三崎優太氏「若者のみらい応援基金」はビジネスとエンターテインメントの2分野で展開へ！ビジネスコンテスト開催へ

『三崎優太 若者のみらい応援基金』創設記念発表会が開催！

　実業家・三崎優太氏（31）、タレント・テリー伊藤（70）が29日、都内で『三崎優太 若者のみらい応援基金』創設記念発表会に登場した。

　三崎氏といえば、高校時代にはじめたアフィリエイト広告で月収400万円を売り上げ高校卒業後の18歳で起業。2014年には美容通信販売事業を開始し、2017年には『すっきりフルーツ青汁』を累計1億3000万個販売し、17年9月期の売上高が前期比539％増となる年商131億円の会社をつくり上げるなど“青汁王子”の異名もとった。しかし、2019年、法人税法違反容疑で逮捕され、懲役2年執行猶予4年の判決を受けることに。保釈されて以降、歌舞伎町でホストとして出直し、YouTuberの活動や、現在は、財務・会計、経営戦略および生産効率や組織・人事、営業・マーケティングなど若手経営者への多岐にわたる事業支援を精力的に行う実業家として活躍している。

　今回の新型コロナウイルスの影響で夢を閉ざされた学生や起業後苦難に立たされている若手経営者など日本の未来を支える若者を支援対象とし、特にダメージを受けている経済状況への支援を目的に『三崎優太 若者のみらい応援基金』の設立に至ったという。そこでまず、三崎氏から約1億円を寄付することを発表している。

　会見では、『三崎優太 若者のみらい応援基金』がビジネス分野と、エンターテインメント分野の2分野で本活動の展開する構想を発表。ビジネス分野では最優秀賞には1000万円の賞金を無条件で給付するビジネスコンテスト（7月1日から募集開始）、ビジネスコンテスト応募者の中から選ばれた方に都内の無料のコワーキングスペースの提供。エンターテインメント分野では、スポーツとして2021年開催予定のバスケットボールの3×3や、オンラインミュージックイベント、eスポーツやカードゲームへの選手や活動の支援などを今後考えているという。

　トークショーでは、三崎氏がなぜ若者たちへチャンスにつながるような活動をしたいのかへ、20代で仕事で成功し高価な自動車や住居を手にしたものの「何も残らなかったなって。20代のうちから世の中への支援とかをやっておけばよかったなと本当に思いました」と、いう心残りがあったこと。さらに、高校を2回退学していてプータローみたいにすごすなかで、たまたま書店で手にとったアフィリエイトの本があって。あの本に出会ってなかったらという、ターニングポイントというのは人それぞれあるなぁって。若者たちにとってターニングポイント・チャンスを与えられるようになりたいですね」と、気持ちを。

　それだけに、今回のプロジェクトには「未来が見えないという若者にチャンスを与えたいなと思っています。人生に迷っている方に手を差し伸べていきたいなと思います」と、語り、「若者には挑戦してほしいと思います。若いうちは転んでも起き上がれますし、自分でも起き上がっている途中かもしれませんけど、挑戦って素晴らしいなということを伝えたいなと思っています」。

　一方、テリーからは、今回の基金のお金の出どころについて、三崎氏の過去を振り返りつつ「お金をどうやったかわかりませんけど、1億円をこういう形でやるというのは、微妙に怪しいのか、はたまたちゃんと志があって、やっていたのか。みなさんも疑問の部分があるんですよ。それがこのプロジェクトの話をもらったときに感じたんですよ」と、尋ねる。

　すると、三崎氏は「去年の5月にTVに出演させて頂いて、過剰な表現はあったかもしれませんが、ものすごく大変でした」と、語りつつ自身が経営者として活動すると同時に水面下では投資家としても活動していたことを語りだし「若者たちに投資した会社がいま大きくなって、芽が出ているんです。そこで救われたと言うか。自分が出資しした会社が大きくなったことで助けられました。今回は支援で出資ではなく、助成金なのでお金を差し上げる形ですけど、人に支援することは素晴らしいなって綺麗事抜きで助けられたなと思います」と、説明していた。

　そして三崎氏から「基金の発表ができたことを嬉しく思っています。これから行動が伴って若者を笑顔にしていきたいと思います。進捗の状況も発表させて頂きたいなと思いますので、みなさんも見て頂ければと思います」と、メッセージを寄せていた。