『ブルーロック』とは?
『ブルーロック』は、原作・金城宗幸先生、作画・ノ村優介先生による大人気サッカー漫画。
全国から集められたフォワードの少年たち300人が、たったひとつの日本代表の座をかけて戦うストーリーが描かれています。
「史上最もイカれたサッカー漫画」と銘打たれており、高校生たちのエゴとエゴがぶつかり合うゲームシーンは臨場感抜群。
2024年には、スピンオフストーリーの映画化や、アニメ第2期の放送も開始する大ヒット作品です。
実在する苗字
千切(ちぎり)
「お嬢」こと千切豹馬の苗字は、京都府、奈良県、滋賀県など、おもに近畿地方に見られます。
同じ苗字の方は、全国に60人ほど。
「ちぎり」だけでなく、「ちきり」と濁らずに読む場合もあるそうですよ。
五十嵐(いがらし)
「イガグリ」こと五十嵐栗夢と同じ苗字の方は、全国に153,000人いらっしゃいます。
よく耳にする「いがらし」よりも「いからし」という濁らない読み方のほうが古く、語源はアイヌ語なのだとか。
東京都、新潟県、神奈川県、北海道に多く、おもに東日本に分布しています。
久遠(くおん)
久遠渉の苗字は非常に珍しく、同姓の方は全国で10人程度しかいません。
「くおん」のほかに、「ひさとお」という読み方も存在しています。
どこか奥ゆかしい、綺麗な響きの苗字ですよね。
今村(いまむら)
今村遊大の苗字は、全国的に幅広く見られます。
その数は、およそ96,200人。
中でも同じ苗字の方が多いのは福岡県、鹿児島県、熊本県です。
吉良(きら)
吉良涼介の苗字は、おもに大分県に多く見られ、西日本を中心に分布しています。
同じ苗字の方は、全国で約10,500人。
「きら」だけでなく、「きちら」「よしら」といった読み方もあるようです。
大川(おおかわ)
大川響鬼と同じ苗字の方は、全国に約81,800人。
関東圏に比較的多いものの、全国的に広がっている苗字です。
地形にも地名にも由来する名前なので、至るところで見られるのかもしれませんね。
凪(なぎ)
凪誠士郎の苗字は、同姓の方は全国で550人ほど。
おもに兵庫県で多く見られるようで、「凪」という字は瀬戸内海の穏やかな海から付けられたようです。
ルーズでゆるっとした性格の誠士郎に、ぴったりの苗字ですよね。
御影(みかげ)
御影玲王の苗字のルーツは、平安時代から存在している地名です。
中心的に分布しているのは、兵庫県、和歌山、大阪府。
同姓の方は全国でも約250人と、レア度の高い苗字です。
蟻生(ありゅう)
蟻生十兵衛の苗字は、全国に約50人ほどとかなり珍しい名前。
おもに栃木県、群馬県などに見られます。
「ありゅう」のほかに「ありう」と読み場合もあるそうですよ。
時光(ときみつ)
時光青志と同じ苗字の方は、おもに中国・四国地方に見られます。
同姓の方は、全国におよそ490人。
おもに岡山県に多く、次いで広島県、山口県などにも分布しています。
烏(からす)
烏旅人の苗字は、おもに山形県に多く見られます。
同じ苗字の方は、全国で110人ほど。
鳥のカラスを指す、「烏」という漢字一文字の苗字が実在するのは意外ですよね。
実在しない苗字
潔(いさぎ/潔世一)
蜂楽(ばちら/蜂楽廻)
國神(くにがみ/國神錬介)
雷市(らいち/雷市陣悟)
我牙丸(ががまる/我牙丸吟)
伊右衛門(いえもん/伊右衛門送人)
成早(なるはや/成早朝日)
馬狼(ばろう/馬狼昭英)
二子(にこ/二子一揮)
鰐間(わにま/鰐間淳壱・鰐間計助)
舐岡(なめおか/舐岡了)
士道(しどう/士道龍聖)
乙夜(おとや/乙夜影汰)
雪宮(ゆきみや/雪宮剣優)
氷織(ひおり/氷織羊)
七星(ななせ/七星虹郎)
黒名(くろな/黒名蘭世)
清羅(きよら/清羅刃)
閃堂(せんどう/閃堂秋人)
糸師(いとし/糸師冴・糸師凛)
絵心(えご/絵心甚八)
帝襟(ていえり/帝襟アンリ)
不乱蔦(ぶらつた/不乱蔦宏俊)
なお、苗字の存在自体は確認できたものの、読み方が実在しない苗字もありました。
二子一揮の苗字については、「二子」と書いて「ふたご」「ふたこ」と読む名前はあったものの、「にこ」という読みはありません。
また、七星虹郎の苗字も、「ななほし」という読み方は存在していましたが、「ななせ」という読みはありませんでした。
調査中の苗字
剣城(つるぎ/剣城斬鉄)という苗字については、おもに参考にしたサイト・名字netでは現時点で「調査中」となっており、他サイトでは実在が確認できませんでした。
まとめ
『ブルーロック』の登場人物たちは、オリジナリティあふれる個性的な名前もカッコいいですよね。
「苗字」という観点から探ってみると、彼らの新たな魅力に気づけるかもしれません。