『アイドリッシュセブン ファン感謝祭vol.5 Welcome!愛なNight!!』昼公演が14日、大阪・オリックス劇場で開かれ『IDOLiSH7』から二階堂大和役の白井悠介、和泉三月役の代永翼、四葉環役のKENN、七瀬陸役の小野賢章、『TRIGGER』から八乙女楽役の羽多野渉、九条天役の斉藤壮馬、『Re:vale』から百役の保志総一朗、千役の立花慎之介が登場し、ファンたちと一緒に盛り上がった。
2020年4月にTVアニメ2期の放送も控え、ますます盛り上がりを見せる『アイドリッシュセブン』。今回で5回目となるこのファンイベントは、初関西でのイベントなうえ、ファン感謝祭史上最多数のキャストが登場するということもあり、ファンの注目度も熱気も高いものに。
イベントはキャスト紹介のオープニングムービーで開幕。スクリーンにイベントタイトルが映し出されると、キャスト達が順に登場した。白井の「全国のマネージャーのみんな、こんにちは!」のあいさつに、ファン達が大きな拍手で応える。
最初の自己紹介では、KENNが環のように「うるせー!」と言い出し代永に「嬉しいだろ」とツッコまれるくだりがあり「嬉しいけど」と、KENNも笑う。全員の自己紹介が終わり、白井が「ついに!初の関東以外での開催です!!大阪にやってきたぞーー!!!」と嬉しそうに言ったのを手始めに、ほかのキャストも「大阪だー!」など声を張り上げ意気込みのほどを。
最初のコーナーは、アニメ2期の第1話先行上映に。小野から、アニメ2期のタイトルが『アイドリッシュセブン Second BEAT!』に決定したと発表が。第1話の注目ポイントとして、白井が「カメラアングルとか結構今回は匂わせてますよ」とコメントし、羽多野も「瞬きしないで観てほしいね」と応え、上映が開始。
第1話の上映が終わると、『ボクの愛を語らないと!』のコーナーへ。トークテーマは、今しがた上映された2期第1話について。話題となったのは、今回から本格的な登場となる『Re:vale』のこと。あいさつに来る『IDOLiSH7』に怖い先輩を演じる百と千のシーンでは、保志が「もっと怖く」と何回かやり直しがあったそうだが、「根が怖くないからあれが精いっぱい」と、会場にいる全員を笑わせた。
また、第1話には登場しなかった『TRIGGER』だが「先輩が出てきたことで作中での立ち位置が変わること」「カッコいいだけじゃないむき出しの感情をいろいろと見せてくれる。のちのちのシナリオが楽しみです」と、斉藤のしみじみしたコメントに羽多野も大きくうなずいた。
第1話について語った後は、感謝祭用に書き下ろされた朗読劇へ。内容は、サンタゾンビの怪談で陸、環、三月を怖がらせる大和。サンタに扮してお祝いにやって来た楽と付き添いの天。サンタの格好でアイナナにドッキリを仕掛けにいく百と千、といった、クリスマスにちなんだ物語が展開。誤解が誤解を生むテンポのいいストーリーに、会場からはどこからともなく笑い声が。ラストでは、百と千のドッキリとして、マネージャーのペンライトをイルミネーションに見立てる、といった演出もあり、朗読劇は大盛況の形で幕を閉じた。
続いては、キャストによるチーム別対抗戦『チーム対抗!太鼓の達人チャレンジ』コーナー。くじ引きによってチームと楽曲が決まり、まず挑戦したのは小野とKENNチーム。楽曲は『WiSH VOYAGE』で、早速おにモードでプレイを開始。息ぴったり度は68%となった。
2番目は羽多野と保志チーム。こちらもおにモードで『NATSU☆しようぜ!』をプレイし、息ぴったり度は69%となった。3番目は白井と立花チーム。小野がプレイ中の白井に「好きな食べ物は?」などと質問をしながらも、「NO DOUBT」での息ぴったり度
は61%となった。最後は、代永と斉藤での『Heavenly Visitor』。息ぴったり度は66%。結果、優勝は羽多野、保志チームとなり、大阪で人気の「りくろーおじのチーズケーキ」が優勝商品として贈られ、大賑わいでゲームコーナーは終了。そのまま次のコーナーへ、と思いきや、ここで最新のミュージックビデオ『Crescent rise』『Re-raise』が上映され、大画面での映像に会場は歓喜に沸いた。
ミュージックビデオが終わり、マネージャー達の興奮も冷めやらぬなか、キャストによる告知が開始。12月24日に発売が決定されている、千の歌う『Wonderful Octave』のジャケットが公開。CDに関して立花は「千がラジオをするとどうなるのか、その辺り楽しんでもらえると思います」と、コメントを寄せる。2020年1月8日から4週連続で発売されるグループシングルや、同2月5日発売予定の『アイドリッシュセブン2nd LIVE 「REUNION」』のBlu-ray&DVDについても触れ、さらには同2月5日から全国3会場で行われる『REUNION』の展覧会でのグッズについても一部写真が公開。ほかにも、2期の放送に向けて1月2日から1期の再放送が決定したこと、12月15日11時から各地の大型ビジョンで『2019 BLACK OR WHITE』の特別映像が流れること、アプリ内で行われる「ストーリースタンプラリーキャンペーン」開催のお知らせも。
そんな怒涛の告知ラッシュとなった最後は、一番くじの新情報。2020年4月に新しい一番くじ発売が決まったとのことだが、なんと今回はすみっコぐらしとのコラボと発表。デフォルメされたアイドルとすみっコたちとの描き下ろしビジュアルに、マネージャー達はもちろん、キャスト陣も「可愛い」と和んでいた。
感謝祭も終わりに近づき、キャスト陣がイベントの感想や、マネージャー達に向けて一言を述べる際は、白井が「おおきに」と関西弁で締めたり、代永が「次は『ŹOOĻ』もいるんじゃないかと楽しみです」、小野が「今年はアイナナイヤーでした。来年もすごいアイナナイヤーになるんじゃないかと思います」などファンを歓喜させた。
最後は8人による『Welcome, Future World!!!』で、感謝祭昼の部は締めくくられた。
■昼公演エンディングコメント
○保志総一朗
大阪でこんなにたくの楽しいメンバーとやれて、また前回に続いて『Re:vale』はフルメンバーでの参加ができてよかったです。今後も応援のほどよろしくお願いします。
○立花慎之介
『アイドリッシュセブン Second BEAT!』の第1話を見ていただきましたが、これから登場人物がどんな風に動いていくのか、僕らもオンエアを楽しみにしておりますので、応援のほどよろしくお願いします。また、大神万理役の興津からも「いつもマネージャーのみなさまに遊んでいただいてうれしいです」とメッセージを預かりました。今回参加できなかったメンバーともどもよろしくお願いいたします。
○羽多野渉
アイナナ感謝祭ということで、こうやって感謝を伝える機会があることは、とても幸せだと思います。アニメも、プロフェッショナル達が愛情をぎゅっと凝縮させて作っておりますので、TRIGGERの登場も楽しみにしていてください。
○斉藤壮馬
感謝祭ではこんなに長い時間をいただけたと思ったのに喋り足りない、遊び足りないくらいでした、アイナナの魅力を僕らが一番先にお伝えしていくとともに、盛り上げていければと思います。
○白井悠介
いろいろ発表もありましたが、12月15日の11時から各地の大型ビジョンで流れる『2019 BLACK OR WHITE』の特別映像が本当にかっこいいので、覚悟して観てください。無理のない範囲で足を運んでいただけると嬉しいです。またこういう機会があれば、みんなにお会いしたいです。
○代永翼
地方や海外にも行きたいねと話をしていたので、今回関西に来ることができて感激ですし、それはみんなの応援のおかげです。いつも本当にありがとうございます。アイドリッシュセブン、みんなの応援でさらに大きくなっていけると嬉しいです!
○KENN
全力で楽しかったかー!? オレも全力で楽しかったー! おなかがすいたー! この後いっぱいご飯食べて、この次も全力で頑張る! ありがとうございました!
○小野賢章
久しぶりの感謝祭で、アイナナという作品のパワーとみんなの愛情を感じることができました。直にみんなとお会いして、アイナナの話を思う存分できたのがすごくいい時間になりました。来年もアイドリッシュセブンと一緒に歩んでいけたら、ぜひそれをみんなと共有させてください。
※記事内写真は(c)BNOI/アイナナ製作委員会