（たついしこうじ）
引用：TVアニメ『わたしの幸せな結婚』公式サイト
声優：西山宏太朗さん
辰石幸次は、辰石家の次男であり、美世と香耶の幼馴染です。
普段は誰に対しても優しい言葉を交わせる心の拠り所として、美世にとって大切な存在。
幸次は、家族内の事情により美世が置かれる立場に対して、何とか彼女を守ろうとする強い思いを抱いています。
彼は自分の内面で葛藤しながらも、美世の救済を願い続ける姿が印象的。
五道佳斗（ごどうよしと）
引用：TVアニメ『わたしの幸せな結婚』公式サイト
声優：下野紘さん
五道佳斗は、対異特殊部隊に所属する清霞の部下。軽口を叩くお調子者ではありますが、優れた異能を持ち、清霞を裏で支える頼れる存在。
彼は、清霞が抱える問題や、周囲の女性たちの問題に対しても独自の視点で対処し、時には部下としてだけでなく、温かい心で接している姿が描かれています。
ゆり江（ゆりえ）
声優：桑島法子さん
ゆり江は、久堂家に長年仕えている使用人。物腰が柔らかく温厚で、かつて清霞が幼い頃から「坊ちゃん」と呼んで親しんでいた存在。
美世が苦しい状況の中でも、ゆり江は温かい笑顔で手ほどきをし、心細い彼女の支えとなっています。
薄刃新（うすばあらた）
引用：TVアニメ『わたしの幸せな結婚』公式サイト
声優：木村良平さん
薄刃新は、美世の従兄弟であり、薄刃家に属しています。薄刃家は、人心に干渉する異能を代々受け継ぐ家系として知られており、新はその掟の中で生きてきました。
彼は、厚い伝統や家の掟に基づいて美世を守る一方、清霞に対しては敵対的な立場をとることもあります。
辰石一志（たついしかずし）
引用：TVアニメ『わたしの幸せな結婚』公式サイト
声優：深町寿成さん
辰石一志は、辰石家の長男であり、次期当主としての責任を担う存在。
派手な身なりで遊び歩く一面もありますが、家族の複雑な事情に直面する中で、責任感と自分自身の成長に悩む姿が描かれます。
堯人（たかいひと）
引用：TVアニメ『わたしの幸せな結婚』公式サイト
声優：石田彰さん
堯人は、帝国の権力者である今上帝の次男です。彼は、帝位を継ぐ最有力候補として、幼い頃から清霞と親しく交流してきました。
堯人は、清霞との関係や自らの運命に対して、静かでミステリアスな一面を持ちながらも、重厚な存在感を放っています。
斎森真一（さいもりしんいち）
声優：家中宏さん
斎森真一は、斎森家の当主であり、美世と香耶の実父。若い頃、強制的な政略結婚を経験し、その後は美世に対して冷淡な態度を示す一方で、香乃子と香耶には愛情を注いでいます。
清霞からは事情を知られているため、真一の態度は酷く嫌悪されることに。
斎森香乃子（さいもりかのこ）
声優：植田佳奈さん
斎森香乃子は、美世の継母であり、香耶の実母です。
かつて斎森家に嫁ぎ、前妻である澄美に対する恨みから、美世を虐げるなど、非常に厳しい態度で接していました。
彼女は、自身の被害者意識から、美世に対して冷たい言動を繰り返します。
辰石実（たついしみのる）
声優：堀内賢雄さん
辰石実は、辰石家の当主であり、幸次や一志の父親。
没落寸前の辰石家を再興するため、美世を家に迎え入れようと暗躍していましたが、その計画は清霞との対立を招き、物語の大きな転機となります。
薄刃澄美（うすばすみ）
声優：日髙のり子さん
薄刃澄美は、美世の実母であり、斎森家に嫁いできた後、幼い美世を残して病で亡くなりました。
澄美は、薄刃家の血筋に伝わる異能の秘密とともに、美世の人生に大きな影響を与えた存在です。
花（はな）
声優：能登麻美子さん
花は、かつて斎森家に仕えていた元女中です。美世が苦しい状況の中でも、花は彼女の味方として寄り添い、温かく見守ってきました。
斎森家から解放された美世との再会では、彼女の存在が美世にとって大きな支えとなります。
桂子（けいこ）
声優：久保田民絵さん
桂子は、清霞が長年贔屓にしている呉服店「すずしま屋」の女主人。
初対面で美世の内面の美しさを見抜き、清霞に対して美世を大切にするよう助言するなど、彼女の慧眼が光ります。
帝（みかど）
声優：菅生隆之さん
帝は、国を治める今上帝であり、未来の災厄を天啓として予知する異能を持つ人物。
現在は重い病に伏せていますが、その存在は帝国全体に大きな影響を与えています。
久堂葉月（くどうはづき）
声優：日笠陽子さん
久堂葉月は、清霞の姉であり、明るくモダンな女性。美貌とスタイルに長け、洋装が似合う一方で、家事が苦手な面も。
清霞の計らいで美世の教育係として登場し、治癒の異能を持ちながら温かく接する姿が印象的です。
大海渡征（おおかいとまさし）
声優：三宅健太さん
大海渡征は、帝国陸軍の参謀であり、清霞の上司として、国防の重責を担っています。
堂々たる体格と男らしい顔立ちが特徴で、清霞の戦いを後方から支える重要な役割を果たしていますよ。
薄刃義浪（うすばよしろう）
声優：廣田行生さん
薄刃義浪は、薄刃家の前当主であり、美世と薄刃新の祖父。
薄刃家の厳しい掟を体現しつつ、家族の血統や異能に基づく価値観を守るための存在として描かれています。
『わたしの幸せな結婚』とは
原作情報
価格：682円(税込)
発売日：2019年01月
『わたしの幸せな結婚』は、顎木あくみ先生による小説。
もともとは「小説家になろう」に投稿されたオンライン小説でしたが、富士見L文（KADOKAWA）から書籍化され、2019年1月15日に初版が発行されました。
書籍版の表紙イラストは月岡月穂先生が担当しています。
コミカライズ版（漫画）
価格：770円(税込)
発売日：2019年09月
高坂りと先生による、原作小説の内容に準じたコミカライズ版も展開されています。
こちらはスクウェア・エニックスの『ガンガンコミックスONLINE』にて連載中で、2024年7月11日現在で5巻が刊行されていますよ。
さらに、関連書籍として高坂りと先生が手がけた画集が2023年8月に発売されました。
実写映画
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価格：3,200円(税込)
発売日：2023年09月
『わたしの幸せな結婚』の実写映画版は、監督を塚原あゆ子さん、脚本を菅野友恵さんが担当。
メインキャラクターの久堂清霞役は目黒蓮さん（Snow Man）、ヒロインの斎森美世役は今田美桜さんが演じました。
2023年3月17日に日本で公開され、カナダやタイでも上映されています。興行収入は約28億円を達成しました。
TVアニメ
TVアニメ版『わたしの幸せな結婚』は、キネマシトラスが制作を担当し、2023年7月〜9月までTOKYO MXほかにて第1期が放送されました。
第1期の放送終了後、第2期の制作が決定し、2025年1月より放送中です。
