岡村隆史ANN歌謡祭ラストはToshI呼びかけでaiko、May J.、知念里奈、高須院長ら＆1万2000人がXジャンプな激アツステージ！歌唱にも「涙が出そう」と満足げ【後編】

ANN歌謡祭が開催！

　【前編（岡村隆史ANN歌謡祭に1万2000人のファン熱狂！aiko、知念里奈、ロバート秋山、May J.、八代亜紀、ニューヨークが持ち味フル発揮のパフォーマンス）から】

　『ニッポン放送 オールナイトニッポン50周年 岡村隆史のオールナイトニッポン歌謡祭 in 横浜アリーナ 2017』後半のaiko終わりでは、岡村の歌唱コーナーへと移るための転換が。ここでaikoが岡村登場までの間をつなぐため『カブトムシ』をアカペラで歌唱するという、観客たちには嬉しいサプライズも。

　そこから、岡村がレザージャケット姿で現れ『2億4千万の瞳』『TAXI』の2曲を披露するとバンダナを頭に巻きアコースティックギターを片手に『魂の叫び』コーナーを開催。番組で常連のハガキ職人たちによるネタの後には『乾杯』の替え歌を歌い上げ、場内を爆笑の渦で包んだ。

　続くコーナーでは、以前番組で開催された『オカチェラーJAPAN』企画コーナーから、ぱいぱいでか美とリスナー代表に選出されていたユウさんが登場。これは岡村にもサプライズだったようで、突然の登場にうろたえ気味。

　そして盛り上がりも最高潮を迎えた終盤、『X JAPAN』のToshIが登場。『CRYSTAL MEMORIES』で美声を響かせた後に、ToshIが「ON VOCAL “TAKASHI”！」とコールすると岡村が登場。しかも、岡村はToshIから昨年末の紅白歌合戦の衣装と、ライブでかけているサングラスを借りてのそっくり仕様！

　ToshIは今回の参加へ「岡村さんのファンなので楽しみにしていました」と言いつつ、「リハーサルはスパルタにやりました。僕の歌の真髄を伝授しました」と、技術を注ぎ込んだとのこと。その成果を見せる楽曲は『X JAPAN』の代表曲の1つ『紅』。

　こちらの歌唱はToshIも「なぜか同じように歌っているはずなのに奇跡のハモリでしたね」と言わしめるほど綺麗にハモる様子も！しかも、歌唱中にド派手な炎演出があり、岡村とToshIが肩を組んで客席の近くを練り歩く様子もみせていたがToshIは「正直『X JAPAN』より炎が多い（笑）」とも話していた。

　さらに、もう1曲ToshIが「この曲は心を込めて歌ってもらいたくて」といい、岡村が厳しく指導されたという、『Forever Love』へ。こちらは、岡村のためにキーを少し下げたもので、会場中が固唾をのんで見守る中、ハラハラする部分もあったが、岡村はしっかりとした歌唱！これにはToshIも演奏中に岡村を称えるような笑みが浮かび、及第点といった様子だ。

　熱唱を終えた後にも岡村へ拍手を送ったToshIは、「真面目にピアノを弾きながら涙が出そうになりました」と、感動を伝えると、岡村も胸をなでおろす。さらに、『Forever Love』という難しい曲をどちらからオファーしたのかも語られることとなり、岡村から同曲はToshI単独での歌唱だったはずが「ToshIさんが『岡村さんもどうぞ』と言ってくれたんです」と、事情を明かし、最後はToshIから岡村にハグするエモーショナルな瞬間となった。

　その後は岡村の親友である鈴木健介氏による『もしもピアノが弾けたなら』の歌唱や、気の置けない者同士のトーク、『ホブルディーズ』の『月夜の星空』と締めの方向になり、終演を迎えた……かと思いきや、ラストにさらなるドラマが待っていた。

　全員が一斉登壇した際に、岡村からToshIに「もう一曲お願いしていいですか？」と、なんと『X JAPAN』の『X』をリクエスト！これを快諾したToshIは、岡村をはじめ知念里奈、ニューヨーク、『ロバート』秋山竜次、May J.、高須クリニックの高須克弥院長、aiko、鈴木氏らとXジャンプをしながら絶唱するという後にも先にも観られなさそうな光景が！

　曲中にはToshIが「お前らの好きな岡・村・隆・史だ！！」と、絶叫したり歌詞も少し替え「てめえの心をぶっ壊してやる！」とノリノリ！ついにはToshIが、岡村に頭からペットボトルの水をぶっかけ、カラになったボトルを客席に投げ込むという激アツなステージング！1万2000人の観客たちもXジャンプを飛びまくりToshIがゲスト1人1人にマイクを向け「We are？」と言わせ、客席から「X！！！」と返るコール＆レスポンスが飛びまくり横浜アリーナはまさに熱狂状態となっていた。

　歌い終えた後、ToshIは岡村に水をかけたことに、「エキサイトしました」と、苦笑いするなか、『岡村隆史のオールナイトニッポン歌謡祭2018』が来年10月28日に開催されることも大発表！ラストはおなじみの番組終了コール、「わーわーいうとります。お時間です、お時間です」「さようなら」と岡村と観客でコール＆レスポンスとなり終演を迎えていた。